<花子とアン133 GOKIGENYOU!ブラックバーン校長、花子に夢を託す!>
本日放送分の「花子とアン」第133話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(133話)のおさらい】
☆★_ ☆★_
さて、宇田川満代が“ペン部隊”として従軍記者になるという発表
および壮行会がかよの店であり、花子と蓮子は唖然としています。
宇田川はやる気満々で彼女の推薦者の長谷部汀もご機嫌な様子で
す。
亜矢子も、時流に踊らされる形で“宇田川に続け”とばかりにやる
気満々になっているようでした。
宇田川も長谷部も、やる気を見せている亜矢子をみてご満悦です。
長谷部は次の“ペン部隊”は亜矢子を推薦すると言うのでした。
「本当ですか?」と舞い上がる亜矢子。
宇田川は話を蓮子にもふります。
宇田川
「白蓮さんは相変わらず恋愛や家族愛を讃える歌を詠んでいらっ
しゃるの?もう今は、くだらない恋愛なんか書いている場合じゃな
いと思いますけど」
蓮子はどんな時代でも恋愛は必要だと言って反論します。
宇田川
「今は色恋なんかよりも、お国のために作家として何ができるかを
考えるべきでしょう!」
「そうでしょうか?」と、戦時中であっても確固たる自分という
ものを持ち続けている蓮子は力強く言うのでした。
花子はどちらかというと、強気な蓮子にそわそわしています。
☆★_ ☆★_
長谷部は次に花子の考えを聞きます。
長谷部
「あなたはラジオで子どもたちに話しかけているから、世の中への
影響も大きいわ。子どもたちを立派な国民に育てるために、どんな
お考えをお持ちか聞いておきたいわ」
花子は「子どもたちの夢を守りたいんです」「いつの時代も子供は
夢を持っていて、それを大人が奪うことはできない」という、蓮子
に比べるとやや遠回しで焦点のぼんやりした感じの回答をします。
蓮子は花子が自分と同じ考えだというような表情を見せ、宇田川も
「この戦時下に夢ですって!?」とあきれ顔。
長谷部は、子供の将来を思うならこの戦局を一致団結して乗り切る
ことが必要なんじゃないか、と無理やり逆のベクトルに話しを持っ
ていき、聴衆の賛同を得るのでした。
蓮子はいたたまれなくなりその場を去ります。
蓮子を追いかける花子。
蓮子は、すっかり軍国主義に洗脳されている皆を見て、「私はつい
ていけないわ」と突き放す言葉を吐きます。
蓮子
「婦人参政権の活動では共鳴できたけど、もうあの先生方とご一緒
することはないと思う」
蓮子はそう言い残して去っていきます。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
花子は「自分はどうしたい」というわけでもなく、蓮子の意向を聞
いて初めて「自分はどうしたらいいのか」を考えているようでした。
家に帰った花子は英治に「子どもたちの夢を守るってどういうこと
なのかわからなくなってしまって」と漏らしています。
英治はいつもの様に優しい笑顔を見せながら「あんまり悩まない
で」と言うと、おもむろに立ちあがりレコードをかけて、花子と
一緒に踊るのでした。(やがて美里も一緒に踊る)
☆★_ ☆★_
そんなある日の事、スコット先生を従えたブラックバーン校長が村
岡家を訪れるのでした。
村岡家の近所の子どもたちはブラックバーン校長の姿を見るや、兵
隊さんのモノマネで突撃を開始します。
ブラックバーン校長は子どもたちを一喝!
STOPPPPPPPPP!!!!
子どもたちはブラックバーン校長あまりの迫力に身動きできなくな
るのでした。
そこでブラックバーン校長が次に言った言葉は…、
ブラックバーン
「GOKIGENYOU!」
びびった子どもたちは「ご、ごきげんよう」と挨拶し道を開けます。
ブラックバーン校長は堂々と道の中央を歩いて行くのでした。
☆★_ ☆★_
<村岡家>
ブラックバーン校長とスコット先生を迎える村岡夫妻と美里。
英治はその昔、修和女学校での出来事などを英語で話し、ブラック
バーンをもてなしています。
ブラックバーン校長がやって来たのは、もうじきカナダに帰るので
花子にお別れを言うためだったのでした。
校長は花子に、国同士の事情はさておき自分たちは永遠に友達だと
述べるのでした。
ブラックバーン
「どこにいても、あなたがたの幸せを心から祈っています。あなた
の翻訳は二つの国の友情のシンボルです。」
花子はブラックバーン校長が卒業式に語った「最上のものは過去で
はなく将来にある」という言葉をいつも大事にしていると言うと、
ブラックバーン校長は感極まった面持ちで花子の手を取りこう言い
ます。
ブラックバーン
「はな、あなたが私の夢を引き継いでください。この国の
人々に愛と平和を!」
花子は黙ってうなずきます。
☆★_ ☆★_
その夜の事、吉太郎が村岡家を訪ねてきます。
吉太郎は花子に、蓮子の最近の様子を伺ってから「明日からしばら
く蓮子さんの家には近づくな」と警告するのでした。
吉太郎は玄関先でそれだけを伝え去っていきます。
<次回へ続く>
【次回第133回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
しばらく蓮子(仲間由紀恵)の家には近づくなと吉太郎(賀来賢人)から言われた花子(吉高由里子)は、龍一(中島歩)が和平のための活動をしていると蓮子から聞いたことを思い出し、心配になり電話をかけようとする。夜遅くだからやめた方がいいと英治(鈴木亮平)に止められた花子は、翌日電話をかけ、蓮子たちをお茶に招く。蓮子が富士子(芳根京子)を連れて村岡家へ出かけようとした時、吉太郎はじめ数人の憲兵が現れる…
【感想】
結局のところ、テル号のニュース事件は、ドラマ上はどうというこ
ともなくただの出来事としてスルーされてしまったようです。
花子先生が「子どもたちの夢を壊したくない云々」と最終的に決心
したのは分かったのですが、今振り返ると、ラジオ放送局でのすっ
たもんだのエピソードはどれも中途半端で曖昧に終わってしまうの
で、このラジオ編は今一つテーマがつかみにくい感じです。
☆★_ ☆★_
花子先生は、戦争に対しては、現時点では、どちらかというと蓮子
に近い立場だと思うのですが、自分の立ち位置をこの時点で明確に
打ち出している蓮子とは違って、違う方向に流されちゃいそうです
ね。
☆★_ ☆★_
ブラックバーン校長は相変わらず迫力がありましたね。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
有馬次郎(堀部圭亮):JOAK東京放送局の看板アナウンサー
黒沢一史(木村彰吾):JOAKラヂオ組制作部社員
漆原光麿(岩松了):JOAKラヂオ制作部長
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那
長谷部汀(藤真利子):女流作家
宇田川満代(山田真歩):女流作家
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学校校長
スコット先生(ハンナ・グレース):修和女学校の英語の先生
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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