＜なでしこ 田中陽子 無回転ミドルシュート強烈でかわいい U-23女子W杯と成人式。＞
今回は女子サッカーの田中陽子選手にスポットを当ててみました。
田中選手情報をお届けしますね。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【かわいいけどすごい。】
田中陽子選手はそれほどガタイが良いというわけではなく、どちら
かというと小柄でかわいい感じなんですけど、ドリブルにはパワー
があるし、何といってもミドルシュートが強烈な武器ですよね。
もともと才能を見込まれてきた選手で、15歳の時には「飛び級」で
U-17女子ワールドカップ（2010年）のボランチとして出場し6試
合4ゴールですよ！
陽子選手の活躍もあってチームは準優勝したのでした。
現在はINAC神戸（2012年入団）で、「なでしこジャパン」の澤穂
希選手など一流選手と一緒にプレーする中で、ますます実力に磨き
がかかってきています。
「…練習からレベルが高いので判断を速くしなければいけないし、
考えながらプレイしなければいけないので、そういうところは日々
養われていると思います」
と陽子選手はコメント。（web SPORVIA記事より引用。）
2012年には、U-20女子ワールドカップに出場。
（ここでも6試合で6ゴール2アシストと大活躍）
2013年には、なでしこA代表デビューもしていますね。
【一番の武器は「無回転」ミドルシュート】
陽子選手のミドルシュートは「無回転ミドル」です。
ボールの芯をうまく捉えることができないと「無回転ボール」は生
まれず、本番の試合中の刹那に「無回転」を蹴れるというのはなか
なかできることではないそうですね。
陽子選手の「ボールの芯を蹴る技術は天性のもの」とかも言われて
いるようです。
2012年秋の、ヤングなでしこvsナイジェリア戦で、陽子選手の無
回転ミドルがさく裂して話題になっていましたね。
【無回転シュート】
ボールの真芯をとらえて蹴ることができればボールは回転せず、ボ
ールの後方に空気の乱れが起きて、ゴールキーパーが読めない軌道
を描いてボールが「ブレ」を起こすそうです。
真芯をとらえることができないと、ボールは左右どちらかに曲がっ
てしまいブレ球にはなりません。
インパクトの瞬間の足の速さとか、脚のどの部分で蹴るかによって
も成功率が変わってくるようですね。
無回転シュートは、本田圭佑選手やC.ロナウド選手などの世界のト
ッププレーヤーの武器ともなっていますね。
しかし、格闘技好きでもある私は「無回転ミドル」と聞くと、なぜ
か「ノーモーションのミドルキック」や「胴回し回転蹴り」を思い
出してしまうんですよね。
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【2014年U-23女子ワールドカップ ラ・マンガ国際大会】
陽子選手はMF登録、ゼッケンは「11」でした。
【3月1日 vsアメリカ】
3月1日はU-23アメリカ女子代表との初戦が行われました。
（天気：曇り 現地時間12:00キックオフ）
日本チームは残念ながら0-1で初戦を飾れませんでした。
得点！
56分 Kealia Ohai（アメリカ）
陽子選手はMFスタメンとして出場！
（72分過ぎ、京川舞選手と交代。）
序盤はちょっとだけいいところがありましたね。
フリーキック直接狙いは残念ながら枠の外でした。
【3月3日 vs ノルウェー】
3月3日にはU-23ノルウェー女子代表との第二戦目。
（天気：晴れ、強風 現地時間13:00キックオフ）
日本チームは2-1で逆転勝利！
得点！
20分 オウンゴールで失点。
53分 嶋田千秋
55分 嶋田千秋
陽子選手はMFのサブとして登録、73分過ぎに吉良知夏選手
に代わって出場します。
【3月5日 vs イングランド】
3月5日にはU-23イングランド女子代表と第三戦（最終戦）
（天気：晴れ 現地時間16:00キックオフ ）
日本チームは4-0の圧勝でした！(勝ち越し決定！！)
得点！
8分 吉良知夏
17分 田中美南
66分 田中美南
76分 吉良知夏
陽子選手はMFのサブとして登録、71分過ぎに田中美南選手
に代わって出場します。
【田中陽子選手メモ】
なまえ： 田中 陽子
読み方： たなか ようこ
愛称： ようこ、たなよう
生年月日： 1993年7月30日
現年齢： 20歳
出身： 山口県山口市小郡
身長： 157cm
体重： 47kg
所属チーム： INAC神戸レオネッサ
ポジション： MF
背番号： 20
利き足： 右足
血液型： O型
家族： 両親と二人のお姉さんがいます
【JFAアカデミー福島に入学】
日本サッカー協会運営の中高一貫教育のエリート選手育成機関JFA
アカデミー福島に1期生として入学する。（2006年入学。2012年卒業）
この学校は、より長期的な視野に立って無理なくエリート選手を養
成していこうという理念でスタートしています。
確かに小学校なら小学校、中学校なら中学校という短い期間だけで
完成されたチームを作って「勝つ」というのは、じっくり育てれば
すごい選手に育つ素質を持っている選手の発掘を難しくしていると
言えるかもしれませんね。
JFAアカデミーは現在3校あり、福島校と熊本宇城校、堺校となっ
ています。
「入学」と言っても、アカデミーに中学校、高校の教育施設がある
わけではなく、現地の中学校と高校に通いながらアカデミーに通っ
たということですね。
Wikipediaによるとアカデミー福島校の場合は、
「男子中学生は広野中学校、女子中学生は楢葉中学校、高校生は男女
とも富岡高校に通学する」
ことになっていたそうです。
で、富岡高校では「国際・スポーツ科」を専攻すると。
男女とも寮の場所がある街の中学、高校はこの地区では富岡高校し
かないのでそうなったそうです。
陽子選手も実際には出身中学は楢葉中学、出身高校は富岡高校とい
うことになりますね。
【東日本大震災により所在地移転】
でも2011年3月の東日本大震災の影響（福島第一原発の近隣区域）
でアカデミー福島校は静岡県の御殿場高原時之栖に移転しています。
だから、アカデミー生が通う学校も御殿場市立富士岡中学校、静岡
県立三島長陵高等学校になっています。
【その時、陽子選手は？】
陽子選手は大震災の時には高校2年生で海外遠征中（U-19代表のロ
シア遠征）だったので無事でした。
アカデミー移転に伴い、遠征から帰る家も静岡県御殿場の新しい寮
となったのでした。
【成人式の振袖は】
20歳になった陽子選手は2014年1月12日に福島県楢葉町の成人
式に、真っ赤なかわいい振袖姿で参加しました。
楢葉町はいまでも福島第一原発の避難指定区域なので、いわき市に
場所を借りて行われたそうです。
「福島は中高と一番大切な時期を過ごした印象深い場所。すごく感謝の
気持ちが強く、第2のふるさとのよう。元に戻ることを信じている」
と陽子選手は新聞の取材にコメントしています。
☆☆＿ ★☆＿
以上、将来のなでしこジャパンのエース格として期待の陽子選手情報でした！
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最後までお読みくださいましてありがとうございます。
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