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【なつぞら86】短編「ヘンゼルとグレーテル」は君が作るべき作品!


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今回はNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」第八十六話のネタバレと感想ですよ~(^_^;)

東京に帰って来たなつと咲太郎、早速、亜矢美に報告します。

なつ

「…でもそんな結婚をして幸せになれるんでしょうか?」

亜矢美

「なれるよ!自分でこうって決めたことなら、どんなことがあったって前に進んで行ける。…で、もし…あぁ~辛い、あぁ~もうしんどい、あぁ~もうダメだ…と思ったときには、千遥ちゃんには今は、北海道ってもんがあるんじゃないの。」

ところで、なつは短編映画の原作には「ヘンゼルとグレーテル」を推薦することにしたようです。

なつは信哉の写した千遥の写真を眺めたり、夕見子にもらったヒントを思い出しながら絵をまとめています。

なつが休暇をもらっていた1週間、なつと一緒に短編動画を担当する麻子と坂場は原作について何度も話し合ったようですが、なにもまとまらなかったようです。

麻子

「あなたがいない間にさんざん二人で話し合ったんだけどね、どうもダメなのよ、全然考えが合わなくて…。」

そういうわけで、下山の監督下で麻子と坂場に迫られて、なつは自分の原作の案をみんなに発表します。

なつ(スケッチブックを広げて…)

「私は、これがいいと思うんですけど…。『ヘンゼルとグレーテル』です。『ヘンゼルとグレーテル』を原作に短編映画を作りたいと思ったんです。」

坂場(いつもの彼独特のクールな調子で)

「なぜ『ヘンゼルとグレーテル』なんですか?なぜ、これをやりたいと思ったかです。それは休みを取った理由と関係があるんですか?」

なつ

「…あの、私は戦争で孤児になったんです。あっ、兄が生きています。それに子どものころに生き別れになった妹もいます。この休みの間に、その妹が元気に生きていることが確認できたんです。3人ともそれぞれいろんなことがあって、いろんな人に助けられながら今日まで生きてきました。」

坂場

「なるほど、それはつまり『ヘンゼルとグレーテル』にあなたたち兄妹を投影したということですか?」

なつ

「いや、そこまでは考えてません。まあ、でもひかれたきっかけにはなってると思います。…ヘンゼルとグレーテルはまま母に捨てられて、道に迷い、お菓子の家を見つけたせいで魔女につかまってしまいます。それで食べられそうになっても、生きることを諦めませんでした。…何かそういう困難と闘って生きていく子どもの冒険を描きたいって思ったんです。」

坂場

「なるほど…。広い意味でこれは子どもの戦いですからね、確かに。」

下山

「冒険ものね。面白そうじゃない?」

麻子

「面白そうですが、実際には、どう面白くするかです。童話をそのまま映像にするだけなら大した冒険にはならないと思います。」

坂場

「それはこれから考えましょう。テーマさえ明確にあれば、後はどう面白くするか、そのアイディアを出すだけになりますから。」

麻子

「ちょっと待って。やっぱり脚本作らないつもり?」

坂場

「脚本を作らないとは言ってません。脚本家を立てないと言ってるんです。」

なつ

「どういうことですか?」

麻子

「そこが考え方の違いなのよ。私は話を重視して企画を決めたいのに、この人はテーマがあれば話は要らないっていうの。」

坂場

「いらないとは言っていません。最初から決める必要はないって言っているんです。」

麻子(そっぽを向く)

「はぁ~!」

麻子と坂場はお互いに一歩も引かず話し合いは膠着ムードになります。

下山

「まぁまぁまぁ…『ヘンゼルとグレーテル』でいいか、それだけでも決めない?」

それについては、麻子も坂場も異議なしのようでした。

お昼休み、なつはモモッチと一緒にランチを食べながら坂場のことについてああでもないこうでもないと話をしています。

なつ

「うーん、(坂場は)何を言い出すかわかんないから怖いけど、でも、この人がいれば、きっといい作品ができるって、妙に安心すんの。」

その日の夜、坂場は珍しく「風車」になつを訪ねてきます。

坂場は短編映画の企画書のことでなつに相談があるようでした。

大慌てで部屋を片付けて坂場を入れるなつ。

坂場はなつの部屋を見渡して、千遥の写真に目をやります。

坂場

「もしかして子どもの頃に生き別れになったという妹さんですか?」

なつ

「…はい。その妹が急に現れて…まあ事情があって会うことはできませんでした。そのかわりに手紙とこの絵を残してくれました。」

坂場

「妹さんも絵を描くんですか?」

なつ

「そうだったんです。…絵は私たち兄妹にとってヘンゼルとグレーテルが落としていったパンだと…ある人に言われました。…帰り道を残すための道しるべなんです。」

坂場

「それで、『ヘンゼルとグレーテル』をやろうと思ったんですね。」

なつ

「そうです。…それで、相談したいことというのは?」

坂場は「ヘンゼルとグレーテル」のあらすじで、魔女がヘンゼルを食べるために、おいしいご馳走をいっぱい与えますが、その手伝いをさせられていたグレーテルが最後に魔女をかまどに突き落としてまる焼けにしてしまうというあらすじが気になっているようでした。

なつ

「そうなんです!実は私も、一番そこが引っかかってるんです。そんな残酷な結末を子どもたちに見せたくないんです。…例えば…(自分のスケッチをみせながら)…魔女を殺さずに逃げたらどうなるんでしょうか?」

坂場

「逃げる?兄弟で逃げるわけですね?魔女の家から…。それを魔女が追ってきたらどうしますか?逃げても逃げても追ってくる魔女…。魔女とは子どもたちの自由や未来を奪うような、社会の理不尽さみたいなものの象徴です。逃げても逃げても追ってくる社会の理不尽…それと、どう戦うか…。(急いでノートにメモを取り)…今、君の話を聞いて確信しました。これは、君が作るべき作品です。…そのために、僕が必ずこの企画を通します。うん…。失礼します!」

そこまで言うと、坂場はさっさと帰ってしまうのでした。

次回に続く!

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【ドラマの情報・キャストなど…】

なつぞら (86)「なつよ、ワクワクが止まらない」
作: 大森寿美男
奥原なつ: 広瀬すず
奥原咲太郎: 岡田将生
岸川亜矢美: 山口智子…おでん屋「風車」の女将
下山克己: 川島明…元警察官アニメーター
大沢麻子: 貫地谷しほり…きつい性格の美大卒アニメーター
坂場一久: 中川大志…新人の演出助手
主題歌: 「優しいあの子」(スピッツ)
語り: 内村光良

なつ(広瀬すず)と咲太郎(岡田将生)が東京に帰ってきた。二人は、十勝での出来事を亜矢美(山口智子)に報告。亜矢美は、千遥の心の内にあるものを察し、落ち込む二人を元気づける。翌日、なつが東洋動画に出社すると、下山(川島明)、麻子(貫地谷しほり)、坂場(中川大志)から、宿題だった短編映画の企画案を求められる。そこでなつが、帰省中にヒントを得た企画について話しだすと、皆興味を持ちだし…。

【感想】

大方の予想通りなつは「ヘンゼルとグレーテル」を原作として推薦しましたね。

それにしても、麻子も坂場もさんざん話し合ったと言っていましたが、具体的にやりたい作品は出さなかったのでしょうかね?

「うーん、冒険ものか、面白そうだね!」

って、冒険ものなんて他にもいくらでもありそうなのに、なつが「ヘンゼルとグレーテル」を推薦したその場で即決ですからね(^_^;)

なつがこの話をどうまとめるかは興味深いですが、おそらくは魔女も含めてみんながハッピーになるような結末を用意してきそうですね。

仕事熱心な坂場の横顔を見てなつの心もだんだん坂場向きになってきたようですね。

それではまた次回!

☆★_ ☆★_

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