サイトアイコン redhot-topics.com

花子とアン101 潔し石炭王「白紙の小切手」 / 宮本との対話

101

<花子とアン101 潔し石炭王「白紙の小切手」 / 宮本との対話>

本日放送分の「花子とアン」第101話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしてくださるこ
とをおすすめします。

 

 

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

スポンサーリンク
[ad#ad-1]

 

【今日(101話)のおさらい】

此処であったが100年目とばかりに、村岡家の玄関で宮本につかみ
かかる伝助と、仲裁に入る英治。

 

男三人の暑苦しい(?)格闘の末に、何とか二人を落ち着かせた英
治は卓を囲んで二人を座らせ、「とにかくお二人で冷静に話し合っ
てください」
と言うのが精いっぱいでした。

 

伝助も宮本も息を切らして「ハアハア」言っています。

 

英治は二人を残して席をはずそうとしますが、伝助はそれを止めま
す。

 

伝助

「二人だけんなったら、俺はこの男を…」

 

…二人だけにされたら宮本を生かしちゃおけないかもしれない、
と物騒な発言を伝助はするのでした。

 

☆★_ ☆★_

そもそも伝助は、蓮子の居場所を聞きに花子に会いに来たと説明し
ます。

 

蓮子が失踪してからしばらく期間が経過し、そろそろ彼女の処遇も
決めなければならないと思っていたところ、蓮子の「男」に思いも
かけず遭遇した伝助。

 

伝助

「ようやく、いろんなごたつきも落ち着いたき。嘉納家としての蓮
子の処遇を決めにゃあならんき。ばってん、蓮子の男がおるとは手
間が省けたたい!」

 

伝助は宮本から厳しい視線をそらさず、「蓮子はどこか?」と改め
て問うのでした。

 

宮本

「蓮子の言い分は新聞の絶縁状のとおりです。」

 

 

伝助

「一つ聞いちょくが、お前は石炭王の女房やきちょっかい出したっ
ちゃろ?」

 

 

宮本

「はあ?」

 

 

伝助

「駆け落ちやらしたとも、石炭王の俺にほえ面かかせたかっただけ
やろ?」

 

 

宮本

「違う!」

 

伝助

「ちゃ~んと恥かかせてもろうたばい。お前の望みどうりじゃ。
もう満足したじゃろ」

 

宮本

「違う!あんたは関係ない!俺は、俺は蓮子の内面に引かれた。
俺は蓮子という女性を愛しているんだ!」

 

 

伝助

「お前、月にいくら稼ぎよると?あいつは大変なお姫さんばい。
お前みたいなケツの青い学生に養える女やない。蓮子は連れて帰る
き。居場所を教えろ!」

 

 

宮本

「あんたのもとには返さない。俺たちは一生一緒だと誓っ
たん
だ!」

 

 

伝助

「貴様!自分の立場が分かって言いよるとやな!」

 

 

宮本

「訴えるなら訴えろ!そのくらいの覚悟、とっくに
できてんだ
よ!」

 

 

伝助

「やっぱりぶっころしちゃる!」

 

そう言って机を飛び越え再び宮本に襲い掛かる伝助。

 

 

伝助

「蓮子はどこかぁぁぁ!」

 

宮本に馬乗りになる伝助、その上から制止に入る英治、
そしてその上から伝助のボディーガードが乗りかかると
いう、またまた暑苦しい展開に…。

 

宮本

「蓮子さんにはお腹に赤ちゃんがいます!」

 

宮本のその発言で、四人の男の動きがピタッと止まる。

 

伝助

「何?」

 

 

宮本

「もうじき生まれるんです」

 

 

伝助

「こいつ(宮本)の子か?」

 

 

宮本

「…はい。」

 

伝助はそこまで聞くと、もうどうしようもない悲しい表情にになり、
あとは悲しい笑いしか出てきません。

 

伝助

「フッ…ハッハッハッハッハ!
ハッハッハッハ!ハッハッハッハ!…」

 

伝助はお供の者に「小切手帳を出せ」と命じます。

 

伝助は改まって小切手に捺印し、金額は空欄のまま、宮本に差し
出します。

 

このようにして伝助は、潔き引き際に「男」を見せるのでした。

 

伝助

「金額は好きなだけ自分で書け!出産祝いじゃ!」

 

 

宮本

「…こんな金は要らない。」

 

 

伝助(冷静に。)

「お前にやるとやない。蓮子への祝い金じゃ。」

 

伝助は帽子をかぶり「福岡にあるあいつのもんは、後で送らせる」
と言い、その場を去ろうとします。

 

宮本

「蓮子も受け取らない!」

 

伝助は聞き流して降りしきる雨の中を去っていきます。

☆★_ ☆★_

 

スポンサーリンク
[ad#ad-1]

 

☆★_ ☆★_

<甲府の安東家>

 

花子と外から帰ってきた蓮子が突然めまいを起こし、皆を心配させ
ています。

 

☆★_ ☆★_

<東京、村岡家>

 

卓を囲んで、英治、宮本、そして英治の父・平祐が話をしています。

 

「嘉納家の番頭が届けに来たんです」と言って英治はカバンを平祐
に見せています。

 

カバンには鍵がかけられていますが、中身は蓮子のものだと思われ
ます。

 

間もなく郁弥、そしてかよも村岡家を訪ねてくるのでした。

 

かよは夕食を作りに来ているようでした。

 

集まった人たちで夕食をとりあえず食べる皆。

 

郁弥はドミンゴで見かけたことはあるかも知れませんが宮本の事は
何も知らないようでした。

 

☆★_ ☆★_

そこへ、「蓮子が産気づいた」という電報が甲府から届きます。

 

宮本は血相を変えて蓮子の元へ走り出します。

 

郁弥は事情が分からず、無理やり英語を挟みながら「?」という顔を
しています。

 

☆★_ ☆★_

<甲府>

 

蓮子は「もう大丈夫だ」と言い張りますが、花子やふじは安静にし
ていろと蓮子に勧めます。

 

すでに子を産んだ経験のある蓮子はこれがすぐ出産につながるよう
な事態ではないことは分かっていたようです。

 

宮本に「蓮子が産気づいた」との電報を打ったのは、早とちりして
先走ったリンだったのでした。

 

リンは自身は出産の経験はあるはずなのに、吉平の慌てぶりから
「蓮子が出産間近」と早とちりしたようです。

 

☆★_ ☆★_

村岡家では、食事の後、かよと郁弥が食器を洗っています。

 

宮本の事は全く知らされていない郁弥がやたらと不思議がっている
と、かよは「秘密」を条件に、彼に電報を見せるのでした。

 

郁弥は、取ってつけたような英語を交えながら宮本が蓮子の駆け落
ちの相手だと知るのでした。

 

郁弥は事の真相を知ると、なぜか「感動した」とかよに言うのでし
た。

 

郁弥

「生まれてこようとしている命をみんなで守っているなんて、こん
なに素晴らしいことはないです。そんな家族の一員で僕も誇らしい
です。」

 

かよなそんな郁弥を暖かく眺めています。

 

☆★_ ☆★_

甲府では、花子が蓮子を気遣っています。

 

花子

「蓮さまだってもうじきお母さんになるんだから、こぴっとしてな
いと。」

 

 

蓮子

「はい。こぴっとします。」

 

蓮子は安東家でまるで家族同然に扱ってもらうことを感謝するので
した。

 

花子

「…だって、蓮さまもお腹の赤ちゃんも私たちの家族同然、いいえ、
家族だもの」

 

 

蓮子

「花ちゃん、本当にありがとう!」

 

 

花子

「蓮さま、絶対に幸せになってね」

 

 

蓮子

「今度こそ幸せな家庭を作るわ

 

花子は幸せそうな蓮子とみて暖かい気持ちになるのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第102回のあらすじ】

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

リン(松本明子)が安東家に駆け込んで来て、「見るからにあやしい男がいる」と言う。花子(吉高由里子)たちの間に緊張が走るが、それは“蓮子(仲間由紀恵)が産気づいた”という吉平(伊原剛志)からの誤った電報を受け、急ぎやって来た龍一(中島歩)だった。花子や蓮子たち一同は、伝助(吉田鋼太郎)が龍一に預けていったというトランクを囲む。龍一もまだ開けていないトランクの鍵を開けてみると、中に入っていたのは…

 

【感想】

伝助は、蓮子と宮本の間に愛の結晶ができたと聞いて、ふと我に
返り、あきらめて、身を引く決意をしたのでしょうか。

 

妻の蓮子を愛していたのにもかかわらず、結果として大学生に横取
りされてしまい、ある意味、決定的な事実を突き付けられた伝助。

 

白紙の小切手に印を押し、「金額は好きなだけ書け」と言った伝助は
ドラマを見る限りでは「いい男」ですね。

 

蓮子は結果的には伝助の寛容な対応に感謝すべきでしょう。

 

伝助は、どうしても許せないと思っていた妻を許したことで人間的に
一段上のステージに上がったかもしれません。

 

☆★_ ☆★_

しかし、産まれてくる子どもには罪はないことは確かですが、何かが
割り切れない気もしますね。

 

特に花子の関係者の「絶賛応援中!」という空気がどこか違和感を感じ
てしまう感じです。

 

☆★_ ☆★_

郁弥の取ってつけたような英語は要らないような気がします。
(自分が海外にいたことを自慢したいという気持ちはちょっとだけわか
りますけど。)

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長

宮本龍一(中島歩):演劇学生、蓮子と駆け落ち

宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

スポンサーリンク
[ad#ad-1]

モバイルバージョンを終了