連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン110 かよが教えてあげる蓮さまは生徒 / 伝助の頼みとは!?>

本日放送分の「花子とアン」第110話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(110話)のおさらい】

110

 

ふらりとかよの働く屋台に顔を出した蓮子は「私、今夜は帰りたく
ない」
と言った後、姑のことで愚痴をこぼし始めます。

 

いつもおっとりしている華族出身の蓮子には、まだ平民の生活のス
ピードに全然ついていけないようでした。

 

自分としては精一杯急いでやっているつもりなのに、家事の全ても
しゃべる言葉さえも「遅い!」と浪子から指摘されてしまい、ショ
ックを受けたという蓮子。

 

「家事は“慣れ”だから大丈夫」かよは蓮子を励ますのでした。

 

蓮子は料理や家事の上手なかよに思い切って「私の先生になって下
さらない?」
とお願いします。

 

☆★_ ☆★_

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こうしてかよはとりあえず1日だけ浪子の留守にしている宮本家に
お邪魔して蓮子の家事の先生をすることにします。

 

洗濯ものの乾し方や、包丁さばき、料理の味付けなど、かよは蓮子
のプライドを傷つけることなく優しく丁寧に教え、蓮子も楽しそう
に習っています。

 

 

蓮子はかよに今後もちょくちょく家事を教えに来てほしいとお願
いすると、かよ「昼の仕事がない日なら」と快くOKします。

 

かよは昼間は食堂、夜は屋台と働きづめでしたが、じっとしている
と郁弥のことを思い出して暗い気持ちになるので、忙しくしている
方が気が紛れて良いと考えているようでした。

 

☆★_ ☆★_

郁弥のことで落ち込んでいる、と言えば平祐も相変わらずで食事も
ろくにのどを通らない有様でした。

 

平祐

「明日は必ずくるもんじゃない。郁弥を失ってから、強くそう思う
ようになった。」

 

 

☆★_ ☆★_

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さて、かよに手伝ってもらって、料理を完成させた蓮子は嬉しそう
にしています。

 

蓮子

「あんまり上手にできすぎると誰かに作ってもらったとわかっち
ゃうかしら?」

 

しかしいつの間にか、浪子が帰って来ていて後ろから「もうわかっ
ちゃいましたよ!」
と声をかけます。

 

蓮子は、回りくどくかよを紹介し、せっかちな浪子の機嫌を損ねま
すが、めげずにかよから料理を習っていたことを説明します。

 

 

浪子は蓮子に「あなたにも学ぼうなんて気持ちがあったのね」など
と嫌味を言いながら料理を味見すると、おいしい味付けに感心する
ことしきりで、かよ「蓮子の料理の先生になってくれ」と改めて
お墨付きを与えるのでした。

 

☆★_ ☆★_

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その頃、花子は近所の子どもたちを前にして『王子と乞食』を読み
聞かせています。

 

英治は自ら考えた単行本の装丁を花子と子供たちに披露し一同は盛
り上がっています。

 

 

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

その晩、花子は仕事から帰ってきたかよにも得意げに英治の装丁を
見せます。

 

花子

「…こういう洒落た装丁なら郁弥さんも喜んでくれるわね。」

 

しかしかよは喜ぶどころか一気に暗い表情になり「ほんなこんして
も意味ないじゃん!」と切り捨てて部屋に行ってしまうのでした。

 

 

花子と英治はかよが単行本については快く思っていないことを知り、
どうしたものかと考えるのでした。

 

☆★_ ☆★_

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翌日も蓮子の先生をするために宮本家を訪れているかよでしたが、
あからさまに元気がありません。

 

蓮子はかよの家事の知恵に感心しきりでしたが、かよがあまりにも
露骨に落ち込む表情をみせるので事情を聞いてあげます。

 

 

かよ

「お姉やんたち、『王子と乞食』の単行本を作ろうとしてるです。
お姉やんたちは郁弥さんの夢をかなえようとして頑張ってる。ほれ
でも郁弥さんは、郁弥さんの時計はあの日からずっと止まったまん
ま。前に進まんきゃ行けんのかな。おらはこのまま止まっていてえ、
郁弥さんのいた時間に。」

 

☆★_ ☆★_

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その頃、村岡家には今となっては珍しい客・嘉納伝助が訪ねてくる
のでした。

 

 

伝助は自分宛てに届いた英語の手紙を花子に訳してもらいます。

 

しかしそれは過去に遊んだ外国人の踊り子の手紙だったようでした。
(そうと知って慌てて手紙を取りかえす伝助。)

 

伝助は話題を花子の翻訳本のことに移すのでした。

 

花子は、(『王子と乞食』の単行本の)出版はもちろんしたいけど、
時節的に難しいと伝助に説明します。

 

伝助はその昔、蓮子が花子の本を夢中になって読んでいた光景を思
い出しこう言います。

 

伝助

「本ちゅうのは読む者を夢見心地にするとやろね。」
花子(嬉しそうに)

「はい」
伝助

「ムッフッフッフ。東京はこげな有様やき、こげん時こそあんたの
本を待っちょる人がほかにも大勢おるとやろね!

 

 

花子は伝助の言葉に力づけられるのでした。

 

ここで伝助は、突然机から乗り出して花子の顔をジッと睨み付け、
「もう一つ聞きたいことがある!」と切り出します。

 

 

伝助が聞きたいのはもちろんあの人の事でしょう。

 

<次回へ続く>

 

【次回第111回のあらすじ】

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

伝助(吉田鋼太郎)は花子(吉高由里子)に、蓮子(仲間由紀恵)は最近どうしているかと問いかける。その夜、家族とけんかして家を出て来た醍醐(高梨臨)が村岡家を訪れ、しばらく居候することに。醍醐はそこから連日蓮子(仲間由紀恵)の元を訪れ、取材を頼みこむ。一方、伝助の言葉に背中を押され、『王子と乞食』出版の決意をあらたにする花子と英治(鈴木亮平)に、醍醐は「クッキーを焼きましょう」と不思議な提案をする…

【感想】

郁弥のいた時間にこのまま留まっていたい、というかよでした。

人の生死は決して軽いものではないので、それはそれで「然もあり
なん」
という気がします。

まあ欲を言えば、ドラマの中で、郁弥とかよが仲良くしていた場面
や、かよが郁弥に思い入れるような描写はそんなにはなかったよう
に思うので、かよがそこまで引きずるのがちょっと説得力に欠ける
ようにも感じられました。

☆★_ ☆★_

伝助は自分の身の回りにいくらでも英語のわかる部下はいるでしょ
うになぜか手紙を花子に訳してもらおうとするのでした。

要するに蓮子がどうしているのか聞きたくて上京したというのが恥
ずかしくて、とりあえずそのへんにあった手紙を持ってきてみた、
という図なのでしょうね。

何となく『王子と乞食』単行本は伝助がスポンサーになりそうです
ね。

☆★_ ☆★_

カフェ・ドミンゴが焼失してしまったので、今度は、事あるごとに
みんながこぞって村岡家に集まりそうですね。

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):はなの妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友、宮本の妻
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本浪子(角替和枝):龍一の母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の元夫、石炭王

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ

ナレーション(美輪明宏)

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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