190418natuzora149

 

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【なつぞら149】千遥の離婚協議…料亭杉乃屋女将のお裁きは!?

連続テレビ小説 なつぞら Part2【電子書籍】[ 大森寿美男 ]

今回はNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」第百四十九話のネタバレと感想ですよ~(^_^;)

小雪の舞う十勝のある寒い日、柴田家の電話がリーンと鳴ります。

剛男が慌てて出ると、電話をかけてきた相手はなつでした。

電話の話題はもちろん、千遥の離婚ことです。

剛男はすぐに、元牛舎でアイスクリームショップを始める算段を立てている富士子たちに報告するのでした。

剛男

「…いや、今なつから電話があって…、千遥ちゃんが離婚するらしい。」

富士子

「離婚!?」

剛男

「やっと決心がついたって…。」

砂良

「決心?…それって、いいことなんですか?」

剛男

「うーん、いや、それを見届けるために俺も東京に行こうと思うんだわ。」

富士子

「はあ?あんたが行ってどうなるの?」

剛男

「どうもならんかもしれんけど…、俺には責任があると思うのさ。」

さて、千遥は料理屋の「杉の子」に、旦那の清二、育ての親の置屋の女将と、それから嫁ぎ先の料亭「杉乃屋」の女将を呼び、なつと咲太郎の立会いのもとで、離婚の話し合いをするようでした。

当日、なつと咲太郎が「杉の子」にやってくると、すでに置屋の女将は来ており、咲太郎となつは千遥がお世話になったことにお礼を言うのでした。

置屋の女将

「やめてくださいな。いいんですよ…。私が勝手に千遥を娘にしたんです。私を、恨んでないですか?…千遥が結婚するときに、昔の家族とは縁を切らなくてはいけないといったのは私なんです。」

咲太郎

「いえ。それも、千遥のためを思ってのことですから。」

なつ

「あなたに出会えて、千遥がどんなに救われたか…。そのことは、私たちが一番よくわかります。」

置屋の女将

「まあ…、ありがとう。けど…、千遥の決心を聞いて私も本当に責任を感じました。全ては私の嘘から始まったことですからね。」

千遥

「お母さんのせいなんてことはないから…」

と、そこへガラガラっと店の戸が開き、旦那の清二が杉乃屋の女将と一緒にやってきます。

千遥に兄弟がいるとは聞いていない杉乃屋の女将は店の中にいる咲太郎となつを見て怪訝な顔をします。

咲太郎

「初めまして。千遥の兄の奥原咲太郎です。」

なつ

「姉のなつです。」

雅子(杉乃屋の女将、怒った様子で…)

「千遥さん、いったいこれはどういうことなんです?」

千遥

「もうわけありません。…(一同席に着いてから説明を始める)…私の父は戦しして母は空襲で亡くなりました。」

なつ

「空襲で母を亡くした後は家も焼け出されて、私たちは子どもだけで生きなければなりませんでした。終戦の頃は上野の地下道で暮らしていました。」

雅子

「浮浪児だったの?あなた。」

千遥

「はい。」

雅子(溜息をつく)

「…」

咲太郎

「それから、孤児院に送られたんです。そこで千遥だけ、何とか連絡のついた親戚の家に預けました。まだ千遥が5歳の時です。その親戚の家で千遥は辛い目に遭ったらしく、6歳の時、そこから家出したんです。」

雅子(ますます険しい表情になる)

「家出!?」

置屋の女将

「千遥は、見ず知らずの復員兵に拾われて、その人がうちの置屋に千遥を連れてきたんです。私はそんな千遥を育てるうちにかわいくなって、それで身寄りのない子として届け出を出し、自分の養子にしたんです。あのころはそういうことも沢山あったので…。」

千遥

「それで、私は救われたんです。」

雅子(千遥たちが言わんとしていることを考えながら…)

「つまり、そういうことを隠して家の嫁になったということね?」

清二

「どうでもいいでしょう、そんなことは!母さんだってわかっていたことだろう。」

置屋の女将(雅子に向かい)

「…わかっていたんですか?」

雅子

「それは、何かあるとはね…。うちだって商売をしてますから、結婚する時にあなたが置屋に売られたことぐらいは調べましたよ。私は反対したけどこの子がほれていたし、うちの人がそんなことは気にするなと言ってね。」

千遥

「親方が?」

清二

「僕より、千遥のことを一番かわいがっていたのはおやじだったからな。そのおやじが亡くなった今、千遥がこの店にいる理由がなくなったのも無理はないよ。」

雅子

「何を言うの!」

清二

「だけど、よくこの店をやめる決心をしたな。君さえよければ僕はいつ別れてもいいと思ってたんだ。」

なつ(口を挟む)

「それは、ただの無責任じゃないですか?」

清二

「わかってますよ。」

雅子

「千遥さんは、この店を潰してもいいんですか?」

千遥

「はい。…すみません。養育費も何も要りません。千夏といられたら、それだけでいいんです。」

雅子

「ハッ…、そうはいきませんよ!千夏はうちの大事な孫ですからね。ここを出て、あなたが一体どうやって育てていけるというの?」

千遥

「仕事はすぐに見つけます。」

なつ

「それに、私たちがいます。家族がいます。どうか千遥から千夏ちゃんを奪うようなことだけはしないでください。これからは家族が必ず支えていきます。」

千遥

「千夏はちゃんと育てます。」

咲太郎

「女将さん、実は千遥の…我々の戦しした父も料理人だったんです。」

雅子

「えっ?」

咲太郎

「日本橋で小さな料理屋をしていました。その前は浅草の料亭にいて、そこで女中をしていた母と知り合って独立したんです。2人とも子どもの頃から奉公に出されて、頼れる人は少なかったと言っていましたが、その小さな店で、本当に私たち家族は幸せだったんです。戦争さえなければ…。その店を私が再建したいと思っています。千遥にはいずれその店を継がせたいと思います。だから、安心してください。」

雅子

「ちょっとお待ちなさい。今、お父様が浅草の料亭にいたって言ったけど、何ていうお店?」

咲太郎

「…さあ、名前までは…。」

雅子

「亡くなったうちの人も若い頃は浅草の料亭で修行をしていたんですよ。」

千遥

「親方も?」

雅子

「はあ…、もしかしたらそのころからあなたとうちの人は縁があったのかもしれないわね。…あなたたちの気持ちはよくわかりました。夫婦の関係に関してはこっちが悪いんでしょうから、離婚は認めます。…(清二に向かい)…いいわね?」

清二

「はい。」

雅子

「だけどね、千遥さん…。あなたは何か思い違いをしているようだけど、この店は今、あなたがいないとやっていけないのよ。この店の味は、あなたの味なの。あなたは、うちの人が見込んだ料理人なのよ。私はね…、うちの人が残したこの店を、できれば続けたいの。離婚しても…、この店はやってもらえないかしら?…清二にも、父親としての責任は残りますからね。まあ、どんな形にせよ、この店はあなたが受け継いで、千夏もここで安心して暮らせるほうがいいでしょう。」

千遥

「お義母さん…、本当に…、それでいいんですか?」

雅子

「引き受けてもらえる?」

千遥

「はい。」

清二

「さすが母さんだ。」

雅子

「お前が言うな!」

清二

「そうですね、はい。」

雅子

「あ~。ハハ…これですっきりしたわね。…アハハハ。」

千遥、なつ、そして咲太郎は見つめ合ってうなずき合っています。

…女将さんたちが帰った後…

千遥

「お兄ちゃん、お姉ちゃん、本当にありがとう。」

なつ

「よかったね、千遥。…千遥は本当に親方から愛されていたんだよ。」

咲太郎

「うん。やっぱりそうだ。絶対に、そうだよ!千遥の親方と俺たちの親は同じ浅草の料亭にいたんだ。そこでおなじダシの取り方を覚えた。だから、千遥は同じ天丼が作れたんだ!」

千遥(うれしそうに笑う)

「もしそうなら、うれしいけど…。」

咲太郎

「絶対にそうだよ!」

全てが解決した頃、剛男は「杉の子」に到着するのでした。

次回に続く!

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【ドラマの情報・キャストなど…】

なつぞら (148)「なつよ、千遥よ、咲太郎よ」
作: 大森寿美男
坂場なつ: 広瀬すず
奥原咲太郎: 岡田将生
杉山千遥: 清原果耶
杉山雅子: 浅芽陽子
杉山清二: 渡辺大
光山なほ子(置屋の女将): 原日出子
主題歌: 「優しいあの子」(スピッツ)
語り: 内村光良

神楽坂の料理屋に行き、千遥(清原果耶)に手紙を渡したなつ(広瀬すず)。その後、「大草原の少女ソラ」を見た千遥と千夏(粟野咲莉)は、再びマコプロダクションを訪ねてくる。アニメを見て、改めてなつがどんなふうに育ってきたかを知ったという千遥に、料理を食べてみて、千遥がどれだけ誇りをもって料理をしているかを感じたと話すなつ。しかし、そんな千遥から突然、お店を辞めたいと思っていると打ち明けられて…。

【感想】

うーむ、旦那が愛人を作ったから頭にきて離婚という流れだったような気がしますが、どうしてそこで千遥が戦災孤児だった身の上をわざわざ明かす必要があるのかが、ちょっと訳が分からない気もしましたが…

まあ、旦那側には千遥という奥さんがいながら外に愛人を作ったという決定的な落ち度があるけれど、千遥側にも、そもそも相手方を騙すような形で結婚したという瑕疵があったので、お互いに、手の内を全部晒してクリーンな状態で、離婚の協議をしようということなのだろうと思いました。

しかしながら、咲太郎、なつ、置屋の女将、千遥が示し合わせたように交代でセリフを言うのはちょっと不自然な気もしましたが、まあ、いつものことだし、その辺はよしとしますかね…(^_^;)

千遥にとっては、自分のこともきちんと知らせることができたうえで、離婚もできて、店も半分もらったようなことになり、まさに棚ボタのような話ですね。

このドラマの基底には、とんとん拍子の問題解決という流れがあるので、千遥の件もそういうことになったということでしょう。

個人的には、もっと違う結末(雅子が大激怒して暴れるとか…)を期待していましたが、さすがにそれはちょっと無理というか…。

このドラマの主役は一応、アニメーターということになっていますが、実は作者はアニメーターよりも、菓子職人や料理人をテーマにしたかったのかもしれませんね。雪次郎の件もありましたし…。

それにしても、千遥は芸者の見習いをしていたという割には男嫌いのような感じですね。

実の兄の咲太郎とも今日の最後に至るまで、ほとんど自分から口をきくことがなかったし、信哉にもかなりそっけない態度をとっていたように思います。

まだまだいろいろな疑問が浮かびますが、多分未解決のまま終わっちゃいそうですね。

それではまた!

☆★_ ☆★_

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