連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン71 十年ぶりの蓮さま / ワインは3杯まで? / 英治の
本心は?>

本日放送分の「花子とアン」第71話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(71話)のおさらい】

71_thumb.png

 

龍一

「ここはあなたのようなブルジョワの来るところではない。
女給に
たっぷりチップをはずんでから、お帰り下さい。」

 

蓮子は龍一を無視して、かよセイロン・ティーがないならシャン
ペンを出せ、シャンペンがないならブランデーを出せと注文します。

 

しかしこのカフェにはシャンペンもブランデーも置いてはいなかっ
たようです。

 

龍一はとうとうキレて大声で怒鳴ります。

 

龍一

「わかんない女だなあ!あんたの飲むものはここにはないんだよ。
帰った、帰った!!」

 

蓮子

「帰りません、絶対に!私は世界で一番大切な友だちと今夜ここで
会うんです!」

 

かよは、姉のはなをそこまで大切に思っている蓮子の発言を聞いて
表情を緩めるのでした。

 

☆★_ ☆★_

utagawa

<聡文堂>

 

宇田川満代を交えてのミーティングはまだ続いています。

 

宇田川に逢引の題材を提供する約束をした聡文堂の社員一同、そし
てどういうわけか、その逢引ネタを提供するのははなの役目になっ
てしまいました。

 

もちろん逢引経験のないはなが題材を提供できるはずもなく、しか
も蓮子との待ち合わせ時間は大幅に過ぎてしまっていました。

 

はな「申し訳ありません!経験不足なので…」と詫びを入れ、
「失礼します!」と一方的に会社を出ていくのでした。

 

☆★_ ☆★_

tikoku

 

蓮子の待つカフェへ急ぐはな

 

店へ到着し見回してみても、蓮子の姿はもうすでいないようでした。

 

何しろ約束の時間より1時間20も遅れてしまったはな

 

かよも頭を横に振り「もう蓮子は帰った」言うのですが、実は蓮
子はまだ店にいて、はなをびっくりさせるために隠れていたのでし
た。

 

はな「せっかく十年ぶりに会えると思ったのに」とべそをかき
はじめます。

 

そこへ蓮子「はなちゃん」と言いながら現れはなを驚かせます。

 

はな

「蓮さま、遅くなってごめん。待っててくれたのね。」

 

蓮子

「はなちゃん」

 

はな

「蓮さま、会いたかった~」

 

蓮子

「あたくしも~」

 

二人はこのようにして再会するのでした。

 

☆★_ ☆★_

kanpai

 

テーブルに座ると、蓮子は赤ワインを注ぎます。

 

修和女学校のワイン事件を懐かしむ蓮子。

 

蓮子

「はなちゃんには苦い思い出かも知れないけど、私にとっては大切
な大切な思い出なの。」

「はなちゃんを待ってる間に次から次へとあの頃のことが頭に浮
かんだの。もう何もかも懐かしくて、どうしても葡萄酒で乾杯した
くなったの。」

 

はなと蓮子は、「十年ぶりの再会」「腹心の友」に乾杯をするの
でした。

 

はなはこれまでの十年間、毎日のように「想像の翼」を広げては蓮子
との再会を夢見ていたと発言し、蓮子をうれしがらせるのでした。

 

「何かを楽しみに待つということが、その嬉しいことの半分にあた
るのよ」
といつになく、はなは大人びたことを言って蓮子を感心さ
せています。

 

蓮子

「はなちゃん、ちっとも変わらないわ」

 

 

はな

「蓮さまも、すっかり素敵な奥様ね。」

 

しかし、蓮子は、「お金がいくらあっても生きがいのない暮らしは
むなしいわ」
と言い「はなちゃんと寄宿舎で過ごしたあの半年間だ
けが、私にとっては宝物のような時間なの。どんな宝石にも負けな
いわ」
と続けます。

 

「今夜はあの輝きを取り戻すわ」と張り切る蓮子。

 

☆★_ ☆★_

eiji

 

そんな折、村岡英治と弟の郁弥がカフェに立ち寄るのでした。

 

英治ははなの「逢引とやら」を偵察に来たようでした。

 

弟の郁弥が、はなに追加して渡すための英語の本を持参してきてい
「体」がそれを物語っています。

 

かよに気がある郁弥は、彼女に花をプレゼントし、髪にさしてあ
げます。

 

かよは戸惑っていたようでしたが、何となく嬉しそうな素振りを見
せるのでした。

 

☆★_ ☆★_

英治は、はなたちのテーブルにやって来て蓮子に挨拶をします。

 

はな「逢引」の相手が蓮子だと知って安心したような表情を見せ
英治

 

蓮子ははなと英治のやり取りを見て、二人は「両想い」の仲だと感
じ取るのでした。

 

話題がはなの酒癖になると、バツが悪くなったのかはなは郁弥に本
のお礼をすると言って、その場から一時的に退散します。

 

☆★_ ☆★_

郁弥に本をくれたことのお礼を言うはな

 

しかし、郁弥の話しから、彼が洋書を持ってきたのは英治の「さし
がね」
だったことが明らかになるのでした。

 

英治は、しばらく英語から離れていたはなに英語への情熱を取り戻
してもらおうと考えて郁弥を使ったのでした。

 

郁弥からそれを聞き、はなは英治への想いを募らせたようでした。

 

郁弥は追加してはなに洋書を2冊プレゼントします。

 

はなは、蓮子のことなど忘れたかのように、その場で本を読みふけ
るのでした。

 

はなが英語の本に夢中になっている姿を見て「はなちゃん、ちっと
も変ってない」
蓮子は嬉しそうにしています。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

rensama

 

蓮子は、はなの姿をにこやかに眺めている英治に向かって言います。

 

蓮子

「村岡さんははなちゃんのことが好きなのね」

 

英治は、内心図星だとは言え、ちょっと意外そうな顔をします。

 

英治

「いいえ。そんなことは断じてありません!」

 

そう言い切る英治に蓮子はちょっと不思議な感じがします。

 

英治はつづけて「だって僕は…」と言いかけますが…。

 

☆★_ ☆★_

dame

 

「お姉やん、だめ~!」というかよの声が響いてきます。

 

はなは調子に乗って3倍目のワインを手酌しようとしているところ
でした。

 

蓮子も、はなにこれ以上飲ませないように制止にはいるのでした。

 

☆★_ ☆★_

eiji2

 

英治は蓮子に本心を言い当てられてしまい、妻帯者である自分の
境遇と照らし合わせて困惑の表情を見せるのでした。

 

☆★_ ☆★_

rensama2

 

蓮子はその晩、かよの家に泊まったようでした。

 

翌早朝、かよが目覚めるとすでに蓮子は外行きの衣装に着替えていま
す。

 

かよは慌てて起きて、はなを起こそうとしますが、はなは爆睡中で
した。

 

蓮子は机の上にあるはな愛用の辞書を見つけ、それが修和女学校時
代に村岡からプレゼントされたものであることを知ると、はなの村
岡への気持ちをはっきりと感じ取ったようでした。

☆★_ ☆★_

その時、長屋の外から「奥様~」と蓮子を呼ぶ御者の声がします。

 

御者の声に、飛び起きるはな

 

はなかよは表に出て御者の様子を眺めています。

 

その間に蓮子ははなへの手紙を認め、その紙を二つ折りにして辞書
の中にわからないようにして挟み込むのでした。

 

☆★_ ☆★_

蓮子

「はなちゃん、楽しい時間はあっという間にすぎてしまうわね。」

 

伝助の許可が下りればまた会いましょうと言う蓮子。

 

蓮子

「ごきげよう、はなちゃん」

「素敵な恋をしてるはなちゃんがうらやましいわ」

 

そう言って蓮子は人力車に乗り、長屋を後にするのでした。

 

はなは蓮子の言葉に、今まで自分の知ろうともしなかった自身の心
の動きを振り返るのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第72回のあらすじ】

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)に去り際に言われた「素敵な恋をしていて羨ましい」という言葉が、はな(吉高由里子)の胸に引っかかっていた。梶原(藤本隆宏)から、郁弥にもらった本の翻訳を明日までに仕上げて欲しいと頼まれたはなは、かつて英治(鈴木亮平)からもらった英英辞典の力を借り、徹夜で何とか書きあげる。達成感をかみしめている時、はなは辞典に一枚の紙がはさんであることに気づく。そこには蓮子(仲間由紀恵)の筆跡が…

 

 

【感想】

蓮子は伯爵家の出身なので、店に入ってメニューを見るという
習慣がないのでしょうか?

であるなら、かよは従業員として、何も知らない蓮子にメニュー
を見て選んでね!
と言えばよかったような気もしました。

 

☆★_ ☆★_

宮本は、店の客にあんな暴言を吐いた後、姿が見えなくなったの
で、もしかしたら、店から出入り禁止処分を受けたのではないで
しょうか。

 

それとも実は、オーナーの息子だったりするのでしょうかね。

 

☆★_ ☆★_

「何かを楽しみに待つということは…」という、最近のはな
しては何となく哲学的な発言を受けて、蓮子は「はなちゃん、
ちっとも変っていないわ」
と言っていましたね。

 

(…そうだったかな!?)

 

☆★_ ☆★_

10年ぶりの親友との再会、しかも約束の時間を大幅に遅れてきた
のに、はなは郁弥の持ってきた新しい洋書に目を奪われて、蓮子
はそっちのけで、酔っぱらいながら手酌して本を読みだします。

 

しかし蓮子はやはり怒りもせず「ちっとも変ってない」とニコニ
コしています。(さよか)

 

☆★_ ☆★_

「3杯目はだめ!」という基準がちょっと曖昧なような気もしま
すね。

 

ウイスキーのストレート3杯とワイン3杯じゃ、そもそも比較に
ならない気もします。

 

そして「飲み助」はちょっとでもエンジンがかかろうものなら、
止まらななくなっちゃう場合もありますからね(笑)

 

…むずかしいところですが、やはりはな「飲み助」とわかって
いる以上は、最初から飲まない方・飲ませない方がお互いのため
の最善の策と言えるかもしれません。

 

(ほどよいところ、でやめられるなら問題は起こらないわけで…。)

 

☆★_ ☆★_

はなは蓮子を呼ぶ御者の声にとび起きますが、いつもの無防備で
どこか子供じみたはなに戻っていましたね。

 

やはりはなの魅力は、子どもっぽさを通じる「純真さ」という感じ
で描かれているのでしょうか。

 

☆★_ ☆★_

はなは結局、蓮子に指摘されて自分の村岡を好いている気持ちに
気づくという流れのようですね。

 

いや、でも人を好きになるって、ほかの人に言われて気づく事で
もないと思ったりします。

 

「好きな人」ってほかの誰かに決めてもらうものじゃないでしょう。

 

だから、はなの場合は、本当は自分でも「英治が好きだ」と最初から
認めてはいるんだけど、蓮子から指摘されて、それを何らかの事情で
認めたくなかった自分自身に気づいたと言うべきなのかもしれません。
(意味わかる?)

 

☆★_ ☆★_

しかし、英治は妻がいるとか!?

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納冬子(城戸愛莉):伝助の妾腹の子

嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長

宮本龍一(中島歩):演劇学生

三田悠介(本田大輔):聡文堂社員

宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

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最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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