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花子とアン64 和解。吉平朗読に周造は瞳を閉じ「想像の翼」を広げ…

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン64 和解。吉平朗読に周造は瞳を閉じ「想像の翼」を広げ…>

 

本日放送分の「花子とアン」第64話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(64話)のおさらい】

倒れた周造を案じ全力疾走で家路を駆けていくはな

 

はなが家に到着した時には、吉平に連れられて来た村医者が周造を
診察していました。

 

周造は母屋の畳敷きの部屋の布団に横たわっています。

 

医者の見立てでは、周造は一命はとりとめたが心臓がかなり弱って
いて、次に発作が起きたら「命取り」になる可能性がある、という
ことでした。

 

「無理は禁物」という医師の言葉に、ふじは周造一人に畑仕事を任
せてしまったことを後悔します。

 

吉平は申し訳なさそうに「手伝えることがあれば言ってくれ」
ふじに申し出るのですが、その場に同席していた隣家のリンに却下
されてしまうのでした。

 

がっかりした表情の吉平は村医者を送りに行くと出て行ったきりそ
の日は帰ってきませんでした。(またまた教会の本の部屋に宿泊)

 

☆★_ ☆★_

夜の冷えを考えて、はなは周造の「かいまき」を周造の小屋に取り
に行きます。

 

※かいまき: 袖のついた着物状の寝具のこと。

 

すると、はなは周造の部屋の寝床に『たんぽぽの目』が置いてある
のを発見し、本もいっしょに母屋へ持っていきます。

 

はな「かいまき」を周造の身体に被せ、『たんぽぽの目』を周造
の枕元に置きます。

 

字が読めないのにはなの書いた本を大事に持っていた周造、ふじ
はなに、時間のある時にでも読み聞かせてやってくれと頼むのでし
た。

 

その晩はふじは寝ないで周造を看病し、日が明けてからは一人で畑
仕事に出るのでした。

 

☆★_ ☆★_

サダの出現でもつれてしまった夫婦の関係。

 

どうしたらいいのかふじにも吉平にも答えは見いだせないようでし
た。

 

☆★_ ☆★_

翌朝、小学校の廊下の窓から、はなは悲しそうな表情で空を見つめ
ています。

 

朝市「大丈夫か」と、はなに慰めの言葉をかけます。

 

はなは昨日までは朝市のことに怒っていましたが、周造が倒れた
一件で心配してくれている朝市のことを受け入れているようでした。

 

☆★_ ☆★_

いよいよ家にもいられなくなったと感じた吉平は、せめて自分ので
きることで家に貢献しよう、と出稼ぎに出る決心をして徳丸商店で
商品を仕入れています。

 

そこへ徳丸が現れて、安東家の一大事なのに出稼ぎに出かけようと
している吉平を見て「どういうことだ?」と問うのでした。

 

吉平は「(そんなこと言ったって)ふじが許しちゃくれんだ」と言
います。

 

徳丸は吉平に浮気をしていないことを確認し、吉平に、「こういう
時こそ、ふじちゃんの傍にいるべきずら」
と吉平を説得。

 

吉平は、自分にできることは行商で借金を返すことくらいだ、と反論
しますが、徳丸はそれを受けて次のように発言。

 

徳丸

「おまんはバカけ?金貸してるワシが行商なんやめて家帰え
れっ
てんだ!」

「今、ふじちゃんが心っから頼れるのは誰でもねえ、亭主の
おまん
ずら!」

 

 

吉平は徳丸にそう言われて、行商を諦めたのか安東家に再びやって
来ます。

 

安東家では布団に寝ている周造が『たんぽぽの目』を手に取り、
「ああ、字が読めたらなぁ」とため息をついています。

 

☆★_ ☆★_

こっそり小屋へ入ってきた吉平は周造に、自分でよかったら「本」
を読み聞かせると申し出、周造はしばし考えて物語を吉平に読んで
もらうことにします。

 

「ふんじゃあ、読ませていただきます」と言って吉平は周造の横に
座り『たんぽぽの目』の朗読を始めるのでした。

 

周造は途中で瞳を閉じてしまいます。

 

それに気づいた吉平、「お爺やん、つまらんですか?」と声をかけ
すが

 

周造

「はなの作った話が詰まらんわけねえら。」

「こうして目をつぶった方が景色が浮かぶだ。」

 

 

そう言うと周造は「さっさと続きを読めし」と吉平を促します。

 

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

 

吉平は物語を続けます。

 

物語が終わると周造はとても満足したように「はなは本当におもし
れえぼこだったな」
と言います。

 

吉平

「ええ、神童ですから」

 

周造は、はなが本を出版できたのは吉平変わり者だったおかげ
かもしれないとしみじみ振り返るのでした。

 

ふじが吉平の事を始めて紹介した時から吉平の事は好いていなかっ
たと正直に言う周造。

 

周造 (昔を思い出しながら)

「こっち(甲府)から見る富士山はウラ富士だ、なんて言い
くさっ
て」

 

吉平は周造に好かれていなかったことを認め「一つ屋根の下にいて
目も合わせてくれなんだ」と言います。

 

周造は「そうさな」と言い、二人は笑います。

 

吉平は頃合いを見計らって、

 

「お父さん、この度はいろいろご心労をおかけしてすまなん
だです」

 

 

と詫びを入れるのでした。

 

周造

「あのサダとかいう女とは何もなかったずら。よーく考えて
りゃ、おまんはほんな甲斐性ある男じゃねえら」

 

周造はそう言うと、吉平への誤解を解くのですが、

 

「ふんだけんど、ふじはほう簡単にゃあ許さえぞ」

 

などと冗談を言って笑うのでした。

 

(やっと打ち解けることができた男たち。)

 

周造

「婿殿、ワシはもう、そう長くはねえ。」

 

 

周造は続けて、「ふじや子供たちのことを頼む」
と吉平に言います。

 

その後、周造は何度も何度も吉平にほんの読み聞かせを頼み、
満足げに瞳を閉じて、まるで「想像の翼」を広げるかのように
心に浮かぶ情景を楽しむのでした。

 

吉平はやっと周造と分かりあえたのが嬉しそうでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第65回のあらすじ】

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

病床の周造(石橋蓮司)に頼まれて『たんぽぽの目』を読み聞かせしていた吉平(伊原剛志)は、畑から帰ってきたふじ(室井滋)に話し合おうと声をかける。しかしふじは取り合わず、吉平は仕方なく安東家を後にする。その頃小学校で、生徒たちから「おじぃやんにお見舞い」と草花をもらうはな(吉高由里子)。そこへ突然、騒動の原因となったサダ(霧島れいか)が訪ねてくる。放課後の教室で、サダははなに、事の真相を話し出す…

 

 

【感想】

周造が倒れてしまい畑仕事の男手を失ってしまった安東家。

 

吉平は反省して手伝うことを申し出ますが、なぜか隣の家のリンに
却下されてしまいます。

 

ふじを思ったからこそのリンの発言ではあるのですがが、ふじと吉
平との間に、ちょっとした障壁とつくってしまっているような気も
しました。

 

☆★_ ☆★_

自分のできることをしようと行商にまた出ようとする吉平でしたが、
徳丸に止められます。

 

徳丸の発言は、借金の返済を待ってくれるということなのでしょう
かね。

 

☆★_ ☆★_

かくして、吉平は周造と対話することになり、周造は初対面時から
の吉平に対する不信感をやっと解くのでした。

 

吉平の朗読を聞きながら眼と閉じて情景を思い描く周造はまるで
「想像の翼」を広げているかのようでもありました。

(元祖「想像の翼」というところでしょうか。)

 

☆★_ ☆★_

周造の富士山に対するこだわりは、根っこの部分には吉平の発言が
あったのですね。

 

サダが安東家にやって来たとき、まるで周造が怒ることを見越した
かのように「静岡から見る富士山がオモテだ」と言いましたが、吉
平はそんなことまでサダに教えていたのでしょうか。

 

☆★_ ☆★_

サダはどこに泊まっているのでしょうかね。

 

(依然として謎の女ですね。明日登場するようですね)

 

☆★_ ☆★_

いずれにしても周造と吉平は最後(?)には分かりあえてよかった
ですね。

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):はなの祖父

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子

嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻

本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長

緑川幾三(相島一之):先輩の先生

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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