<花子とアン143 ももビンタ!衝撃の事実に美里ショック! / 命よりも大切なもの>
本日放送分の「花子とアン」第143話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じていただくことをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
スポンサーリンク
[ad#ad-1]
【今日(143話)のおさらい】
昭和19年11月24日に東京を襲った爆撃で武蔵野にあった軍需工
場とその付近、品川、荏原、杉並の街が焼かれたようです。
東京が戦場になることで人々は命の危険が身近にあることを実感す
るのでした。
花子とももは通りに出て英治たちの帰りを待っていると、二人とも
無事に帰ってきます。
英治によるとかよの店も無事だったようでした。
☆★_ ☆★_
夜、花子は真面目な顔をして、命が明日までだったらどうするかと
尋ねます。
防空壕で爆弾の炸裂音を聞いているうちに、明日生きている保証な
んて全くない、と花子は感じたようでした。
英治の答えは「他には何にもしないで一日中、花子の翻訳した本を
読んでいたい」でした。
花子自身の答えは…?
自分が今すべきことは『Anne of Green Gables』の翻訳以外に
ない、と花子は確信するのでした。
「世の中が平和になってから」なんて悠長なことは言っていられま
せん。(明日は生きていないかもしれないのですから。)
すぐに翻訳の作業を始める花子。
☆★_ ☆★_
しばらくして、甲府のふじから電話がかかってきます。
美里が「東京へ帰る」と言う書置きを残していなくなってしまった
というものでした。
花子とももが通りに出てきょろきょろしていると知らせを聞いた英
治が帰ってきます。
それから美里が元気よく「お父様、お母様、ただいまかえりました!」
と向こうから走ってくるのでした。
ももはすかさずビシッ!と美里をビンタして「お母様がどれほど心配
したと思ってるの!」と叱りつけるのでした。
花子はきょとんとしています。
美里はほほを抑えながら「ごめんなさい」と泣き顔になるのでした。
☆★_ ☆★_
家で英治は美里に「どうして黙って帰って来たんだ」と聞くと、美
里は、花子の病気と東京の空襲の知らせを聞いていてもたってもい
られなくなったというものでした。
次にいつまた空襲があるかも知れなくても、美里は「お母様の傍に
いたいの」と涙ながらに訴えるのでした。
花子はここで美里に「大切な話がある」と切り出し、彼女の実母が
ももであることを説明するのでした。
花子
「さっき、もも叔母様が美里を叩いたのは、美里の事、心から心配
していたからよ。あのね、美里。もも叔母様は美里の本当のお母さ
まなの」
突然の話に美里は混乱しているようでした。
花子が美里に真実を話そうと思ったのは、やはりいつ爆撃に遭って
命を落とすかもしれないという不安から来ているモノのようでした。
花子
「…だから今のうちにきちんと話をしようと思ったの」
「美里、よく聞いて。お父様もお母様も美里の事本当の子供だと思
っているわ。美里を心から愛してる。」
英治
「美里、これからも僕らは家族だ。」
美里は混乱した表情で何も言わず、部屋を出て行ってしまいます。
☆★_ ☆★_
スポンサーリンク
[ad#ad-1]
☆★_ ☆★_
花子が翻訳作業を進めていると、かよや雪乃を含む婦人会の連中が
「ごめん下さい」と尋ねてきます。
婦人会の面々は翻訳の仕事をしていたり外国人と仲良くしていた花
子が「どうもあやしい」と目をつけたらしく、いわゆる“ガサ入れ”
に来たようでした。
かよは玄関先で花子に、潔白なら家を調べてもかまわないでしょ、
と言い、婦人会の面々は勝手に家に上り込んであれこれ調べ始める
のでした。
花子は「怪しいことはしていない」と言っても、実際には翻訳をし
ていたわけで、慌てて仕事部屋に行って『Anne of Green Gables』
の原書と辞書を子供用のゆりかごの中に隠します。
仕事部屋にはそれ以外にも英語の原書が沢山あり、婦人会の連中は
それを見逃すはずもありません。
「敵性語の本を持ってるなんて国賊です!この非国民!」と婦人会
の面々は花子を断罪します。
かよ
「お姉やんが英語の本を処分すれば、みんな納得してくれると思
う。」
花子
「そーんな」
☆★_ ☆★_
そこへ吉太郎がやって来ます。
吉太郎は婦人会のガサ入れの情報を聞きつけて急いで村岡家にやっ
て来たとのことでした。
吉太郎
「だからこんな本は早く捨てろと言っただろ!」
吉太郎は婦人会連中の前で自分が花子の英語の本を全部焼却すると
申し出ます。
英語の本を燃え盛る炎に放り込もうとする吉太郎に、「兄やんやめ
て!」と必死に食い下がる花子でしたが、男の力にかなうわけもな
く本はすべて焼却されそうな様子でした。
婦人会の連中はその様子を見ただけで、かよだけを残して去ってい
くのでした。
婦人会連中が去ったのを確認すると吉太郎は、本を焼く素振りを辞
めます。
吉太郎
「またああいう連中も来る。密告者も多い。こういうものを持って
いたらスパイだと疑われるということだ。そんなに本が大事か?」
花子
「今の私には命よりも大切なもの」
吉太郎
「理解できん。俺はもう守ってやれん」
吉太郎はその場を去ってしまいます。
かよも引き続いてその場を去る。
☆★_ ☆★_
結局、花子は『Anne of Green Gables』の原書と英語の辞書だけを
残して翻訳作業を続けるのでした。
英治はそれ以外の残りの洋書をまとめていますが、それらの本が、
どのように処分されたのかは解説もありませんでした。
☆★_ ☆★_
<昭和20年1月>
学徒出陣で、念願かなって陸軍に入り訓練を受けていた純平が1年
ぶりに特別休暇をもらって宮本家に帰ってきます。
喜んで出迎える母・蓮子に純平は敬礼をして「特別休暇がもらえま
したので」と挨拶します。
蓮子は複雑な表情を浮かべるのでした。
<次回へ続く>
【次回第144回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
陸軍に入って訓練を受けていた純平(大和田健介)が、特別休暇をもらって1年ぶりに宮本家へ帰って来た。息子の帰宅を手放しで喜ぶ蓮子(仲間由紀恵)だが、出征の日が近いことを察し、純平のために夕食の材料を調達しに出かける。一方純平は、村岡家へ向かう。突然訪ねて来た純平に、花子(吉高由里子)は驚き、再会を喜ぶ。話すうちに、花子は純平に、蓮子とはずっと会っていないことを打ち明ける。それを聞いた純平は…
【感想】
美里は学校になじめないこともありましたが、病気にかかった花子
の事や東京で空襲があったという知らせも聞き、いてもたってもい
られず東京へ戻って来てしまいます。
ももはそんな美里にビンタを食らわすのですが、どちらかと言うと
それは花子がすべきことだったようにも思いました。
美里は何で叔母ちゃんが私を叩くの?と思ったでしょう。
養女として託した姉夫婦にすべてを任せて、普段は優しく外から見
守ってきたももでしたが、この時ばかりは自分が産んだ子供への母
性がとっさにそういう行動に走らせたのかもしれません。
そして花子は美里に衝撃のカミングアウトをするのでした。
しかしどうして養女に出されたかの説明はありません。
その後の英治や花子の言葉も届かず、美里は混乱して部屋へ行って
しまいます。(かわいそうな美里。)
☆★_ ☆★_
婦人会の水商売部隊の隊長はあの雪乃のようですね。
水商売部隊の活動はいつも4人でやっているみたいです。
(もっと飲食店はありそうな気もしますが。)
雪乃は戦争反対の立場の蓮子・龍一夫妻に助けてもらったのにその
ことは一切気にかけていないようでした。
かよは目の前で姉が「国賊」「非国民」呼ばわりされることについて
はどう思っているのでしょうか。
雪乃も、もし恩人の宮本家をガサ入れしなければならないような時
が来たら、複雑な気持ちになるでしょう。
嫌な時代ですね。
☆★_ ☆★_
吉太郎は婦人会のガサ入れの情報を聞きつけて飛んできましたが、
戦時中の憲兵さんはそんなに暇なのでしょうか。(ちょっと不思議)
☆★_ ☆★_
1年ぶりに帰ってきた純平。
「特別休暇」というのは直近に戦地赴任が控えているということな
のでしょうか。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
村岡美里(三木理沙子):村岡家の養女
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本純平(大和田健介):宮本家長男
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那
益田直子(志村美空):ももの子供
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡
最後までお読みくださいましてありがとうございした。
スポンサーリンク
[ad#ad-1]