ごちそうさん126 悠太郎の手紙・男の旅立ち め以子「待ってます♡」

 

＜ごちそうさん126 悠太郎の手紙・男の旅立ち / め以子「待ってます♡」＞

 

本日放送分の「ごちそうさん」126話のおさらいと、
127話のあらすじを見ていきます。

それでは、さっそく見ていきましょう。

 

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【今日(126話)のおさらい】

 

満州へ旅立つ前日となりました。他の家族は2人に気を利かせて留
守にしています。

 

悠太郎は、これが最後になるかも知れないめ以子との思い出の作り
のために、どこかへつれて行ってあげたいと思うのですが、事情を
知らないめ以子は家事や日課を優先させて取り合ってくれませんで
した。

 

最近ではめ以子は、家の掃除を忙しく済ませてから、「うま介」の
手伝いをしています。

 

「それじゃあ。」とばかりに、悠太郎はこの日は、め以子の後につい
て「うま介」にやってきます。

 

売れ筋商品の「よしだ汁」を見て悠太郎は唖然としています。

 

悠太郎（よしだ汁を見つめながら）

「こ、これになぜ需要が！？」

 

 

☆★＿ ☆★＿

 

さて、悠太郎は「うま介」へ源太を呼び出して、一連の騒動で心配
をかけたことを詫び、翌日から満州へ赴くことも伝えます。

 

そして、め以子の力になってくれるよう、頭を下げて頼むのでした。

 

源太は、いつものように渋い顔をしながら憎まれ口をたたきますが、
快く引き受けます。（内心、悠太郎を心配し、気遣う様子。）

 

源太

 

「（め以子のことは）食わしとくから、
まあ、ちょちょっと行って戻って来いや！」

 

 

☆★＿ ☆★＿

 

め以子は雌鶏が産んだ1個だけの卵で何やら楽しげに
料理を始めています。

 

悠太郎はめ以子の台所姿をしっかと目に焼き付けています。

 

出来た料理は、スコッチエッグでした。

 

スコッチエッグを楽しげに半分に切り分け、二人で
「いただきます！」をして食べ始めます。

 

め以子は一口食べると「ん～！」とうなっています。

 

思い起こせば、いつもめ以子は食べ物をたべて、おいしそうに
「ん～」とうなっていたなぁ、と悠太郎はしみじみ思いだしてます。

 

＜悠太郎とめ以子の会話＞

 

悠太郎

食べてばっかりでしたよね、あなた。

 

め以子

誰かさんに、何の魅力もないって言われましたよね？

 

悠太郎

覚えてるんですか？

 

め以子

忘れられるわけないやないですか。

あれで、私の人生変わったんですから。

ま、結局、悠太郎さんの夢がかなうことが私の夢になりましたけど…。

 

悠太郎（一瞬、湧き上がる感情をぐっとこらえる表情）

楽しかったですか？そういう生き方は？

 

め以子

私は、厚かましいですから。

 

悠太郎

厚かましい？

 

め以子

うん。私の作ったごはんを食べてる人がなんや、夢をかなえてるや
ないですか？

 

その、何百億分の一かは、私が作った私の作ったご飯のおかげやし
って、一人でええ気持ちになってるとこあるんです。

 

悠太郎

へえ～。

 

め以子

悠太郎さんのお仕事なんて、もう鼻こ～んななってますよ。
（天狗の鼻のジェスチャーをする）

 

それこそ、大阪の街の何万分の一かは、私が作ってるくらいに思う
てますよ！

んふ♡

 

め以子（話題を変えて悠太郎に次の仕事について聞く）

次は、何作るんですか？

 

悠太郎

まだ、わかりません。

 

め以子

ほな、何を作りたいですか？

 

悠太郎

ホテルやビル、アパートメント…。とにかく上に伸びるもんやって
みたいですね。

 

め以子

ふ～ん。

 

ふ久や泰介や活っちゃん、希子ちゃんとこも…、
み～んな一緒のアパートメント住めたらええですねぇ！

 

み～んな近所に住んで、孫あずかって、地下鉄乗って、
ホテル行っておいしいもん食べて、これみ～んなおじい
ちゃん作ったんよ～って…。

 

んふ♡

 

 

め以子はすごく楽しげに生き生きと将来の夢を語っています。

 

そうなったらどんなに素晴らしいことでしょう！

どんなにしあわせでしょう！

 

でも、

 

それはもやは手の届かない夢、

ほとんど叶う可能性のない夢

 

となりつつあるのです。

 

悠太郎は自分の境遇を思い出し、あふれる感情をおさえることが
できません。（しかし、取り乱しはしませんでした。）

 

悠太郎

「いけませんねぇ。歳とるといろんなところが緩んでしもうて…。」

 

 

 

何も知らないめ以子は、そんな悠太郎を笑顔で見ています。

 

 

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☆★＿ ☆★＿

その晩、悠太郎はめ以子の寝顔をじっと目に焼き付けています。

 

とうとう言えなかった満州への旅立ち。

 

悠太郎はめ以子への手紙を認（したた）めるのでした。

 

朝になり、こっそり手紙をお静に託す悠太郎。

 

め以子はいつものように弁当をつくり悠太郎に渡します。

 

悠太郎は、め以子にこれまでありがとうの意味を込めて、
「ごちそうさんでした」と言います。

 

「えっ！何？」という顔のめ以子。

 

「夕べ、言い忘れた気がするから」

と悠太郎はごまかします。

 

 

悠太郎

「ほな、いってきます！」

 

め以子

「いってらっしゃい！」（ニコニコ）

 

悠太郎は哀しい表情をしながら門を出て歩いて行きます。

 

☆★＿ ☆★＿

悠太郎からのめ以子宛の手紙をじっと見つめていたお静、

「やっぱりこのままじゃいけない！」

そう思い、慌ててめ以子に言います。

 

 

 

お静

 

やっぱり、やっぱり、あんた！追いかけ！

悠太郎はんな、軍属でで満州行きはんねん！

結局、下ったんはそういう処分やったんや！

最後はあんたの笑った顔見て、笑った顔見せて行きたいからって、
黙ってはったんや。

やっぱり、ちゃ～んとお別れしてき！なっ！なっ！

 

ここへきてやっと事情を理解しため以子は割烹着姿のまま、
悠太郎の後を追いかけます。

 

☆★＿ ☆★＿

 

め以子が走る中、悠太郎の手紙がナレーションで入ります。

＜悠太郎の手紙＞

め以子へ、

こんな大きなことを黙っていてホンマにすいません。
どうしてもあなたの笑った顔を見て行きたかったんです。
最後まで、わがまま放大な夫ですみません。

始末で作った鯛せんで
希子が歌った焼氷の歌
勇気をもらったおせちのフグ
魔性のすじカレー
すぎ玉、粕漬け、柿の葉寿司、薄いカツ
人生を変えた納豆きんちゃく。

どれもこれも昨日のことのように思い出されます。

僕はいつの間にか、とてもとても幸せな夫になっていました。

自分がこんなに幸せな人間になるとは僕は夢にも…。

あなたと出会うまで、夢にも…。

 

（ここで、め以子は悠太郎に追いつきます。）

 

め以子（息を切らしながら）

あのね、もう一つ食べたい物あった…。

悠太郎さんの手料理。

言い忘れた気がするから…。

 

（雪が舞い始める）

 

 

め以子

…いってらっしゃい。

 

悠太郎

出来るだけ早く帰りますから。

 

め以子

待ってます！

 

悠太郎は笑顔になりめ以子に一礼して旅立つのでした。

 

 

雪の中いつまでも、いつまでも立ち尽くして見送るめ以子。

 

＜ここまで＞

そして次回に続きます。

 

 

【気になる3月3日のあらすじはいかに…。ネタバレ情報！】

 

連続テレビ小説 ごちそうさん（127）「い草の味」
2014年3月3日（月） 8時00分～8時15分

 

＜「yahoo! JapanテレビGuide」より＞

臨月が近いふ久（松浦雅）と静（宮崎美子）の疎開が決まり、め以子（杏）は送別会の準備をする。だが、ふ久が産気づいたという知らせがあり、静や泰介（菅田将暉）と急いで諸岡家へ向かう。め以子は、悠太郎の手紙を胸元に入れる。希子（高畑充希）と啓司（茂山逸平）はラジオ局に残り、空襲を警戒する。空襲警報が鳴る中、ふ久のお産が始まり、め以子たちは祈る思いで準備を進める。男の子が生まれた瞬間、大空襲が始まる。

 

 

【今後の楽しみな展開と感想】

どうですか！

 

悠太郎はとうとう満洲へ向けて旅立っていきました。

 

め以子が夢を語り始めた時の悠太郎の表情がとても印象的でしたね。

 

無事に帰国して、め以子に手料理を作ってやることができるのでしょうか。

 

ひょっとして、現地で竹本教授に会って助けてもらうとかの展開が
あったら面白いんですけどね。

 

それにしても、おいしそうなスコッチエッグでしたね。

 

来週はふ久の出産なんですね。

 

しかし、ふ久は複製をつくるのが早いですね！

 

次回も絶対チェックしなきゃ。

Don’t miss it!!!

 

△彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡 ♪彡

【主なキャスト】

 

め以子（杏）： 東京のフランス料理店の娘で大阪に嫁いできた。

西門悠太郎(東出昌大)： め以子の旦那。

西門ふ久（松浦雅）： め以子・悠太郎の長女

西門泰介（菅田将暉）： め以子の長男

西門活男（西畑大吾）： め以子の次男

西門静（宮崎美子）： 悠太の父親の後妻、もと芸妓

川久保希子（高畑充希）： 悠太郎の妹。

室井幸斎（山中崇）： 作家。め以子の友人の桜子の夫

桜子（前田亜季）： め以子の同級生

川久保啓司（茂山逸平）： 希子の夫。大阪ラヂオの技術者

ナレーション（吉行和子）： め以子の祖母。

原作・脚本： 森下佳子

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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