連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン125 もも胸中激白「どうしてこんなに違うの!」 / ももの絵>

本日放送分の「花子とアン」第125話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(125話)のおさらい】

125

 

ももが上京してきたことを知り、かよと吉太郎も村岡家を訪ねてき
て、安東家が全員揃うことになりました。

 

テーブルに並んだ夕食を囲んで座る一同。

 

この日の料理はすべてももが作ったものでした。

 

一同はももに北海道の事や旦那のことを聞きますが、ももは言葉少
なに答えるだけです。

 

花子が、ももが旦那に先立たれたことを知らせると、ふじははもも
の苦労を想像し、いたわりの言葉をかけています。

 

 

家族の会話の中でももは瞬間的には笑みを浮かべますが全体的には
沈んだ表情のままでした。

 

☆★_ ☆★_

タイム

 

夕食後、兄妹たちはかよの店でコーヒーを飲むことにします。

 

かよは店を兄妹だけで「貸切」という形にしたかったようですが、
最近、常連客になった画家もやって来ているようでした。

 

ももは初めて飲むコーヒーに渋い顔をしています。

 

 

☆★_ ☆★_

村岡家に残った吉平夫婦は、すっかり暗い表情になってしまった
ももがどんなひどい暮らしをしてきたのだろうかと考えを巡らせて
います。

 

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

もも

 

北海道にはもう戻る必要はない、と励ますかよと花子。

 

花子

「もも、お姉やんと一緒に暮らそう。英治さんは優しい人だから、
何も気にしなんでいいだよ。オラ、もっとももの事わかってやらん
きゃいけなんだ」

 

 

 

もも(さえぎるように)

「お姉やんにはわからんと思う。あんなにいい暮らしして、
立派な仕事して、旦那さんにも大切にしてもらって。幸せな
お姉やんには私の気持ちなんてわかりっこない!」

「どうしてこんなに違うんだろう。同じお父とお母から生ま
れたの
に…」

 

 

 

吉太郎

「もも。オラも昔、同じこん考えたことがある。はなは東京の女学
校行って最高の教育受けているに、何で長男のオラが地べた這いつ
くばって百姓やってるずらかって。あの頃はお父を恨んでた。あの
人は口では人間は平等だとか言ってるけんど、はなだけを特別扱い
しただ。」

「もも、いいから全部ぶちまけちめえ。腹ん中に溜まってるこん言
っちめえ。何で逃げてきたのかも全部話してみろし。」

 

 

 

もも

「食べるものも着るものもなくて、本当に冬は辛かった。雪ん中、
裸足で仕事をしたり。それでもまだあの人が生きてた頃はがんばれ
た。みんなで必死に土地耕してれば、そのうち楽な生活ができるよ
うになるって信じて。来年こそは、来年こそは、って頑張ってた…」

 

 

 

しかし、ある時を境にももの旦那は身体を壊して働けなくなってし
まったのでした。

 

とたんに旦那の親兄弟はももたちに冷たい態度を取り始め、薬も買
えないし貸してももらえないももの旦那は、それからすぐにこの世
を去ることになり、結局、旦那の葬式も出してやれなかった、と
は言います。

 

旦那に先立たれた後についても、ももは語ります。

 

もも

「誰も助けてくれなくて、住む家もなくて、馬小屋で寝
てた。」

 

 

ある時、街に出たももは、花子のラジオ放送を耳にします。

 

もも

「…その時思った。あたしにはこんな立派なお姉やんが
いるのにこんなところで何やってるんだろって。」

「けど…。お姉やんにあったらもっと惨めな気持ちにな
った。お姉やんがうらやましくて、うらやましくて…。
なんでオラとこんなに違うだって!」

 

 

 

ももは沸きだす自己憐憫の感情に圧倒され涙を流します。

 

吉太郎は「もうわかった」とばかりに、ももの肩に手を置くので
した。

 

花子はももの言葉をどう受けていいのか戸惑いもあったでしょうが
目をつむって彼女の言葉を噛みしめています。

 

 

☆★_ ☆★_

はなこ

 

店にはかよももを残して、吉太郎と花子は先に店を出たようでし
た。

 

村岡家に一足先に帰った花子は、吉平とふじももの話を聞かせる
のでした。

 

吉平は、半ば無理やりももに北海道行きを勧めていたこともあり、
「全部オラのせいだ」と今更ながらに後悔しているようでした。

 

 

「ももを甲府に連れて帰る」という吉平に、花子は待ったをかけま
す。

 

花子

「甲府に帰ってもももは肩身が狭いだけじゃん。ここで一緒に暮ら
す。今のあたしがあるのは家族みんなが働いてる中、あたしだけ思
いっきし勉強させてもらったからじゃん。ももにも感謝してるだ。
ほれを少しでも返したいの」

 

英治

「ボクからもお願いします。」

 

☆★_ ☆★_

がか

 

かよの店に残ったももを、画家がスケッチしています。

 

 

画家は出来上がったスケッチをももにプレゼントすると…。

 

その絵があまりにも芸術的というか、現実とはかけ離れれている感
じで、かよももはその絵をみて思わず吹き出すのでした。

 

 

 

「ももが、ようやく昔の笑顔をみせてくれました云々」というナ
レーションが入る。

 

<次回へ続く>

 

【次回第126回のあらすじ】

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

もも(土屋太鳳)を村岡家に迎え入れたいと願う花子(吉高由里子)は、かよ(黒木華)の店へ説得しに行くが、もものかじかんだ心は解けないまま。花子は仕方なくラジオ局へ向かう。かよと暮らそうと思い、村岡家へ荷物を取りにやって来たももに、英治(鈴木亮平)は花子の新しい本を持って行って欲しいと話す。本を取りに書斎へ来た英治は、花子がラジオ局へ必ず持って行くある“お守り”を忘れていることに気付く…

 

【感想】

花子先生の人生は、ドラマの上では、途中悲しいこともあったけど、
全体的には順風満帆に来ているように思います。

子どものころから「一家の希望の星」などと言われ、それこそ幸運
が向こうの方からやって来るような素晴らしい人生の瞬間の連続で
した。

しかし、ここへきて「同じ両親から生まれたのにこの違いは何?」
と、ももに痛い指摘をされてしまうのでした。

そして、吉太郎も同じ思いをしてきたと、花子の前で告白します。

吉太郎は、子どものころからその気持ちをジッと押し殺してきま
したが、花子本人の前で「俺もそう思ったことがある」とついに
口に出したところが印象的でした。

花子が、今後兄妹の気持ちにどのように答えていくのかが注目で
すね。

☆★_ ☆★_

ももを演じる土屋大鳳さんはしっとりとした声がいいですね。

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
有馬次郎(堀部圭亮):JOAK東京放送局の看板アナウンサー
黒沢一史(木村彰吾):JOAKラヂオ組制作部社員
漆原光麿(岩松了):JOAKラヂオ制作部長
宮本もも(土屋大鳳):花子の妹

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ

ナレーション(美輪明宏)

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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