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花子とアン45 たえとの別れ「ごきげんよう。先生」 / ミミズの「ふと子」さん

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン45 たえとの別れ「ごきげんよう。先生」 / ミミズの「ふと子」さん>

本日放送分の「花子とアン」第45話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

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【今日(45話)のおさらい】

はなが尋常小学校の先生になって1か月が経ちました。

 

ここ一週間というもの、小山たえの姿がクラスにはなく心配した
はなは校長に相談しますが、校長はすでにたえの事情を知ってい
るようでした。

 

校長の話によると、たえは間もなく親戚の家に引き取られていくこ
とになっていて、もう学校には来ることはないとのことでした。

 

☆★_ ☆★_

しかして、その日、はなが家に戻ってくると、たえがひょっこり顔
を見せるのでした。

 

たえの話では、彼女が親戚の大きな農家にもらわれていくのが翌日に
迫ったため、はなにお別れの挨拶をしに来たということでした。

 

たえの弟はすでによその家にもらわれていったようです。

 

たえは自分の唯一の理解者であったはな「ありがとごいす!」
礼を述べ、野で摘んできた一輪の花をはなにプレゼントします。

 

実際には、みんなとは会えなくなるのはさみしいけれど、「想像の翼」
が自分にあるのでいつでも会いに帰って来られる、とたえは強がる
のでした。

 

☆★_ ☆★_

家に帰っても一人ぼっち、というたえは安東家で夕食をいただくこ
とになります。

 

ふじ特性の「ほうとう」をおいしそうに食べるたえ

 

たえは、部屋の棚の上にある「おやゆび姫」の絵本に気づき、食事
中にもかかわらず、夢中になって本を読み始めるのでした。

 

「ふっふっふ。はなのちっこい頃とそっくりじゃん」

 

昔のはなにあまりにもそっくりなたえを見て、周造をはじめ安東家の
人たちは笑って昔を懐かしんでいるようでした。

 

ふと、はなは教会の2回の本の部屋のことを思い出し、たえを連れ
て行くことにします。

 

「夜も遅いしやめとけし!」という家族の制止もと突っぱねて、
「今日しかないの!」と、はなたえを連れ出します。

 

しかし、今度は無断侵入ということではなさそうでした。

 

朝市と侵入した時と同じ場所で、同じような格好をして、同じ本
(おばけの本)を読むはなたえ

 

☆★_ ☆★_

その頃、学校の教職員たちはたえの姿をあちこち探しまわっている
ようでした。

 

この日の夜、帰宅したたえの父親が、たえの不在を心配して学校に
知らせて村は大騒ぎになっているようです。

 

安東家には朝市と学校の小遣いの男がやって来ます。

 

はなたえを連れて、教会の「本の部屋」に行ったらしいことを知
った朝市たちは血相を変えて教会へ走るのでした。

 

☆★_ ☆★_

教会の本の部屋では、はなたえに自分の夢を語っています。

 

「先生の夢はね、子どもも大人もワクワクするような本をいつか自
分で作ることなの」
と言うはな。

 

どんな物語か聞かせてくれ、というたえのリクエストに、はな
おそらく即興で思いついた“太ったミミズ”のお話を始めます。

 

ミミズの名前はたえのアイディアで「太子さん」になりました。

 

しかし物語はほんの“おさわり”程度で中断しなくてはならなくな
るのでした。

 

なぜなら、たえを探しに来た朝市たちがやって来たからです。

 

朝市と小遣いの男から事情を知らされたはなな

 

男は「今度は校長のカミナリではすまんら。覚悟しろし!」
言い残し、たえを連れて出ていきます。

 

たえ(別れ際に振り向く)

「はな先生、ありがとう。この部屋の事も先生の事も
ずっと、ずっと忘れねえ。」

 

「ごきげんよう。…先生。」

 

はなは、「想像の翼」が、これからのたえを支えてくれることを祈る
ばかりでした。

 

あくる朝、たえはさみしそうに振り返りながら村を去っていきます。

 

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☆★_ ☆★_

学校の教務室で、はなは緑川先生と校長先生にみっちり絞られてい
ます。

 

「申し訳ありません」を連発するはな

 

しかし今度ばかりは校長先生も簡単には許してくれません。

 

校長ははな「教師に向いていない」「自宅で謹慎してゆっくり考え
ろ」
などと痛烈な言葉を浴びせます。

 

☆★_ ☆★_

自宅で謹慎するはなは昨晩、教会からの帰り際の朝市の話しを思い
出しています。

 

朝市ははなに、

 

子どもの人生を預かるという、教師の担うべき大き
な責任についての自覚が足りていない、

 

と言った後、

 

本音を言えば、田舎の教師じゃ不満なのではないか?

 

と問いかけていました。

 

「…そのとおりかもしれない」と、はなは深くため息をつきます。

 

☆★_ ☆★_

一方、学校では朝市がはなをやめさせないようにと、校長を説得し
ています。

 

はなたえに目をかけたのは「お気に入り」だからではなく「いま
すぐ手を差し伸べる必要がある生徒」
だったからであり、

 

10歳の時から東京で一人きりで頑張ってきたはなだからこそ、これ
まで、そしてこれからたえが経験するであろう辛さ苦しさがわかっ
たのだ、と朝市は必死にはなを弁護します。

 

また「辛い時こそ夢を見る力が大切」だからこそ、それを知っても
らうために、新しい家にもらわれていく前に「教会の図書室」
を連れていく必要があったと付け加えるのでした。

 

校長はじっと考えています。

 

はなの教師としての運命はいかに…。

 

<次回へ続く>

 

【次回第46回のあらすじ】

 
<Yahoo! Japan テレビガイドより>

たえ(伊藤真弓)を教会の図書室に連れ出したことが問題となり、はな(吉高由里子)は本多(マキタスポーツ)に退職願を提出する。「ひと月で辞める教師がどこにいる!」と一喝され、辞めずに済んだはなは、朝市(窪田正孝)から「子どもたちがはな先生を辞めさせないでくれと頼んだ」という話を聞き驚く。夏を迎え、はなもようやく先生らしくなってきたある日、一通の手紙が届く。それは、遠い親戚の家へ行ったたえからだった…

 

【感想】

 

たえの境遇や能力が、はなの小さかったころにそっくりで、たえ
親戚の家に急遽もらわれていくことになった前日に「教会の本の部
屋」
に忍び込んで、かつてと同じ場所で同じ本を読み…、

 

という展開には、どういった意味が隠されているのかは今のところ分
かりませんが、物語が進んでいくうちに明かされていくことでしょう。

 

はなにも負けない「想像の翼」をもつたえもまた、どこかの分野で
大物と化けるのでしょうか。

 

たえのお父さんはやはり娘に別れを告げるために帰ってきたので
しょうね。

 

お父さんは借金を返すために出稼ぎに出ていたと思いますが、たえ
がもらわれていく“親戚”は大きな農家であるなら、そこからお金を
借りるという手もあるのではないか、などと余計なことも考えたりし
ました。

 

…いや、もしかして債権者はもともとその親戚の農家で、いよいよ
債務が支払えなくなったお父さんは借金のカタとして娘を差し出し
たとかね。(「想像の翼」というか「妄想」が膨らむ…。)

 

それにしてもはなは普通のスケールには収まりきらない部分があって
いつもいつも「退学」とか「クビ」の危機にさらされる運命にある
のでしょうか。

 

次回もお楽しみに。

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄

安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉

安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹

木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):はなの祖父

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子

本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長

緑川幾三(相島一之):先輩の先生

小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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