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<花子とアン146 終戦、そして純平は帰らぬ人に!悲しみの母・蓮子の怒りの矛先>

本日放送分の「花子とアン」第146話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じていただくことをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(146話)のおさらい】

146

 

太平洋戦争は本日冒頭の1分くらいで東京大空襲から広島・長崎の
原爆投下までナレーションとそれらしき映像でちゃちゃっと済まさ
れてしまい、本編は1945年8月15日の戦争の終結をを知らせる玉
音放送を村岡家の皆がラジオの前に座って聞くところから始まりま
す。

 

旭は泣き崩れ、英治は「戦争は終わったんだ。日本は負けた」と美
里に説明します。

 

花子も鎮痛な表情をしています。

 

 

☆☆_ ☆☆_

<宮本家>

 

同じく宮本家でもラジオを聞いています。

 

龍一は満足げに「明日からは戦争はないんだ」と富士子に説明して
います。

 

蓮子は終戦と知って純平の帰りを待ちわびるのでした。

 

蓮子

「…戦争は終わったんですもの。戦争で死ぬことはもうない
んですもの」

 

☆★_ ☆★_

<再び村岡家>

 

 

村岡家では防空壕にしまった花子の洋書を皆で出しています。

 

洋書はまるでピカピカの新品の木箱に収められて保管されていた
ようでした。

 

もちろん花子はご満悦です。

 

かよは村岡家の洋書が防空壕にあったことを知って喜んでいるの
が何とも不思議。

 

(婦人会でのガサ入れの一件などの非礼を花子に詫びを入れたので
しょうか?)

 

花子は洋書の中から、かつて郁弥にもらった『王子と乞食』の原書
を見つけ、形見としてかよに渡します。(なんで今頃?)

 

 

でもかよ「この本が残っててよかったと、とても嬉しそうに言
うのでした。

 

もし、婦人会のガサ入れ(焚書処分)の時にこの本が出てきたら、
それがかよ「踏絵」となったことでしょう。

 

☆★_ ☆★_

さて、戦後の食糧事情は厳しく、旭が闇市に食料を物色しに行って
も購入できるものはないようでした。

 

ももは北海道から逃げてきて以来、あまり甲府の実家とはコンタク
トを取っていないように描かれていますが、この時ばかりは、食べ
物には困っていない様子の甲府の実家に食料を分けてもらいに行こ
う、と提案するのでした。

 

かくして、英治、旭とももが甲府へ赴くのでした。

 

甲府では年老いた吉平とふじが東京のみんなの分の食糧をたんまり
と用意しています。

 

 

地主でもなく、これまでだって極貧の中あえいできた山梨の安東家
がいつの間にかどうしてこんなにも裕福になったのかは全く説明が
ありませんでした。(どうして?)

 

甲府の安東家で話題が吉太郎になった時、彼のことを知る者は誰も
いませんでした。

 

吉平は戦争と軍国主義が終わってしまえば軍の人間や特に憲兵はひ
どい目に遭うだろうと心配するのでした。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

一方、花子はと言えば、やっぱり原書と辞書1冊だけで、ほかに何
かを調査したり訳語をあれこれ迷うことなど全くする気配も見せず
に、たんたんと『Anne of Green Gables』の翻訳を進め、あっ
さりと終わらせてしまうのでした。

 

 

『アン』の物語を完成させた花子はご満悦の表情をしています。

 

☆★_ ☆★_

junpei

<宮本家>

 

蓮子は純平の帰りと今か今かと待ちわびていたのですが、突然の来
客によってそれは閉ざされてしまいます。

 

客人は純平がもはや生きては帰らないという知らせを持ってきた男
だったのです。

 

蓮子は手紙を持ったまま動きを止め、手紙を後から読んだ龍一は富
士子に純平が爆撃に遭って命を失ったことを説明します。

 

龍一は息子を失った大きな悲しみがストレートには表面に出ないよ
うでした。

 

蓮子は我が息子が生きて帰ってくるということを頑なに信じようと
しています。

 

蓮子は一晩中、縁側に佇み、半ばあきらめと苦しみの気持ちを抱き
ながら純平の帰りを待ちます。

 

龍一は苦悩する蓮子の姿をじっと見守るのでした。

 

次の朝、龍一がふと眠りから目覚めると、縁側で座る蓮子の髪の毛
が一夜にして真っ白
になっています。(ドラマだから?)

 

☆★_ ☆★_

houmon

<村岡家>

外から慌てた様子で帰ったかよは闇市で純平が帰らぬ人となったと
いう噂を聞いたと花子に言うのでした。

 

花子はいてもたってもいられなくなり、過去のわだかまりを捨てて
宮本家を訪ねるのでした。

 

戸をノックしても蓮子はなかなかでてこず、花子が諦めようとトボ
トボ帰ろうとすると、ガラガラっとドアが開いて白髪になった蓮子
が険しい表情で出てきます。

 

蓮子は怒りの表情で花子がラジオで少年たちを戦争に駆り立てる放
を責めるのでした。

 

蓮子

「花ちゃん、あなたが純平を戦地へ送ったのよ。あなたはラジオで
日本中の子どもたちに語りかけてたじゃない。“お国のために命を捧
げなさい”と。あの子を返して。純平を返してちょうだい!」

 

 

花子はどうしていいかわからず、ただ、きょとんとした表情に終始す
るのでした。

 

<次回へ続く>

【次回第147回のあらすじ】

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)から純平(大和田健介)が死んだのはあなたのせいだと言われ、花子(吉高由里子)がしょう然としながら帰宅すると、家の前に吉太郎(賀来賢人)が立っていた。終戦後、連絡が取れていなかった吉太郎はみんなの近況を確かめたきり押し黙ってしまう。花子が防空壕にしまっていた菓子を手に戻って来ると、すでに吉太郎の姿はなかった。闇市で偶然に吉太郎を見かけた醍醐(高梨臨)は声をかけお互いの無事を喜ぶが…

 

【感想】

蓮子は息子を失ったあまりのショックに1夜にして髪が真っ白
になってしまったという。

普通にはありえないような気もしましたが、ドラマの世界なの
でそういうのもありなのでしょう。

その他の今日の感想のほとんどは本文中に入れてしまいました!

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
村岡美里(三木理沙子):村岡家の養女
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本純平(大和田健介):宮本家長男
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那
益田直子(志村美空):ももの子供
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ

ナレーション(美輪明宏)

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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