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花子とアン30 蓮子迫真の演技!はなはズッコケる!そして復讐の仕上げは?

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン30 蓮子迫真の演技!はなはズッコケる!そして復讐の
仕上げは?>

 

本日放送分の「花子とアン」第30話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(30話)のおさらい】

 

いよいよ幕が上がり、本番の始まりです。

 

一幕、二幕、三幕とお芝居は順調に進んでいるようでした。

 

「私は…操り人形ではありません。」蓮子はジュリエットの台詞に、
自身の怒り、悔しさ、悲しい気持ちなどをつめ込んで、客として来
ている兄・晶貴にぶつけるのでした。

 

かをる子はなぜか「モンタギュー」という言葉に敏感に反応するの
でした。

 

はなはじっと蓮子の演技を見守っています。

 

途中から、富山先生が客席にやってきて芝居を食い入るように見つ
めていました。

 

第四幕、いよいよ「小間使い」役のはなの出番がやってきます。

 

はな「眠り薬」をジュリエットに渡すだけの役なのですが、緊張
のあまり、自らのスカートを踏んづけて転んでしまい、勢い余って
「眠り薬」のビンもあさっての方向に放り投げてしまいます。

 

(観客は爆笑の渦に。)

 

はなの演技はヘロヘロになってしまい、何か台詞を言うたびに客の
失笑を買っていましたが、何とかしてわずか数分の出番を終えるの
でした。

 

こうして最後の第五幕になり、薬の効力で眠っているだけのジュリ
エットが「事切れて」いると勘違いしたロミオは絶望のあまり自ら
も服毒します。

 

やがて目覚めたジュリエットは、傍らにロミオが息絶えているのを
発見し最後の台詞を言います。

 

蓮子はジュリエットの最後の台詞にありったけの気持ちを込めます。

 

「…結局、私たちは家の名前に負けてしまったのですね。このまま
運命を呪って生きていくことに何の意味がありましょう。

家に閉じ込められたまま生涯を送ることなど私には耐えられません。

それよりは家の名前などない天上の国でロミオ様と二人、永遠の愛を
手にしとうございます。」

 

そう言ってジュリエットはロミオの剣で自らを貫きお芝居の幕は閉
じます。

 

蓮子の迫真演技と台詞は、全ての観客の心に、そして晶貴の心にも
確実に届いているかのように見えました。

 

(晶貴はそれを認めはしないでしょうが。)

 

富山先生は感極まって涙を流しながら一番最初に暖かい拍手を送る
のでした。

 

やがて客席からは万雷の拍手喝采が送られます。(晶貴を除く)

 

☆★_ ☆★_

幕が下りて、ロミオ役の亜矢子はジュリエット役の蓮子を見直し、
ともに素晴らしい時間を過ごせたことを感謝しているような笑顔を
見せています。

 

それからクラスのみんなが亜矢子と蓮子のところへやってきて喜び
を分かち合うのでした。

 

はなは蓮子の手をしっかと握りしめています。

 

☆★_ ☆★_

富山先生は、その昔、大文学会でジュリエットを演じ、ある男性に
見初められたのですが、その男性とは結局破局したという事実があ
ったことがここで明らかになるのでした。

(ロビーでの茂木先生との会話より)

 

今回の芝居を観て深い感銘を受けた様子の富山先生は、

 

「あんな人のために“ロミオとジュリエット”を避けていたなんてバカ
みたいですね」

 

と涙ながらに反省している様子でした。

 

すると、次の瞬間、その男性と思しき人物が富山先生の前に現れる
のでした。

 

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☆★_ ☆★_

<校庭での打ち上げパーティー>

亜矢子は後輩たちに慕われて機嫌がよさそうでした。

 

はなと蓮子が晴れ晴れしい笑顔で会場を歩いてくると、晶貴と奥さ
んは用意された丸テーブルに不機嫌な様子で腰かけているのが見え
てきます。

 

晶貴の様子を見て、はなは新たな「復讐」のアイディアを思いつく
のでした。

 

それは、晶貴の背中に、

 

「我輩は伯爵様なるぞ。エッヘン」

「家の名は大事だぞ。エッヘン」

 

と書かれた紙を貼り付けることでした。

 

いつまで待ってもテーブルに現れない蓮子を見捨てて帰ろうとする
伯爵夫妻に、はなは偶然ぶつかったように見せかけ、その紙を晶貴
の背中に貼り付けます。

 

晶貴の背中の貼り紙を見た周りの人たちは大爆笑に!!

 

綾小路先生がそれを見つけて慌てて貼り紙をはずして、伯爵に謝り
「もーっ!誰ですか!待ちなさい!」とすごいテンションで叫ん
でいます。

 

はなと蓮子はイタズラがバレたことをさとり、一目散に逃げだすの
でした。

 

舞台衣装のまま学校の外まで逃げ出した二人は、楽しそうに笑いな
がら、そのまま、路面電車に乗り込むのでした。

 

蓮子(はじけるような笑顔で)

「おもしろかった♡」

 

はな

「ねえ、蓮子さん。私の腹心の友になってくれて?」

 

蓮子

「ええ!んふふ♡」

 

この日は二人にとって生涯忘れられない記念日となったのでした。

 

<ここまで>

 

そして次回に続きます。

 

【次回第31回のあらすじ】

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

「腹心の友」となったはな(吉高由里子)と蓮子(仲間由紀恵)は、好きな文学や将来の夢を日々語り合っていた。はなは茂木(浅田美代子)の紹介で、梶原(藤本隆宏)が編集長を務める出版社でアルバイトを始める。初めは戸惑ってばかりのはなだが、書棚の一番上の大きな英和辞典に目がくぎづけとなる。休憩時間、はながそれを取ろうと四苦八苦していると、一人の男性が近づいて来る。印刷会社に勤める村岡英治(鈴木亮平)だった…

 

 

【感想】

どうですか。

 

蓮子にとっての「復讐のための舞台」であった大文学会は、形を変
えて素晴らしい発表会となったのでした。

 

☆★_ ☆★_

富山先生の辛い過去がとうとう明るみに出ましたね。

 

そして当時破局したはずのお相手がまた富山先生の前に現れ、恋の
炎は再燃するのでしょうかね。

 

☆★_ ☆★_

蓮子のジュリエットはかなりよかったですね。

 

個人的には“赤いお姫様の格好”が特に似合っていたような気がします。

 

はじけるような笑顔もかわいかったですね。

 

いつもの高飛車でどこか「憂い」を感じされる蓮子は、今日はいま
せんでした。(あれはあれで魅力的な感じもしますが。)

 

そして、はなは演劇が苦手ということが判明するのでした。

 

☆★_ ☆★_

蓮子の兄・晶貴は、蓮子の独白を聞いてどのように感じたのでしょ
うかね。

 

でも、不承不承ながら晶貴が打ち上げパーティーにも参加している
のだから、招待した側の蓮子は何らかの挨拶をすべきだったように
も感じました。(ちょっとだけね。)

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに~。

 

Don’t miss it!!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): 花子のお父

安東ふじ(室井滋): 花子のお母

安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄

木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):花子の祖父

富山タキ(ともさかりえ):英語教師

茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生

ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長

スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

綾小路先生(那須佐代子):国語の先生

葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵

畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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