<花子とアン106 関東大震災の日 / 郁弥の安否 / 蓮さまは自由に!>
本日放送分の「花子とアン」第106話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこと
をおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(106話)のおさらい】
大正12年9月1日お昼前、花子は歩と昼のひと時をシャボン玉を
作りながら楽しんでいます。
この日は平祐が歩に会いに来ることになっていました。
やがて平祐がやって来た頃、空には見たこともない大きな入道雲が
現れていました。
☆★_ ☆★_
その頃、郁弥の派手なプロポーズに動転して店を飛び出してしまっ
たかよは、しばらく外で頭を冷した後、また店に戻ろうとしている
ところでした。
かよもまた、この入道雲をみて驚くのでした。
☆★_ ☆★_
実は入道雲は関東大震災の前触れだったのでした。
午前11時58分に地震が発生し大きな被害をもたらします。
花子と歩、平祐は無事でしたが落ちてくる瓦礫をよけきれなかった
のか倒れてしばらく気を失っていたかのようでした。
村岡家は全壊を免れてはいましたが、周りの家はひどい有様でした。
通りに出てみると、なぜか子供の一群が倒れた木の塀のようなもの
ハマって泣いています。
子供たちは怪我をしているわけではなかったようでした。
花子は子どもたちを助けて家に一時避難させます。
近所を見回って帰ってきた平祐の話によると、倒壊した家や火災を
起こしている家もあるようでした。
仕事に出ている英治のことを心配する花子。
☆★_ ☆★_
花子は預かっている子供たちの名前を貼り紙にして、親たちが気づ
いて迎えに来れるように通りに貼り付けています。
夜になって迎えに来る親もいれば、来ない親もいます。
余震もまだまだあり、子どもたちは怯えているようでした。
花子は「想像の翼」を駆使して『涙さん』という子供たちが喜ぶ
お話を即興で考えるのでした。
『涙さん』のお話は子どもたちの心をとらえ、子どもたちは夢中に
なっているようです。
☆★_ ☆★_
物語の途中で英治がぼろぼろな姿で帰宅します。
家族の無事を知り喜ぶ英治。
しかし郁弥やかよが無事でいるかどうかはこの時点では不明です。
花子は郁弥がかよに求婚すると言っていたことを思い出し、二人で
どこかに避難しているのでは、などと言いますが英治は暗い表情を
しています。
実は、英治は二人を探しにカフェ・ドミンゴにも立ち寄ってみたの
ですが、街の惨状を見てあきらめて帰ってきたのでした。
英治は再び二人を探しに出かけていきます。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
伯爵家では、使用人たちは皆、屋敷においてあった金目のものを持
ってどこかへ逃げたようでした。
蓮子の子・純平の世話をしていた乳母も、純平を蓮子の手に戻し姿
をくらましています。
屋敷に残っているのは伯爵夫妻と、蓮子・純平のみでした。
やがて伯爵家に宮本が駆け込んできて、蓮子を連れ出そうとします。
宮本
「行こう。迎えに来たんだ。」
蓮子は宮本に純平を抱かせます。
宮本 (嬉しそうに)
「この子が純平か。」
蓮子
「はい。」
伯爵夫人は屋敷を出て行こうとする蓮子を止めようとしますが、
伯爵は「もう自由にしてやれ!」と一喝し蓮子を解き放
つ意志を表明します。
蓮子
「お兄様。よろしいんですね?」
伯爵
「ああ。好きにしろ。」
蓮子と宮本は伯爵に頭を下げて去っていくのでした。
☆★_ ☆★_
あくる朝、親が迎えに来た子供たちの内の2人を送り出した後、花
子は通りの向こうから憔悴しきった様子のかよと英治がやって来る
のを見つけます。
かよはまるで亡霊のようなうつろな表情をしています。
花子が「お帰り」と声をかけても表情を変えないかよ。
かよの表情を見て花子は郁弥の身に何かがあったことを悟るの
でした。
<次回へ続く>
【次回第107回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
関東大震災から三日後、行方不明だったかよ(黒木華)を連れて、英治(鈴木亮平)が大森の家に戻って来た。花子(吉高由里子)はかよに駆け寄り抱きしめるが、かよはうつろな様子で放心したまま。家の中で花子と平祐(中原丈雄)は、英治の口から信じがたい事実を告げられる。一方甲府では、徳丸(カンニング竹山)の家に吉平(伊原剛志)やふじ(室井滋)らが駆けつけ、一向に安否の分からない花子たちの身を案じていた…
【感想】
花子はどちらかというと、昔から思いつきで物語を考えるのが得意
なのでした。(何しろ一夜づけで賞を取れるほどの物語を書くことが
できるくらいですから。)
「想像の翼」とは「その場での閃き」をたくましい想像力でどんど
んふくらましていくことができる能力なのでしょうね。
☆★_ ☆★_
かよの表情からすると、郁弥は震災の犠牲者となってしまったので
しょうか。
好きな人に思い切りプロポーズしたまではよかったのですが、きち
んとした返事ももらえずに帰らぬ人となってしまうのはさぞや心残
りでしょうね。(「ばかっちょ!」という反応はありましたが。)
☆★_ ☆★_
花子の家の前の通りで倒れた木の塀にハマって泣いていた子供たち
は、いったいどういう状況でハマったのでしょうか。
塀が頭の上からズボッてかぶるように倒れてきて、穴が開いてハマ
ったのかと思ったんですが、誰も外傷を負っていないことを考える
と違うようですね。
しかもご近所さんでもないらしい。
あの子たちはいったいどこから出てきたのでしょうか。
(ちょっと不思議な子供たち。)
☆★_ ☆★_
伯爵家の使用人たち一人残らず、震災が起きたら金目のものを持っ
て皆逃げてしまったという。(天変地異が起きた時というのは、そ
ういうものなのでしょうか。)
ちょっとかわいそうな気もしました。
伯爵は、半ば「もうどうでもいいや」という感じで蓮子を自由にす
るのでした。
はからずも震災によって蓮子たち3人は新しい門出を迎えることが
できたのでした。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那、後離婚
嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長
宮本龍一(中島歩):演劇学生、蓮子と駆け落ち
宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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