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花子とアン36 蓮さまの青春キラリ!ブラックバーン校長「Give it all you’ve got!!」

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン36 蓮さまの青春キラリ!ブラックバーン校長
「Give it all you’ve got!!」>

 

本日放送分の「花子とアン」第36話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(36話)のおさらい】

1945年(昭和20年)の東京では村岡花子が「赤毛のアン」の翻訳
を進めています。

 

“腹心の友”アンとダイアナが友情を確かめる場面の翻訳を進める
うちに、ふと花子は、二人のペンネームを記した当時の栞を見つめ
ながら、蓮子のことを思い出すのでありました。

 

蓮子との思い出は楽しいものだけではなかった様です。

 

☆★_ ☆★_

時間はまたはなの学生時代に戻ります。

 

蓮子がふじの懐で泣き崩れた次の朝、安東家の人たちはいつものよ
うに朝から野良仕事に出かけるところでした。

 

蓮子

「私にも何かお手伝いをさせてください。」

 

蓮子はきれいな着物を着たまま、野良仕事を手伝うと申し出ますが、
さすがに伯爵家のお嬢様にそこまではさせるわけにはいかないよう
です。

 

どうしても安東家の仕事の手伝いをしたいという蓮子に周造は、
はなと一緒に沼で魚釣りをやってもらうことにするのでした。

 

(釣りならそれほど汚れないし、比較的安全と言えそうです。)

 

☆★_ ☆★_

 

沼のほとりで釣り糸を垂れる二人の乙女。

 

蓮子

「この時間が永遠に続けばいいのに…」

 

魚は一向につれる気配はありませんでしたが、はなと二人で長閑に
過ごす時間を蓮子は心から楽しんでいるようでした。

 

「私には青春なんて一生ないと思ってたわ。」

 

蓮子ははなと出会うことで、失われた時間、即ち、一度は来ること
がないと思えたキラキラした時間を取り戻し謳歌することができた
のです。

 

はなに出会ってからの半年は蓮子にとってはまさにかけがえのない
青春の1ページとなったようでした。

 

蓮子

「この半年間、本当に楽しかったわ。このキラキラした時間を、私、
決して忘れない。遠く離れても…。」

 

いつもとは少し違う蓮子の言動や、「遠く離れても」という蓮子の
言葉に、はなは一瞬不思議な感じを覚えるのですが、まさかこの言
葉の裏に、蓮子の九州の石炭王の元へ嫁ぐ覚悟が隠されていること
など、はなは知る由もありませんでした。

 

蓮子は、はなに縁談のことは一切口に出しませんでした。

 

「何があっても今日のことは、絶対忘れない。
はなちゃんも、忘れないで」

 

蓮子はただそのようにはなに言うのでした。

 

はな

「じゃあ、私も忘れない。」

 

蓮子の複雑な心情を知る由もないはなは、この日、釣りに来たのに
一匹も釣れず、座りっぱなしで「尻がしびれた」ことは忘れないと
いう意味で、そのように返答します。

 

蓮子

「あは。…私も、さっきから痛かったの♡」

 

このように二人のキラキラした時間は、中断することはありません
でした。

 

☆★_ ☆★_

そこへ朝市と吉太郎が釣りの手伝いにやってきます。

 

吉太郎は照れながらも蓮子の隣で一緒に釣り糸を垂れます。

 

はなと朝市はちょっと離れたところ並んで釣り糸を垂れながら、将
来の進路のことなどを話し合っています。

 

朝市は師範学校に進んで先生になること決心をしたことをはなに説
明するのでした。

 

はなは、自分の将来についてはまだ決まっていないと朝市に打ち明
けます。

 

はなは、高等科に進学しても、将来的に家族の期待に応えられるか
どうかを不安に感じているようでした。

 

朝市はそんなはなを励まします。

 

「一生懸命やって“勝つ”ことの次にいいことは一生懸命やって
“負ける”ことだ。」

 

そんな朝市とはなのやり取りを横から聞いていた蓮子の釣り糸に、
なんと大きな魚がかかるのでした。

 

「どうしましょう」

 

と、蓮子はおろおろしますが、すかさず吉太郎が蓮
子を助けて魚を釣り上げます。

 

蓮子

「釣れたわ!釣れたわ!」

吉太郎

「て!こんなでっけえの、オラも釣ったことねえ!」

 

蓮子

「て!本当に?」

 

蓮子にとってこの日の出来事は青春の最後の一ページとなったので
した。

☆★_ ☆★_

その頃、見合いの後、福岡にある嘉納鉱業に帰ってきた嘉納伝助に、
東京から電話が入ります。

 

電話の主は、蓮子との見合いを取り持った伯爵夫人の叔父のようで
した。

 

もちろん、電話の内容は見合いの結果を知らせるものでした。

 

「どうせ断られるに決まっている」と高をくくっていた伝助は、蓮
子サイドが縁談を受けるという回答を出してきたことに驚きを隠せ
ないようでした。

 

電話の向こうでは、蓮子自身が「是非にも」といって縁談を受ける
意思表示をしたなどと言っています。

 

☆★_ ☆★_

はなと蓮子は修和女学校へ帰ってきます。

 

寄宿舎では白鳥かをる子が二人を出迎えます。

 

かをる子は、はなの留守中に村岡英治が届け物を持ってきたと言っ
て包みをはなに渡すのでした。

 

包みを開けると出版社に合ったのと同じ大きくて立派な英英辞典で
す。

 

辞典には英治からのメモがはさまれていました。

 

「安東はな様

先日は英語の翻訳の御礼です。
英語の勉強、こぴっと頑張ってください。

村岡英治」

 

はなはたいそう嬉しそうにしています。

 

一方、蓮子には晶貴から封書が届いていました。

(封書を見るなり表情がやや暗くなる蓮子)

 

自身が運命の曲がり角に来ていることを察知したのか、蓮子は、ま
るで自分の夢を託すかのように、はなに高等科に進学して翻訳の才
能を磨くべきだ、と強く勧めます。

 

はなに進学を決心させるために「自分も、もちろん高等科に進学す
る」
と苦しい嘘を笑顔で言う蓮子。

 

はなは、やっと進学の決意を固めるのでした。

 

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☆★_ ☆★_

部屋に戻った蓮子は、晶貴からの手紙を開封します。

 

手紙には結納や挙式、嘉納家嫁入の日程などが、本人の意志とは無
関係にすでに決められていました。

 

蓮子は物憂げな表情で宙を見つめるのでした。

 

☆★_ ☆★_

翌朝、校長室で、はなはブラックバーン校長、富山先生、そして茂
木先生に高等科に進学する意思が固まったことを報告するのでした。

 

家族に仕送りをしながら勉強を続け、いつの日か翻訳の仕事に就き
たい、そのようにはなは宣言するのでした。

 

それが並大抵の努力ではかなわないことも「覚悟しています!」
力強く言うはな

 

ブラックバーン校長は、成長したはなの力強い決意に心から感動し
た様子で、目に涙を浮かべながら次のように言うのでした。

 

ブラックバーン

Don’t give up, Hana! (はな、やってみなさい!)

Give it all you’ve got!! (力を尽くして!!)

 

富山先生は、ここで珍しくもはなを認める発言をし「決してほめて
いるわけじゃない」
と言いながらもはなに彼女流の心のこもったエ
ールを送るのでした。

 

富山

「あなたなら、きっとできるでしょう」

「安東さんの唯一のいいところは、根拠のない自信があるところです。
まあ無謀な自信とも言えますが、それだけは認めます。」

 

はなには富山先生の言葉が本当にうれしく感じられた様子でした。

 

茂木先生は富山先生のすこし不器用な「はなへのエール」に噴出し
ています。

 

富山先生は晴れやかな表情をしていました。

 

☆★_ ☆★_

すがすがしい気分で校長室を後にしたはな

 

すると亜矢子と畠山さん、大倉さん、が廊下の直角コーナーを独特
なコーナーリングで曲がりはなの方へやってきます。

 

亜矢子たちは慌てた様子で新聞記事をはなに見せるのでした。

 

新聞には伝助と蓮子の婚約記事が顔写真付きで、でかでかと載って
います。

 

はなたちは新聞の突然の知らせに驚きを隠せないようです。

 

☆★_ ☆★_

その頃、蓮子は伯爵家にて結婚式のお色直しのための着物選びを物
憂げな表情で行っています。

 

☆★_ ☆★_

はな

「連さま、どうして・・・」

 

はなの中では複雑な思いが交錯するのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第37回のあらすじ】

 

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)が石炭王・嘉納伝助(吉田鋼太郎)と婚約したという新聞記事に、何も聞かされていなかったはな(吉高由里子)はショックを受ける。急いで蓮子の部屋へ向かうが、もはや蓮子の姿はなかった。いても立ってもいられないはなは、ブラックバーン(トーディ・クラーク)や富山(ともさかりえ)が止めるのも聞かず、学校を飛び出して蓮子の実家・葉山邸へ向かう。しかし、屋敷の前で大勢の記者たちに囲まれてしまう…

 

 

【感想】

どうですか。

昨日の続きになりますが、野に放たれ自由を得た小鳥が意味するも
のは、もしかしたら、蓮子が“腹心の友”のはなと一緒に過ごすこと
のできた、つかの間の、自由でキラキラした時間のことだったのか、
と思ったりもしました。

 

小鳥は自分で餌を取る術がなく、天敵もいるでしょうから、長生き
できる保証はどこにもありませんが、どんな時にも少しの希望も持
っていたいという、蓮子の気持ちが込められていたようにも感じま
した。

 

☆★_ ☆★_

蓮子が嫁いだと知ったら、吉太郎もさぞや悲しむことでしょうね。

 

魚釣りの場面は吉太郎にとっても、キラキラした美しい思い出とな
ったかもしれません。

 

あの魚はウナギのようですね。

 

かば焼きにしたらおいしそうですね。

 

釣った魚を見て、あの蓮子が思わず「て!」と言っていたのが
面白かったですね。

 

☆★_ ☆★_

はなの決意を聞いて、ブラックバーン校長は感激していたようです
ね。(問題児ほどかわいいということでしょうかね。)

 

茂木先生はもちろん、富山先生がはなにエールを送る場面がよかっ
たですね。(富山先生らしい発言がよかった。)

 

☆★_ ☆★_

修和女学校の女学生たちは、いくつになっても、あの直角コーナー
は、ああやって曲がるのでしょうかね。(学生の伝統なのか。)

 

☆★_ ☆★_

 

次回もお楽しみに~。

 

Don’t miss it!!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): 花子のお父

安東ふじ(室井滋): 花子のお母

安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄

木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):花子の祖父

富山タキ(ともさかりえ):英語教師

茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生

ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長

スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

綾小路先生(那須佐代子):国語の先生

葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵

畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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