<花子とアン134 吉太郎に連行された宮本 / 蓮さまの哀しみと怒りの矛先>
本日放送分の「花子とアン」第134話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(134話)のおさらい】
夜、突然訪問した吉太郎から蓮子の家には近づくなと警告された花
子。
吉太郎は要件だけ伝えるとすぐに帰ってしまいます。
風呂に入っていた英治は吉太郎には会いませんでしたが、後から花
子に話しを聞き、何かただ事ではない予感を感じているようでした。
翌日、心配した花子は宮本家に電話を入れ、村岡家に招待するので
した。
花子の電話を横で耳にした英治は「それはちょっとまずいんじゃな
いか!?」という顔をしています。
花子は、「蓮子の家には行くな」と吉太郎から釘を刺されはしたが、
「蓮子を自分の家に呼ぶな」とは言われなかったと、勝手な理屈を
こねるのでした。
☆★_ ☆★_
蓮子の家では娘の富士子も一緒に行くことになったようでした。
美里へのお土産を用意してウキウキする富士子は父親の龍一も誘い
ますが、龍一は「忙しいから行かない」と返答をします。
☆★_ ☆★_
そんな展開があった直後に、宮本家に憲兵隊がやって来ます。
憲兵隊の一番先頭にはいつもと形相の違う吉太郎がいます。
彼らの目的は蓮子の旦那の龍一です。
吉太郎は蓮子の手前、言葉づかいなどに一応の礼儀は見せますが、
それでも部隊による家宅捜索、そして龍一の強制連行は情け容赦な
く行われるのでした。
吉太郎
「和平工作の一件で確かめたいことがあります。憲兵隊まで
ご同行願います。」
反戦勢力に加担して中国に渡航しなにやら裏工作をするのではない
か、という容疑が龍一にはかけられているようでした。
「こんな戦争はさっさと辞めさせるべきなんだ」と、龍一は主張し
ますが、憲兵隊がそのような主張を聞き入れてくれるはずもありま
せん。
家宅捜索が行われている間、吉太郎は「守るべき家族がいるのに何
をやっているんだ!」と陰で龍一を叱責しますが、龍一はこう答え
ます。
龍一
「この国はどんどんおかしくなっていく。それを止めずに妻や子供
を守れるか!」
龍一がどうように吉太郎に申し開きをしようが、結果(強制連行)
は同じです。
☆★_ ☆★_
花子はいつまでたっても来ない蓮子を心配して電話をかけますが、
憲兵隊が来てドタバタしている宮本家では、電話がいくら鳴ろうが
誰も応答に出ることはありませんでした。
玄関で龍一に「龍一さん!」と声をかける蓮子。
龍一
「心配するな。すぐに戻ってくる。母さんと子どもたちを頼む」
蓮子は吉太郎に「主人をどうするんですか?」と問いますが、吉太
郎の答えは「お答えできません」というものでした。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
騒ぎを聞きつけ、憲兵隊に連行される龍一を見物しているご近所の
人たちは「国賊め!この非国民!」などの罵声を龍一に浴びせ続け
ます。
外から帰ってきた純平は、連行される父・龍一とは目を合わせるこ
とが出来ません。
吉太郎はやや複雑な表情で蓮子に軽く挨拶をして隊の後に続きます。
龍一を連れた憲兵たちが去った後、純平が蓮子の元に駆け寄り何が
起こったのか問います。
純平
「…お父様は国賊なんですか?」
蓮子は何も言い返せません。
☆★_ ☆★_
いつまで待っても来る気配もない蓮子を心配した花子は、美里の世
話をももに託して、自分から蓮子の家に行ってみようとします。
そして英治も花子と一緒に蓮子の家に行くのでした。
花子と英治が宮本家に着くと、玄関では蓮子が悲しみに打ちひしが
れた表情で座っています。
蓮子は吉太郎ら憲兵隊がやって来て龍一を連行していったことをは
なのに告げると、徐々に怒りの表情がこみあげてきて花子に言いま
す。
蓮子
「花ちゃん、吉太郎さんに話したのね。龍一さんの事、何か話した
んでしょ。花ちゃんのこと、信じてたのに!」
花子は、蓮子の怒りが自分に向けられたことに動揺している様子で、
すぐに否定するでもなく「私は何も…」と言うだけでした。
花子の代わりに英治が花子を弁護します。
英治
「誤解です。約束の時間にいらっしゃらないし、電話もつながらな
いので花子は心配してこちらに…」
蓮子もまた混乱していた様子で涙を流しています。
姑の浪子がでてきて「お帰り下さい」と戸をピシャット締めて花子
たちをシャットアウトするのでした。
<次回へ続く>
【次回第135回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
取り乱した蓮子(仲間由紀恵)から、龍一(中島歩)の事を密告したのではと一方的に責められ、締め出されてしまった花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。その後、蓮子は差し入れを持って龍一に面会に行くが会わせてもらえず、浪子(角替和枝)も不安を募らせる。だが軍国少年の純平(大和田健介)は、父への反発を強めてゆくのだった。一方花子は、ラジオで連日戦争や軍隊のニュースばかり読むことに葛藤を強めていた…
【感想】
吉太郎はその昔、宮本をつけまわしたあげく「あれは人違いだった」
などと言っていましたが、今回はまた別の容疑での身柄拘束なので
しょうか。(気になるところではあります)
宮本は、結局弁護士になりたかったわけではなくて、社会運動家に
なりたかったようですね。
☆★_ ☆★_
花子と蓮子は袂を分かつのでしょうか。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
有馬次郎(堀部圭亮):JOAK東京放送局の看板アナウンサー
黒沢一史(木村彰吾):JOAKラヂオ組制作部社員
漆原光麿(岩松了):JOAKラヂオ制作部長
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那
長谷部汀(藤真利子):女流作家
宇田川満代(山田真歩):女流作家
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学校校長
スコット先生(ハンナ・グレース):修和女学校の英語の先生
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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