<花子とアン31 蓮さま「本気で燃えるような愛」希望! / はな運命
の出会い!>
本日放送分の「花子とアン」第31話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(31話)のおさらい】
大文学会が終わり、半年ほど経過した1909年(明治42年)11月、
すっかり打ち解けることができたはなと蓮子は、いまではお互いを
「連さま」、「はなちゃん」と呼びあうようになっています。
はなは外国文学を日本語に翻訳して蓮子に次々と読ませているよう
で、一層、英語が上達したようでした。
☆★_ ☆★_
はなたちの学年(本科)は次の春で終了となり、女学生たちは卒業
後のことについて、「ああもない、こうでもない」と騒いでいます。
この頃までにはすでに寮を出て自宅から通う通学生となっていた亜
矢子は、「本科の卒業までには必ず結婚相手を見つけますわ」など
と張り切っていて、毎週末はお見合い三昧!
亜矢子と言えば蓮子にはなを取られたことに嫉妬していたようでし
たが、ある程度は「それはそれとして」現実を受け入れることにし
たようです。
亜矢子たちとは少し離れたところではなと蓮子も卒業後のことを話
しています。
はなは、本科卒業後も勉強は続けたい意志はあるのですが、働いて
いる兄弟たちに負い目を感じているようでした。
☆★_ ☆★_
そんな折、はなはブラックバーン校長と茂木先生から出版社事務員
の臨時アルバイトを1か月間やらないかと持ちかけられます。
出版社からは「英語が堪能な者」が求められていて、放課後の時間
だけでもOKとのことでした。
はなはもちろん快諾します。
☆★_ ☆★_
さっそく出版社の編集部を訪れたはな。
出迎えた編集長の梶原は実は、大文学会にも観客として来ていた人
で、はなのことは「ジュリエットにビンを渡そうとして、すっ転び
そうになった小間使い」として覚えているようです。
(舞台の後、富山先生の前に姿を現したのもこの梶原でした。)
梶原は編集部で働く社員一同にはなを「小間使いさん」と紹介して
しまい、それ以来、バイト先では「小間使い君」「小間使いさん」と
いう名前で定着してしまったようです。
(はなの、いつもの「花子と呼んでください」というリクエストは
またしても空振りに終わる。)
☆★_ ☆★_
すると、さっそく編集部の電話が鳴り、電話に出るようにはなは社
員の一人に指示されます。
実は、はなは電話を見たのは初めてだったらしく、受話器の持ち方
を始め、電話の使用法がまったく分かりません。
慌てて電話をとると、電話の向こうでは交換手が、電話の取次ぎの
連絡を話しています。
「ごきげんよう…。あの…。え?」
「なんか言ってますよ?」
と、周りの社員に聞くはな。
…このような感じです。
電話を梶原編集長が受け取り、編集部一同は、はなに留守番を頼ん
で出先へ向かうのでした。
(はなは梶原の電話姿を見て「なんだそうやるのか!」という顔を
します。)
☆★_ ☆★_
梶原は、はなに「今は何もわからないだろうから、留守番中はとり
あえずその辺の本でも読んでて」と言い部下を連れて編集部を出て
いきます。
はなは、嬉しそうに編集室備付の本棚にやってきて、一番上の棚に
ある、学校でも見たことのないような、大きな「英英辞典」を見つ
けるのでした。
手を伸ばして辞典を取ろうとしますが、いかんせんはなの身長では
届きませんでした。
そこへ印刷会社社員の村岡英治が訪ねて来て、はなに辞典を取って
あげるのでした。
一瞬見つめあう二人。
(この時、ハープの効果音が入り、これが運命の出会いであることを
知らせるのでした。)
はなが辞典を嬉しそうにめくるのをしばらく眺める英治でしたが、
はな以外に編集部の社員がいなさそうなので、その場はとりあえず
引き払います。
☆★_ ☆★_
一方、伯爵家には晶貴に呼ばれた蓮子が訪ねて来ています。
晶貴が蓮子を呼んだ理由は「新たな見合い」でした。
お相手は九州の石炭王と呼ばれる嘉納伝助という、蓮子とは親子ほ
ども歳の離れた男性で、「出戻り」の蓮子でもOKとのことでした。
蓮子はその場でこの話をきっぱり拒否するのでした。
蓮子は修和女学校で勉学の楽しさを知り、学校こそが本当の居場所
だと感じたので本科卒業後も高等科に進み、一人で生きていく術を
身につけるつもり、と宣言します。
「そんな身勝手なマネが許されると思っているのか?」
と、晶貴は激昂します。
「私はお兄様たちの操り人形ではございません」と蓮子はきっぱり
と言い、引き止める晶貴の奥さんを振り切って伯爵家を後にするの
でした。
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☆★_ ☆★_
蓮子が寄宿舎に帰ってくると、はなも出版社から帰ってきたところ
でした。
二人は蓮子の部屋でお茶を飲みながら、その日にあったことなどを
話しています。
はなは自分で働いたお金で英語の辞書を買うつもりだと、嬉しそう
に蓮子に言います。
一方、蓮子が今、欲しいものは「燃えるような心」でした。
「一度でいいから、本気で誰かを愛したいの。」
蓮子ははなにそう言うと、伯爵家でまたしても望まぬ見合いを勧め
られた話をします。
はなは、蓮子に同情し、伯爵家の蓮子への仕打ちに対する怒りの
感情が抑えられないようでした。
蓮子は、そんなはなを見て「なんでも打ち明けられる友達がいるっ
て幸せね」と嬉しそうに語ります。
蓮子ははなに訳してもらった詩集(イギリスの詩人テニスンの詩集
と思われる)に表現されていた「人の世に背くくらいの激しい愛」
に思いを馳せているようでした。
☆★_ ☆★_
そんなある日のこと、橋にたたずむ男女二人を亜矢子たちが遠くか
ら眺めています。
はなも仲間に加わってその男女二人を眺めみると、その二人は富山
先生と梶原編集長でした。
「どう見ても逢い引きですわね♡」
と、亜矢子は興味津々の様子。
はなは意外な取り合わせに驚くばかりでした。
<ここまで>
そして次回に続きます。
【次回第32回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
富山(ともさかりえ)と梶原(藤本隆宏)が会っているのを目撃してしまったはな(吉高由里子)。かつて恋人同士だった二人のうわさは醍醐(高梨臨)によって学校中に広まってしまう。一方出版社では、はなは英治(鈴木亮平)の提案により翻訳の手伝いを任されることに。それを聞いた蓮子(仲間由紀恵)は喜びを分かち合い、はなにあるペンネームを授ける。そんな折り、晶貴(飯田基祐)が蓮子へ面会に訪れ思いもよらぬ行動に出る…
【感想】
どうですか。
大文学会もあっという間に終わってしまい、今回は、いよいよはな
の運命の人が登場しましたね。
(いかにも、という感じのわかりやすいハープの効果音がちょっと
笑えましたね。)
二人の関係はどのようにして発展していくのでしょうか。
☆★_ ☆★_
そして、蓮子には次の見合い話が舞い込んできます。
今度のお見合いには、伯爵家のブラック・シープである蓮子の「厄
介払い」というよりは、別の事情がありそうです。
☆★_ ☆★_
亜矢子は自宅から通う通学生になった、ということははなの部屋に
は畠山さんとはなの二人で使っているということになりそうですね。
それにしても、はなは蓮子の部屋に入り浸っていそうなので、畠山
さんがちょっとさみしい寮生活を送っているかもしれません。
いや、もしかしらら、4人部屋を一人で使えるのでかえって自由を
満喫しているかもしれませんね。
☆★_ ☆★_
梶原編集長は、その昔、富山先生を見初めた男性のようです。
二人は恋愛感情を再燃させて、よりを戻すのでしょうか。
☆★_ ☆★_
そういえば、茂木先生は結婚されていないのでしょうかね。
(茂木先生恋愛編もそのうち出てきたら面白いんですけどね。)
茂木先生と富山先生は、茂木先生の方が先輩のような気もしますが、
どれくらいの年齢差の設定なのかが、気になると言えば気になると
ころです。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに~。
Don’t miss it!!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): 花子のお父
安東ふじ(室井滋): 花子のお母
安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄
木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):花子の祖父
富山タキ(ともさかりえ):英語教師
茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長
スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
綾小路先生(那須佐代子):国語の先生
葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵
畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート
村岡英治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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