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花子とアン50 吉太郎叫ぶ「お父なんかオラたち家族に必要ねえ!!」

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン50 吉太郎叫ぶ「お父なんかオラたち家族に必要ねえ!!」>

 

本日放送分の「花子とアン」第50話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(50話)のおさらい】

はなが授業を行うクラスに突如顔を出した吉平。

 

「この変なおじやん、はな先生のお父け?」

 

にわかに騒然とするクラス。

 

吉平はクラスの生徒に、自慢げに自分の娘の自慢話を始めます。

 

吉平

「よお、みんな!グッドアフタヌーン。はな先生はいい先生ずら?
…あたりめえだ!はなは小っちゃい時から神童でな…etc.」

 

はなはあわてて吉平を黙らせますが、何とも滑稽な感じのする親子
のやり取りと、吉平の変なおじさんぶりに生徒たちは「あはははは」
と大ウケ。

 

☆★_ ☆★_

放課後、生徒のいなくなった教室ではなと吉平は話をしています。

 

吉平は、はなが女学校を卒業後は東京で英語を活かした仕事に就い
ているものと思い込んでいたようでした。

 

はなに会いに修和女学校へ行くと、東京で就職どころか、甲府へ帰
って教師をしていると聞き、吉平は驚いてはなに会い甲府まで舞い
戻って来たということでした。

 

はなが甲府に戻って来ていることに「何を考えてるんだ!」と不
満を述べる吉平。

 

はなは、家族を4年間も放っぽらかしている吉平こそ何を考えてい
るんだ、と言い返します。

 

はなに痛いところを突かれてしまった吉平。

 

吉平ははなに、自分のことを怒っているであろう家族の様子などを
聞き、「どうしたらいいか」とはなに泣きつくのでした。

 

吉平

「はな、助けてくりょう。お父が帰えっても追い返されねえよう。
何とかしてくれちゃ。頼む。頼む!」

 

☆★_ ☆★_

はなはとりあえず、吉平を学校に残し先に家に帰って、それとなく
吉平のことを話題に出して家族の反応をうかがおうとするのでした。

 

ふじに真っ先に吉平が帰ってきていることを伝えようとするはな
したが、「お父の事だけど…」というはなの言葉を聞きつけて、鋭
く反応する吉太郎の表情を見たはなは、やはりストレートには吉平
の帰宅を告げることはできませんでした。

 

「あんな奴どうなってても更関係ねえじゃんけ」と父親を「あんな
奴」呼ばわりする吉太郎。

 

☆★_ ☆★_

その頃、学校の教務室では校長や緑川先生、そして朝市と吉平が話
をしています。

 

吉平ははなが教師として上手くやっていけるように校長に「はなの
こん、どうぞよろしくお願げえします」
と頭を下げるのでした。

 

校長は吉平の挨拶に「わかった」とは言わず、その代わりにはな
来ている縁談の話を切り出し、「これ以上ないような縁談」を受ける
ように父親の吉平からも説得するようにと言うのでした。

 

ここへきて初めてはなの縁談の話を聞いた吉平。

 

はながまだ決断していないことを朝市から聞くや、吉平はあわてて
学校を飛び出して家に向かうのでした。

 

☆★_ ☆★_

安東家では、はなが吉平の茶碗を出したりしてそれとなく吉平の帰
りをにおわせる仕草を見せています。

 

はなの考えでは、吉平のことをみんなが少しでも思い出してから、
彼を迎え入れようというものだったようです。

 

しかし、そこへ血相を変えた吉平が帰ってきてしまいます。

 

「はな、見合いなん断れ!」

 

はなの作戦はみごとに失敗に終わるのでした。

 

「…お父、まだ早いじゃん」

 

吉平が、はなの言葉に我に返り、家族の表情を見て「しまった」
感じた時には「時すでに遅し」という状況になってしまっています。

 

☆★_ ☆★_

しばらくぶりに見る吉平の姿。

 

ももは吉平に会えたのがとても嬉しいようすで、すぐに「お父、お
帰り」
と吉平のところへ行きます。

 

すっかり成長したももの姿に、そしてももが思いもかけず自分の帰
りを喜んでくれたことに気を良くした吉平は一転して上機嫌になり
ます。

 

しかしそんな吉平の上機嫌もすぐに吉太郎の発言によって消し飛ん
でしまいます。

 

吉平

「おお、吉太郎!変わりはねえか?」

 

吉太郎(怒りの表情で!)

「変わりはねえかじゃねえ!

よくものこのこ帰えってこれたもんだな!

いまさら何の用があって帰えってきただ!」

 

吉太郎の言葉にカチンときた吉平は「父親に向かってその言いぐさ
はなんだ!」
と言い返します。

 

吉太郎

「父親だ?ずっと帰えってこねえで何が父親だ。」

 

ここでふじが珍しく口を挟みます。

 

ふじ

「…吉太郎の言うとおりじゃん。今まで何の便りもしなんで、
いったいどこで何してただ?」

「どんだけ皆が心配してたかわかってるか!」

 

ふじにまで責められてしまい言葉を失う吉平ですが…、

 

自分の話題はとりあえず置いておいて、はなの縁談の方に無理やり
話題を向けます。

 

「東京で英語を勉強させたのは地主と縁談させるためなんかじゃない、
縁談は断れ!」
はなに命令する吉平。

 

やがて吉平は、

「自分がこれから徳丸家にいって縁談話を断ってくる!」


と家を出て行こうとしますが、

 

「何も知らねえくせに勝手なことするんじゃねえ!」

と吉太郎に止められ、両者は取っ組み合いになります。

 

吉平

「勝手なこと?お前ははなが好きでもねえ地主と結婚すりゃあ
いいと思ってるだけ?」

 

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☆★_ ☆★_

何も知らない吉平。

 

何も考えず、その場の感情の赴くままに行動しようとする吉平。

 

吉平は、吉太郎からこれまで自分が知ろうともしなかった家族の事を
はじめて聞かされるのでした。

 

◆はなが見合いをした理由は家族のためであること。
(縁談がまとまれば家の借金と、将来の家族の面倒がすべて望月家
が見てくれる)

◆かよは家族のために製糸工場へ働きに出たが、心身ともにボロボロ
になってしまい東京へ逃げ出したこと。

◆かよが逃げ出したために前金として払われた給料は、家の借金と
なってしまっていること。

◆かよは東京の洋服店で奉公していて借金返済を期していること。

◆はなが学校卒業後、東京ではなく甲府へ戻ってきた理由
(帰って来ない父・吉平に変わって働いて返すため、と吉太郎。)

 

吉太郎の怒りの言葉はまだ続きます。

 

吉太郎

「はなだけじゃねえ!お父が帰えってこねえ間、みんながどんだけ
苦労しただか知ってたけ?」

 

吉平のかわりに徳丸に何度も頭を下げていたふじのこと…。

周造やももも文句も言わずに一日も休まずに野良仕事をしてきたこと…。

畑や田んぼだけでは食べては行けず、みんなで必死で夜なべで内職もしてきたこと…。

 

吉太郎

「こんなに働いても、ちっとも生活は楽になんねえって、
お父は知ってたけ!」

 

「何一つ知らねえくせに。知ろうともしなんだくせに。」

 

「お父なんか、こんなお父なんか、
オラたち家族に必要ねえ!!」

 

☆★_ ☆★_

吉太郎はそこまで言うと小屋を出て行ってしまいます。

 

周造は、吉太郎だって家族のために小さいころから歯を食いしばって
頑張ってきた、と後から付け加えるのでした。

 

周造(小屋を出ていく間際に吉平にむかって)

「こぴっと考えろ。ここにいるのはおまんの家族だぞ。」

 

吉平は、自分がこれまで知ろうともしなかった現実を突きつけられて
しまい、愕然とした表情をうかべながら泣き崩れるのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第51回のあらすじ】

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

突然帰ってきた吉平(伊原剛志)に、怒りを抑えられず思いのたけをぶつけた吉太郎(賀来賢人)。家族の状況を何も知らなかった事にさすがにショックを受けた吉平は、夜も眠れずひとり縁側へ出てくる。そんな父を心配し話しかけるはな(吉高由里子)に、吉平は空白の4年間について語り始める。社会運動に身を投じ、逃亡をつづけていた吉平が明かす意外な結末に、はなはかける言葉が見つからない。その時、ふじ(室井滋)が…

 

【感想】

ふらりと甲府へ戻ってきた吉平。

 

吉平は、自由奔放で子供たちからも人気が出そうないいキャラク
ターのおじさんなのですが…。

 

そう言えば、吉平は家のために何かをしているという場面が一回
もありませんでしたね。

はなのためだけに頑張っているときはありましたが。)

 

はなの縁談の話を聞きつけるや、自分の立場も忘れて家に帰って
しまい、厳しい現実を突きつけられてしまうのでした。

 

これまで家の事には少しもかかわろうとしなかった吉平に対して
吉太郎が怒るのは当然といえば当然のことかもしれません。

 

吉太郎は子どものころから父・吉平に対してずっと我慢してきたこと
をここでとうとう思い切り吐き出すのでした。

 

周造にとっては、これまで娘の婿に遠慮して言えなかったようなこと
を孫の吉太郎が全部言ってくれたという感じになるのでしょうか。

 

しかし、はなが甲府へ戻ってきていなかったら、果たして吉平は安東家
に戻っていたのでしょうか…。

(はなに泣きついていたところを見ると、帰りたいという意志はあった
ようですね。)

 

吉太郎が入営するまでに、親子は分かりあえる日が来るといいですね。

 

次回もお楽しみに。

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄

安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉

安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹

木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):はなの祖父

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子

本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長

緑川幾三(相島一之):先輩の先生

小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

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最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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