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花子とアン96 蓮さまの絶縁状!怒りと哀しみの石炭王、大号泣!!

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<花子とアン96 蓮さまの絶縁状!怒りと哀しみの石炭王、大号泣!!>

本日放送分の「花子とアン」第96話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(96話)のおさらい】

 

夫も友も裏切り愛する宮本の元へ走った蓮子。

 

翌朝、花子は東京へきているという蓮子が自分を訪ねてくれなかっ
たことが気になっているようでした。

 

そこへ、ガンガンガンガンと朝っぱらから戸を叩く音が聞こえ
てきます。

 

「どなたですか?」とガラス戸越しに聞く英治。

 

ガラス戸越しに見える男は暗く低い声で名乗ります。

「…嘉納伝助たい」

 

伝助

「蓮子、ここに来ちょらんやろか?」

 

伝助は、何か嫌な予感を感じながらも「ここにいないはずがない」
「頼むからここにいてほしい」
とばかりに、なりふり構わず家に上
がりこみ蓮子の家探しを始めます。

 

伝助をこのように行動せしめたのは、蓮子があんなに会いたがって
いた花子と歩へのプレゼントを旅館に置き去りにして出かけたこと
がどうにも気になって仕方がなかったからです。

(普通なら蓮子はそのようなポカはしない。)

 

伝助

蓮子ォーッ! 蓮子ォーッ!

蓮子ォーッ!

蓮子ォーッ!

伝助は蓮子の名前をありったけの力を振り絞って叫び続けるので
した。

 

部屋をくまなく探し、庭と面するガラス戸をあけ、また「蓮子ォー
ッ!」と外に叫んでいます。

 

歩は当然びっくりして泣き出す始末。

 

英治は伝助を何とか落ち着かせようとしますが、伝助は全く効く耳
を持たずわめき散らしています。

 

とうとう英治は勇気を振り絞って伝助を一喝します。

 

英治

「もうやめてください!!石炭王の嘉納伝助ともあろうお方が、何
をなさっているんですか!?」

 

英治の一喝で「あっ!ああっ!」と我に返った伝助。

 

伝助はとりあえず、蓮子が旅館に忘れて行ったおみやげを花子にプ
レゼントし頭を下げます。

 

伝助

「花ちゃん、ご主人。みっともないところば見せてしもうて。すま
ん!」

 

伝助はあきらめて帰っていきます。

 

花子は蓮子のことを心配するのでした。

 

☆★_ ☆★_

かよに蓮子のことを相談してみる花子。

 

するとかよは蓮子が前日にカフェで宮本と落ち合っていたことをは
なに教えます。

 

しかしかよは宮本と蓮子がどこに行ったのかまでは知る由もありま
せん。

 

☆★_ ☆★_

 

宮本と蓮子の隠れ家。

 

一夜と共にした二人。

 

朝起きて、二人は再びお互いの気持ちを確かめ合うのでした。

 

蓮子

「…二度と帰らないわ。あなたと生きていくって決めたの。」

 

宮本

「でもきっと、ご主人はあなたを連れ戻しに来る。」

 

蓮子

「あなたが傍にいてくれるなら、私は何も怖くはないわ。何があっ
てもあなたの傍を離れないわ。」

 

宮本は蓮子が伝助の元に帰ってしまうのではないかと少し不安にな
っているようでした。

 

「そんなに心配なら…」と蓮子は、宮本を安心させるために伝助宛
ての手紙を認めます。

 

その手紙は伝助への絶縁状だったのでした。

 

「あなたが投函してください。あなたへの愛の証しですから」と宮
本に手紙を託す蓮子。

 

宮本

「ありがとう蓮子」

 

二人はまた熱く抱擁を繰り返すのでした。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

しかし、宮本の所在は、彼をずっと尾行している吉太郎ら憲兵には
知られています。

 

宮本の部屋を外からじっと見つめる吉太郎は何を思うのでしょうか。

 

☆★_ ☆★_

 

数日後の早朝、亜矢子が村岡家に走ってやって来ます。

 

亜矢子は慌てた様子でその日の朝刊を花子と英治に見せます。

 

記事には蓮子の手紙の全文が記載されています。

 

☆★_ ☆★_

 

その頃、福岡の嘉納邸でも、新聞記者の黒沢と女中のタミが伝助に
新聞に載っている「手紙」のことを伝助に伝えます。

 

しかし新聞を渡されても字が読めない伝助は、イライラしながら黒
沢に何と書いてあるのか読んでもらいます。

 

伝助

「何ち書いてあると?早う読め!!」

 

蓮子の「絶縁状」には、「妻としての最後の手紙」であると最初にこ
とわりが入っています。

 

当初から愛と理解を欠いていた10年間の結婚生活。

 

二人の溝を埋めようという蓮子の努力はすべて徒労におわり、人生
をほぼ諦めかけていた矢先、愛する人に巡り合うことができ、人生
に輝きを取り戻そうとしている、そのように蓮子の手紙には書かれ
ています。

 

最後に10年間養ってくれた伝助へのお礼が書かれています。

 

蓮子の手紙を聞いていた伝助の表情は見る見るうちに悔しさと怒り
がこみ上げてきます。

 

信じていた妻に、まさかこのような形で裏切られることになろうと
は!

しかも、世間に公表するという形で!!

 

伝助は完全に怒りの感情に支配され、半狂乱状態になり、鬼神の表
情で新聞紙をくちゃくちゃに丸めて引きちぎります。

 

伝助

こげなもん!こげなもーんっ!!
うわーっ!!!

さらに、怒髪天を突く勢いで、部屋にある蓮子を思い出させるすべ
てのもの、本や、飾り物、机、いす、花など何でもかんでも当り散
らします。

 

部屋にあるすべてのものを破壊しつくそうとするような怒涛の勢い
の伝助でしたが、やがて自己憐憫の感情も溢れて来てとても悲しい
表情を浮かべるのでした。

 

伝助

うわああああーっ!!

伝助は、思い切り声を張り上げて大号泣するのでした。

 

☆★_ ☆★

実は、蓮子は自分の手紙が新聞に公開されているとは全く知らなか
ったのでした。

 

外から帰ってきた宮本と再び熱き抱擁を交わす蓮子。

 

<次回へ続く>

 

【次回第97回のあらすじ】

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)の“絶縁状”がなぜか新聞に載り、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)は驚くばかり。記事には「友人の家に行くと偽って」とあり、その「友人」である花子はショックを受ける。同じく新聞で事を知った蓮子の兄・晶貴(飯田基祐)は、部下に蓮子を探し出せと厳命。幸せをかみしめていた蓮子と龍一(中島歩)は、同志の田中(玉置玲央)らから新聞に載ったいきさつを知らされる。一方、伝助(吉田鋼太郎)は…

 

【感想】

喧嘩を何度もしたとはいえ、夫婦仲は結構うまく行っているんじゃ
ないか、と感じていた伝助は、一気に奈落の底へ突き落とされたよ
うな感じだったのではないでしょうか。

 

伝助の蓮子への愛情は村岡家でなりふり構わず蓮子の名前をわめき
散らしていたところにも表れているような気もしました。

 

まさかの絶縁状を、しかも公表されるというのは、伝助にとっては、
いくらなんでもそりゃあんまりだよ、という展開だったかもしれま
せん。

 

(新聞社に投稿したのは宮本ではないようですが。)

 

俳優の吉田鋼太郎さんは今日は大活躍でしたね。彼の表現力はさす
がに素晴らしいものがあります。

 

特に怒りと悲しみの表情がいいですよね。

 

(もともと悲劇が得意な俳優さんですから当たり前と言えばそうで
すが。)

☆★_ ☆★_

蓮子は髪の毛を降ろしたスタイルも抜群ですね。

 

☆★_ ☆★_

蓮子と宮本の二人の今後はどう展開していくのでしょうか。

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

村岡郁弥(町田啓太):英治弟

梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長

宮本龍一(中島歩):演劇学生

宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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