ごちそうさん おいしい伝言クリップマグネット [ん][ 6:ゴチコ ] 連続テレビ小説 [ガチャ]「GOCHICO」(単品販売)

 

<ごちそうさん150 悠太郎との至福の時間再び!豚はとんずら「ブヒブヒ」。
源太のプロポーズ>

 

「ごちそうさん」最終回(150話)のおさらいをしていきますね。

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

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【今日(150話)のおさらい】

 

夜、突如現れた竹本教授と謎の男。

 

め以子はとりあえず二人を蔵座敷にあげて、お茶を出します。

 

男は改めてみるとかなり身長(というか座高)が高いお人のようです。

 

竹本教授は並んで座っている男の顔をうっとりとした面持ちで、
じっと見つめています。

 

どこからどうみても怪しい二人。

 

お静は小声で「どないなお二人なん?」と泰介に聞きます。

 

泰介は大男をポカンと見つめながら首を横に振っています。

 

男は聞こえたのかお静をチラっと見ます。

 

(お静は「聞こえちゃったかしら」という顔をする。)

 

突如として竹本教授はめ以子の方に振り向きズバっと言います。

 

竹本 (今回は上機嫌の面持ちな竹本教授)

「さあ!じゃあ、頼んだぞ!奥っ!!カレーを作れ!!」

 

テーブルには二人が持ってきた大きなビン詰めのカレー粉がドンと
置かれています。

 

め以子(困った顔で)

「いや、今からはお時間が…」

 

(美しい声で)

「ここはカレーの女神の神殿とお伺いしました。」

 

竹本教授は男が話すやいなや、バッと男の顔をうっとりした表情
で見つめます。

 

竹本(またバッとめ以子のほうに振り向きなおして)

「そうだ!!つべこべ言わずにつくれ!!」

「つくったら、あいつも匂いにつられて帰ってくるん
じゃないの
か!」

 

め以子(困った表情で)

「い、いや、犬やないんですから~。」

 

竹本教授、また男のほうに振り向き、ニコッと笑う。

 

☆☆_ ☆☆_

ウグイスのなく晴天の翌朝。

 

馬介は店に「本日休業」の貼り出しをしています。

 

店の中では、みんなが集まって甲子園大会の観戦に行く準備をして
います。

 

しかしお店にはめ以子の姿がありません。

 

なぜなら、この日は復員列車が到着する日だったからです。

 

め以子は復員列車が到着する日には、いつも駅まで悠太郎を迎えに
いっているのでした。

 

泰介

「お父さん戻ったらいっしょに駆けつけるって!」

 

そして、室井も、連載「阿呆の佛」の最終回の原稿を仕上げなくて
はならないため甲子園に行きたくても行けません。

 

室井

「僕もやっぱり行く!せっかくの甲子園だもん!!」

 

甲子園に行きたい衝動には勝てず仕事を放っぽり出そうとしますが、
娘のあやめはそんな室井を店のイスにロープで縛り付けて抜け出せ
ないようにしています。

 

泰介は、竹本が持ってきたカレー粉でめ以子が大量のカレーを作り、
それを駅で売りながら悠太郎を待つことにしたと、みんなに説明します。

 

泰介の話を聞いた源太は、みんなと一緒に甲子園にはいかずにめ以子の
いる駅へ向かうのでした。

 

☆☆_ ☆☆_

<駅前>

 

め以子は駅前にカレーの出店をつくって悠太郎の帰りを待っています。

 

フラッと現れた源太は「どないや?」とめ以子に声をかけます。

 

源太は、「一杯五十円」と貼り出されているカレーの代金をみて驚きます。

 

源太

「なんやお前!高っかいなぁ~!!」

 

め以子

「悠太郎さん戻ってきたら、パアッとただにするんや!」

 

☆☆_ ☆☆_

そこへ、駅で再会を果たしたらしい夫婦が通りかかります。

 

おんな

「あの~。これ、もうちょっと安ぅしてもらえませんか?
匂いたまらんで!この人、食べたいみたいで!」

 

め以子は少し考えますが、すぐにカレーを一杯つくって夫婦に差し
出します。

 

め以子(にっこり微笑んで)

「どうぞ!」

 

おんな

「あの、おいくらで?」

 

め以子

「あ、ええです。復員のお祝いです。」

 

おんなの旦那

「おおきに。いただきます!」

 

おんな

「すんません!ホンマ、おおきに!おおきに!!」

 

め以子の笑顔は輝いていました。

 

☆☆_ ☆☆_

室井は店で一人、「阿呆の佛」の原稿を書いています。

 

「阿呆の佛」はめ以子をモデルにした小説なのですが、今、室井が
書いている最終回の原稿は、現実のめ以子に起きている状況となぜ
かシンクロしています。

 

室井の書いている原稿

「お富士のその炊き出しは、復員兵をわんさと呼び寄せた。」

「お富士は”ごちそうさん”の声を山ほど聞いた。」

「だが、肝心の夫を呼び寄せることだけは、なぜかできないのだった…。」

 

☆☆_ ☆☆_

カレーはすべてなくなってしまいました。

 

め以子と源太は最後の一杯をそれぞれいただきます。

 

源太

「うまいなぁ、これ。通天閣が好きなのわかるわ!」

※”通天閣”は悠太郎のこと。

 

源太

「んあ~。うまかった!ごちそうさん!!」

 

め以子(深いため息をつく)

「ハァ~」

 

源太

「…なんや?」

 

め以子

「もう、聞かれへんかもしれんな~思うて。悠太郎さんの
”ごちそうさん”」

 

源太

「戦争終わって、まだ2年も経ってへんやろが!」

 

め以子

「うん。せやけどな…」

 

め以子はそう言うと、カレーの皿を置き、懐から悠太郎の手紙を出
しします。

 

手紙の裏にめ以子は、あとで悠太郎に知らせようと思った日々の出
来事を書き連ねていたのでした。

 

め以子(手紙を源太に見せながら)

「戻ってきたら話そ思うて、ええこと、話のネタ、書いとって
んけ
ど、書くとこ、のうなったんや。」

 

そう言うと、め以子は悲しそうな表情をします。

 

源太

「ほなお前、ワシといっしょになる?」

 

め以子(手紙を封筒にしまうのに一生懸命で半聞き状態。)

「んん?」

 

源太

「お互いひとりやし、ワシと所帯でも持つか?」

 

め以子(びっくりする)

「は?」

「は?」

「はあ!?」

 

「は、いや、ちょ、いや、だ、だっ、だぁっ、だ…」

 

源太

「なんやねん!その反応。」

 

め以子

「だだだだっ、だって、だっ、ありえんでしょうそんな!
私と源ちゃんがて!」

「いや、そやけど私、太ってへんやん!子供たちかて…」

「いや、大体、だいたい2年も経ってへんし!」

 

源太

「おう!せやからそう言うたやろが。」

 

め以子(ふと我に返る)

「あ。あ、ひっかけた?」

 

源太

「紙のうなったくらいでへこむなや。アカンたれが!!」

「お前はしゃあないの。惚れた弱みやねんから、ずーっと
ずーっと
待つしかないの!」

「けどまあ、ワシも一人やから、お前も一人で気張れや!」

 

め以子を励ます源太は少し寂しそうな顔をしています。

 

プロポーズの言葉は半ば本心から出たものでしょう。

 

 

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☆☆_ ☆☆_

この日も復員列車にはいなかった悠太郎。

 

め以子は重い足取りで屋台を引っ張り家に帰ってきます。

 

<ナレーション>

そうだね。覚悟しなきゃいけないのかもしれないね。

長期戦になること。ひょっとしたら、とんでもなく長い、とん…。

 

(…ナレーションがそこまできたときに突然、)

ブヒーッ!!

 

突拍子もなく、豚がめ以子の目の前を飛んできます。

 

豚はブヒブヒ言いながら、路地裏を向こうのほうへ歩いてい来ます。

 

すると、背後から聞き覚えのある男の声が聞こえてきます。

 

「捕まえてください!!」

 

男は軍服姿でのたのたと豚を追いかけていきます。

 

豚を追いかけてまたこちらに来た男はなんと悠太郎。

 

め以子(目の前の光景が信じられない様子で)

「こ、これ、ホンマなんかな?」

 

すると向こうから、捕まえた豚を抱いた悠太郎がニコッとしながら
こちらに歩いてきます。

 

悠太郎

「ただいま戻りました。奥さん。」

 

め以子(まだ半信半疑の状態)

「…おかえりなさい。」

「あの、あの、復員列車に乗ってはりました?」

 

悠太郎

「あ、あぁ。事情があって三日前に博多のほうに引き上げて
きたん
ですよ。」

 

め以子

「…そう…なん…ですか。」

 

悠太郎

「向こうで養豚場を経営されている方と知り合いになって、
もらう
約束をしてたんで、先にそちらに寄って豚もろうて
きたんです。」

 

「ブヒブヒ」

 

め以子(だんだん感情がこみ上げてきます)

 

「…なにやって…、なにやってるんですか!!」

「できるだけ早う戻るて言うたやないですか!」

「私が、どれだけ心配したて…」

 

悠太郎(さえぎるように)

「あなた、僕の手料理食べたい言うたやないですか。」

 

め以子の脳裏には悠太郎を満州へ送り出したあの雪の日のことが鮮
明に浮かび上がるのでした。

 

悠太郎(ニコッとして)

「…言いはったでしょ?」

 

め以子(うなずいたあと豚を見て)

「…それって」

 

「ブヒブヒ」

 

悠太郎

「一度だけ満州で子豚の丸焼きを食べる機会があったんです
けど、これが、ものごっつうおいしゅうておいしゅうて!」

「…どうしてもあなたに食べさせたくて。作り方も習うてき
ました!」

 

 

見詰め合う悠太郎とめ以子。

 

め以子は悠太郎が帰ってきた喜びの感情で一杯になり、涙があふれ
出てきます。

 

そして、それは悠太郎も一緒でした。

 

やがて熱い抱擁をかわす二人!

 

め以子(悠太郎を抱きしめ泣きながら)

「最高です。悠太郎さん!ええ豚です!ええ豚です!!」

 

悠太郎(め以子を抱きしめ感情に浸りながら)

「…腹いっぱい食べましょうね!」

 

め以子

「はい!!」

 

しばし抱き合い再会を喜び合う二人。

 

め以子はふと我に返り悠太郎が抱えていた豚がいなくなっているこ
とに気づきます。

 

め以子

「悠太郎さん、豚…。」

 

悠太郎

「ん?豚?」

 

あたりを見回しますが豚はすでに”とんずら”した後のようでした。

 

☆☆_ ☆☆_

夕方、「うま介」では甲子園観戦組が帰ってきて盛り上がっています。

 

試合談義で盛り上がる泰介と啓司。

 

ふ久はボールを手に取り「回転、こうかけてるんかなぁ?」
などと分析をしています。

 

師岡は大吉にボールを握らせています。

 

希子は仕事で甲子園には行けなかったようで残念がっています。

 

室井はまだ原稿が仕上がっておらず、娘のあやめにせかされています。

 

そこへめ以子を呼びに行っていた源太が、一人で帰ってきます。

 

桜子

「め以子は?」

 

源太

「たぶん、今日は来んのちゃうかなぁ。」

「みんなも帰らんほうがええんちゃうかなぁ…。」

 

源太の言葉に一瞬、静まりかえる一同ですが、次の瞬間、静けさは
歓喜の渦へと変わっていきます。

 

泰介

「もしかして!」

 

お静

「戻ってきた?悠太郎さん。」

 

希子(啓司と顔を見合わせて喜びの表情に。)

 

馬介と桜子も顔を見合わせ笑顔に。

 

ふ久(大喜びで大吉をみて)

「おじいちゃん増えるね!」

 

一同

「よかった~!!よかった~!!」

 

室井(原稿に書き込もうとして、あわてた様子で源太に聞く)

「どんな感じ?ねえ!それどんな感じだった?」

「再会したときって、二人、どんな感じだったの?」

 

源太

「そらぁ~もう、甘~い感じや!」

 

室井(いまひとつイメージがつかめずもう一度源太に聞く)

「それってどんな感じ?」

 

源太

「知らんがぁっ!」

 

(…一同大喜び!)

 

☆☆_ ☆☆_

そのころめ以子と悠太郎は二人で部屋にいます。

 

悠太郎はめ以子の報告を読んでにっこりしています。

 

め以子は念願のチョコレートをおいしそうに食べています。

 

悠太郎(め以子を眺めながら)

「おいしそうですね。」

 

め以子(うれしそうに)

「うん♡」

 

悠太郎(自分の分もめ以子に差し出し)

「これもあげます。」

 

め以子

「ホンマですか?チョコレートですよ!チョコレート!」

 

悠太郎(ニコッと微笑んで、め以子の手をとってチョコを握らせる)

「はい。どうぞ。」

 

め以子(幸せそうに)

「…ごちそうさんです。」

 

悠太郎(微笑んでうなずく)

 

…め以子は悠太郎は、二人でチョコを食べるこれ以上ないというほどの幸せな
時間を心から味わうのでした。

 

め以子

「おいしい♡」

 

☆☆_ ☆☆_

チョコの包み紙の裏にはカレー(か、オムレツ)の絵と「おわり♡」と言う文字
が書かれています。

 

さらに、

 

番組の最後に出てくる「今日の食いしん坊」はぬか床をかかえため以子と悠太郎の
写真が登場して、「半年間、おおきに!!」と書かれていました。

 

<めでたしめでたし!>

 

☆☆_ ☆☆_

【最終回の感想】

いやぁ、終わっちゃいましたね!

 

最後は悠太郎が帰ってきてめ以子の幸せな時間が戻ってくるのでした。

 

源太は思い切ってプロポーズしましたが、あえなく撃沈!

 

でも最後は好きな人の幸せを、心から喜んでいた様子でしたね。
(いい男っぷりでした。)

 

竹本教授とあの男の怪しい関係とか、豚君が無事に逃げおおせたかとかも
気になるところではありますが、なにはともあれハッピーなエンディング
を迎えたのでした。

 

めでたしめでたし。

 

☆☆_ ☆☆_

『ごちそうさん』のあらすじや感想をこのブログに書き始めたのは物語途中
からでしたが、とっても楽しい時間がすごせました。

 

最初の頃の記事とか見ると文章へたくそだし(今も対して変わらないけど)、
笑っちゃいますけど、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

△彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡

【主なキャスト】

め以子(杏): 東京のフランス料理店の娘で大阪に嫁いできた。

西門悠太郎(東出昌大): め以子の旦那。

西門ふ久(松浦雅): め以子・悠太郎の長女

西門泰介(菅田将暉): め以子の長男

西門活男(西畑大吾): め以子の次男

西門静(宮崎美子): 悠太の父親の後妻、もと芸妓

川久保希子(高畑充希): 悠太郎の妹。

山下和枝(キムラ緑子): 悠太郎の姉

室井幸斎(山中崇): 作家。め以子の友人の桜子の夫

桜子(前田亜季): め以子の同級生

川久保啓司(茂山逸平): 希子の夫。大阪ラヂオの技術者

香月(波岡一喜): 闇市を取り仕切るチンピラ

ナレーション(吉行和子): め以子の祖母。

原作・脚本: 森下佳子

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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