<花子とアン39 石炭王のハチャメチャぶりと娘・冬子に蓮さま愕然。
/ はなの進路は?>
本日放送分の「花子とアン」第39話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(39話)のおさらい】
東京で盛大な結婚式を終えた後、蓮子を待っていたのは、福岡にあ
る嘉納伝助邸での3日3晩にわたる祝宴でした。
出席者全員が炭鉱節を大合唱しながら踊り狂う様に蓮子は肝を抜か
したような顔をしています。
宴会に出席していた地元の客人たちは皆、蓮子や蓮子の着物の美し
さをに見とれ、「まるで博多人形のようだ」などと絶賛しています。
出席者たちは蓮子に立ち上がって美しい姿と着物を良く見せてくれ
るよう伝助にリクエストします。
伝助は夫たる者の威厳を見せ蓮子の名前を呼び捨てにしようとしま
すが…
「蓮子ォォォッ~!!! …しゃん」
などと途中で照れてしまい弱火に「しゃん」を付けたすのでした。
そんなちょっと面白な展開もあって会場は大盛り上がりになり、三
味線の伴奏つきで蓮子は、伝助のリードで、半ば無理やりみんなの
前で立ち上がったりくるりと回ったりして「お披露目」をさせられ
るのでした。
☆★_ ☆★_
宴会もたけなわとなる頃、伝助のもとに小さな女の子がやってきて、
伝助と親しげに話しています。
蓮子は宴会ではずっと無口でしたが、女の子のことが少し気になり、
「あの、そちらのかわいらしいお嬢様は?」と伝助に聞きます。
すると、伝助は「ああ~、まだ紹介しとらんやったなぁ」などと言
いながらその少女が自分の娘(冬子)であると言うのでした。
伝助には子供がいないと聞いていた蓮子は衝撃を受けます。
伝助は、新しいお母さんとなる蓮子に挨拶をするように娘に言いま
すが、娘は「こげなお姫さま、おっ母さんとか呼べんばい!」など
とふくれっ面になって席を離れてしまうのでした。
☆★_ ☆★_
宴会が終わり、リビングでくつろぐ伝助は、優しい口調で蓮子に「お
つかれさま」とねぎらいの言葉をかけようとしますが、蓮子は依然
黙ったままでした。
しばらく後、「(伝助には)先妻との間には子供はいない」と聞いて
いたと蓮子は打ち明け、「私は騙されたのでしょうか?」と伝助に聞
きます。
伝助は、確かに先妻との間には子どもはおらず、娘と紹介した女の
子は「外の女」に産ませた子供である、と言い「“嘘”は言うとらん
ばい?ガハハハハ」と豪快に笑いとばすのでした。
蓮子はそのように笑う伝助にやや不信感を感じたのか、表情を曇ら
せます。
☆★_ ☆★_
そこへ女中がやって来て「博多のお客さん」が迎えに来たことを伝
助に伝えます。
伝助はやたら張り切ったようすで「おう!」と言いながら部屋を出
ていきます。
蓮子は女中に「博多のお客さん」が何者かについて聞くと、実は馴
染み芸者衆とのことでした。
女中は「旦那様、今夜は帰って来んしゃりんですばい」と、妖しく
微笑んで言います。
戸惑う蓮子。
☆★_ ☆★_
時は流れて1913年(大正2年)1月になりました。
修和女学校では高等科の最上級生となっているはなは、富山先生の
監督のもとで、下級生の英語の授業を教えたりもしているようでし
た。
二か月後の3月には卒業となるはなでしたが卒業後の進路はまだ決
まっていないようでした。
☆★_ ☆★_
その頃、甲府では母親のふじが、はなの卒業後の帰郷を心待ちにし
ています。
はなへの手紙もこの頃では自分で書けるようになっているようでし
た。
ももはすっかり大きくなり、朝市は夢かなって師範学校へ通う学生
となっています。(朝市も卒業間近。)
ツメ襟の学ランを着用し、鉢巻はもうしていない朝市もやはり、
はなの卒業後のことが気になっているようでした。
☆★_ ☆★_
はなが担当した英語の授業の後、富山先生ははなの英語の実力を認
める発言をし、卒業後は学校に残って英語の先生をやらないか、と
持ちかけるのでした。
「はなにやる気さえあれば、」富山先生はブラックバーン校長に
推薦してくれるとも言ってくれています。
しかし、はなは甲府へ戻りたい気持ちもあり即答はできかねるよう
でした。
☆★_ ☆★_
「英語の教師かぁ」と悩むはなに、亜矢子は「それだけはやめてお
いた方がいいわ」とアドバイスします。
亜矢子がはなを引き止める理由は「嫁に行き遅れる可能性があるか
ら」でした。
そういう亜矢子は念願かなってやっと医者との縁談話がまとまった
ようです。
☆★_ ☆★_
結婚を決めた亜矢子は、女学校での「楽しい思い出づくり」のため
に寄宿舎へ戻ってくるのでした。
今回、亜矢子の寝泊まりする部屋は、蓮子が使っていた個室でした。
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☆★_ ☆★_
はなの部屋には、畠山さんのほかに“小さい人たち”が二人いて、
今は定員でした。
はなは下級生たちの面倒をよく見ていて、勉強も懇切丁寧に教えて
いるようでした。
はなは出版社でアルバイトしていた時のお礼に英治にもらった大き
な辞書を下級生たちに見せながら、自らも当時のことを思い出して
いるようでした。
「あんな仕事に就けたらなぁ」
はなは、自分が出版社の編集長となり、社員の梶原や英治をあれこ
れ叱る妄想をしています。
妄想の中で英治は、やっぱり「珍獣ナマケモノ」企画をはなにプッ
シュするのでした。
はなが、”うっとりとした表情で”鳥がはばたくようなポーズを決めて
妄想から目覚めると、下級生たちははなの様子を見て大笑いするので
した。
横で見ていた畠山さんは、「はな先輩はね、ときどきこうなってしま
うのよ」なんて説明をしています。
☆★_ ☆★_
その頃、製糸工場で出稼ぎ労働しているはずのはなの妹かよが、ぼ
ろぼろになった姿で足を引きずりながら修和女学校の前にやって来
ます。
学校の前で力尽きてバタッと倒れこむかよ。
はなに昔もらったクッキー缶がコロコロと懐から転げます。
そこへはなと亜矢子が外から帰ってきます。
「お姉やん、会いたかった」
かよははなの姿を見るやはなに抱きつき、泣き崩れるのでした。
<次回へ続く>
【次回第40回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
製糸工場で働いているはずのかよ(黒木華)が、変わり果てた姿ではな(吉高由里子)の前に現れた。醍醐(高梨臨)の部屋にかくまわれたかよは、工場での過酷な生活と脱走の経緯を語り、このまま東京で暮らしたいと言う。はなは、かよのためにも東京で仕事を探そうと決心する。一方、かよの失踪を聞いて騒然としていた安東家では、茂木(浅田美代子)から無事との電報が届きひと安心するが、誰が東京へ迎えに行くかという話になり…
【感想】
どうですか。
嘉納伝助は一代で莫大な財を築くだけあってさすがに豪快な人間の
ようですね。
それに宴会や芸者遊びは得意中の得意のようでした。
でもシャイで強気になれなかったりするところもあり「かわいいお
じさま」的な感じもします。
しかし新婚早々に泊まりがけで芸者遊びというのはちょっとハチャ
メチャすぎて、蓮子がかわいそう…。
☆★_ ☆★_
蓮子は伝助の子どもがいることでショックを受けていましたが、そ
の娘が自分と同じ妾腹の子ということを聞き、何か運命的なものを
感じていたようにも思いました。
(宴会ではもうちょっと楽しめばいいのに、なんて思ったりもしま
したが。)
☆★_ ☆★_
しかし、朝市は学ランが似合わないですね~。
(個人的な感想ですが。)
あの鉢巻き姿で野良仕事の衣装を着ている朝市の方が野性的でかっ
こよかった気がしますね。
☆★_ ☆★_
結局、なんだかんだ言って亜矢子も高等科へ進学していたのですね。
それにしても、ずいぶん昔から結婚、結婚て言ってて、大文学会の
後くらいから、自宅に戻ってお見合い三昧という生活を送っていた
のに、なかなか「おメガネにかなう相手に巡り会えなかった」とい
うことでしょうかね。
…その昔、白鳥かをる子がそんなことを言っていたのを思い出しま
した。(亜矢子は無事に結婚できるのかしらん?)
☆★_ ☆★_
はなは自分が“小さい人たち”だった頃苦労した分、下級生には至
れり尽くせりな感じで接してあげているのですね。
修和女学校の英語の先生になるのも素敵ですよね。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに~。
Don’t miss it!!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄
安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉
安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹
木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):はなの祖父
富山タキ(ともさかりえ):英語教師
茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長
スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
綾小路先生(那須佐代子):国語の先生
葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵
畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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