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花子とアン149吉平激励「おまんは俺の誇りじゃん!」、そして吉太郎は…

 

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<花子とアン149吉平激励「おまんは俺の誇りじゃん!」、そして吉太郎は…>

本日放送分の「花子とアン」第149話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じていただくことをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(149話)のおさらい】

 

吉太郎も帰り、安東家は久々に家族がそろったところで、隣家のリ
ンが訪ねてきます。

 

リンは、甲府にご贔屓の歌手がやって来るのでふじを誘いに来たの
ですが、久々に吉太郎の姿を見てたいそう驚いています。

 

しかしふじはせっかく揃った家族の時間を大切にしたいと言い、
リンの誘いを断ります。

 

(リンは陽気に歌を歌いながら帰っていきます。)

 

☆★_ ☆★_

その晩、兄弟は同じ部屋で寝ています。

 

やがて吉太郎は起きだして吉平と父子の対話をするのでした。

 

花子は吉太郎と吉平の話しに聞き耳を立てています。

 

☆★_ ☆★_

 

吉太郎

「…ずっとここで百姓やってりゃよかったのかな。お父に精一杯さ
からってこの家捨てて憲兵になったけど…。自分は正しいって信じ
てやって来た。だけど、全てが間違ってたような気がして。」

 

吉平は吉太郎が命を絶つことを考えているのか聞くと吉太郎はこう
答えます。

 

吉太郎

「…憲兵なんかならなきゃよかった。俺のしてきたことは全部無駄
だった。」

 

 

 

 

吉平

「ほりゃあ違う」

 

吉太郎

「慰めは要らんです!国が負けたのに憲兵なんかしてた奴は生き
てる資格もないって世間は皆思ってます。お父もそう思ってるんで
しょう?」

 

 

吉平は少し考えてからため息をつき「ふざけるじゃねえ」と言いま
す。

 

吉平

「俺はおまんに家の仕事をさして上の学校にも行かしてやれなん
だこん、ずーっと悔やんできた。ふんだけんど、おまんは自分の人
生を一っから自分の力で切り開えたじゃん。違うだけ?

 

「必死で生きてさえいりゃあ、人生無駄なこんなんてこれっぽっち
もねえだ。おまんの選んだ道は間違っちゃいん。吉太郎、世間が何
と言おうとおまんは俺の誇りじゃん。これまでも、これっからも。
うん。よーく帰って来てくれただな。」

 

 

 

吉太郎は父から認められ、誇りにも思われていたことを知り、父の
暖かい言葉が胸にしみて涙を流すのでした。

 

布団でこっそり父子の会話を聞いていた花子も感動しているようで
した。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

 

 

翌朝、吉太郎は改まって父と母に家で百姓を再開したいと申し出る
のでした。

 

「葡萄酒の作り方をおしえてくれちゃ」と頭を下げる吉太郎に、父・
吉平は嬉しそうな顔をして「よーし、わかった」と答えています。

 

吉太郎は自分を迎え入れてくれた父に「ありがとうごいす」と礼を
言います。

 

吉太郎が家に帰って来てくれることで喜んでいるのは母・ふじも同
じでした。

 

☆★_ ☆★_

 

花子は吉太郎が家業を継ぐことを喜んだあと、一足先に東京へ帰る
支度をしています。

 

見送りに来た朝市に花子はラジオの再出演のことで迷っていること
を相談するのでした。

 

蓮子の息子をはじめ、自分のラジオを聞いてその気になって戦地に
赴いて命を失った若者が大勢いる、というのが花子にラジオ再出演
を思いとどまらせる最大の原因です。

 

小学校教師として軍国教育を施さなければならなかった朝市は、花
子の悩みを聞いて「それは自分も同じだ」言うのでした。

 

 

朝市

「ふんだけんど償っていくしかねえ。自分にできることを一生懸命
やって、償っていくしかないんじゃねえか?」

 

戦争中に話したくても話せなかった話がいっぱいあるはずで、
「ほれを話せばいいじゃん」と言う朝市。

 

 

朝市

「はなの“ごきげんよう”を楽しみにしている子どもは大勢いると
思う」

 

外で途中から二人の話を聞いていた吉太郎も中に入って来て朝市の
言葉に賛成をします。

 

吉太郎

「はな、俺もほう思う。お父も言ってたさ、“人生に無駄なこんは
一個もねえ”って」

 

☆★_ ☆★_

こうして朝市と吉太郎の励まされて花子はすっきりした顔になって
家路につくのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第150回のあらすじ】

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

吉平(伊原剛志)と吉太郎(賀来賢人)がぶどう酒作りから安東家に帰ってくると、ふじ(室井滋)が「ずっと待っている人がいる」と言う。醍醐(高梨臨)だった。醍醐は心配していたと吉太郎に詰め寄り、吉平とふじに「家事は得意ではないが努力するからここに置いて欲しい」と頭を下げるが、吉太郎は… 一方、東京へ戻ることになった花子(吉高由里子)は朝市(窪田正孝)に「ラジオに出演するかどうか迷っている」と打ち明ける。

 

 

【感想】

吉太郎は子どものころから父・吉平とは確執がありましたが、よう
やく本格的に分かりあえたという感じでした。

父から自分を認めてもらう言葉を直接聞けて、吉太郎はとても嬉し
そうでした。

しかし、よく考えたら、発作で倒れた周造から吉平が家族として認
められたときとあまり変わらない状況ともいえそうです。

☆★_ ☆★_

安東家が裕福なのは葡萄酒が売れたから、ということのようです。
(極貧時代と違うのはそこだけですから。)

小作地はそれほど大きくなかったような気もしましたが、その辺は
深く考えてはいけないようです。

ところで第二次大戦が終わったその年の暮には農地改革とかがあっ
て小作制度は廃止になったと思いますが、その辺は触れられること
はないかもしれません。

☆★_ ☆★_

朝市は嫁さんとの生活もあるでしょうに、いちいち花子のことが気
になるようでした。

見ているこちらは朝市の結婚生活がいちいち気になる感じです。

☆★_ ☆★_

結局、花子については翻訳者としての本来の顔よりも、ラジオの語
り手としての顔の方が重きを置かれているような展開になっている
のがちょっと残念。

(もっと文学者としてのテイストが欲しい。…けど無理なのね。)

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
村岡美里(三木理沙子):村岡家の養女
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本純平(大和田健介):宮本家長男
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那
益田直子(志村美空):ももの子供
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
小泉晴彦(白石隼也):小鳩書房の若き編集者

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ

ナレーション(美輪明宏)

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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