<花子とアン43 はなの教員新任初日。廊下に立たされ、英語と「かっぱ」
は禁止に!>
本日放送分の「花子とアン」第43話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(43話)のおさらい】
1945年(昭和20年)の東京。
村岡花子はせっせと「赤毛のアン」の翻訳原稿を書きながら、自分
が小学校の先生だった時のことを思い出しています。
「ちっともいい先生にはなれなかった」けれども、一生懸命やった
結果として「最高のものがかえってきたわ」と当時をなつかしそう
に振り返る花子。
☆★_ ☆★_
時代は遡り、1913年(大正2年)4月の甲府。
はなは小学校の代用教員としての新任・初日の朝を迎え、いささか
緊張気味の様子。
同じ学校の新任教員となる朝市がはなを迎えにきますが、危うく授
業道具の代わりに束ねた草鞋を持っていきそうになり家族に笑われ
てしまうはな。
「落ち着いて!こぴっとやるだよ」とふじははなと朝市を送り出す
のでした。
☆★_ ☆★_
<阿母尋常小学校>
その昔、二人のクラスを担任していた本田先生はいまでは校長先生
になっていました。
朝市は3年生、はなは6年生の担任をすることになるのでした。
はなと朝市はまず教務室(職員室)で校長先生や先輩の先生方に挨
拶をします。
「ミッション・スクール」や「クラス」という英語の発音について、
細かく指摘を入れるはなに、ほかの先生はちょっと困惑顔をするの
でした。
(校長先生は「ミッション・スクール」を“ミッチョン・スクール”と
間違えていた)
☆★_ ☆★_
<6年生のクラス>
はなは、いよいよ生徒の待つ6年生のクラスにやって来て、
「ごきげんよう」と挨拶しますが、聞きなれない挨拶の言葉の
やや滑稽な響きに生徒たちは大笑いするのでした。
甲府の尋常小学校では、はなが昔そうだったように、小さい弟妹を
おんぶして登校してくる生徒もいます。
はなが担任する6年生のクラスにも、幼少の弟を背負って学校へ通う
小山たえの姿がありました。
☆★_ ☆★_
「友だち」という課題作文を生徒に発表させるはな。
はなは、たえを指名して課題の発表を要求します。
たえの友だち作文には「双子のかっぱ」のことが書かれていました。
恥ずかしそうにするたえにはなは、「想像力が掻き立てられてワク
ワクする」とたえを絶賛したえを喜ばせますが、クラスのみんなは
「かっぱなんているわけない」「ウソつき!」など罵声を浴びせ大騒
ぎになります。
すると、となりで授業をしていた緑川先生が「静かにしろ!」と怒
鳴り込んできます。
騒動が収まらないクラスに、はなは思わずブラックバーン校長や、
富山先生を彷彿とさせるように「Be Quiet!」と大声で叫ぶのでした。
☆★_ ☆★_
クラスは静まりかえりますが、お昼休みの職員室ではなは先輩の緑
川先生からお説教されてしまいます。
緑川先生は、どちらかと言うと、はなが“西洋かぶれ”であるとい
う印象を持っていて、英語を授業に持ち込むのは良くないと考えて
いるようでした。
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☆★_ ☆★_
<午後>
午後の理科の授業では、誰ひとり勉強しようという者はおらず、み
んな好き勝手なことをして騒然としています。
はなの注意を聞く生徒は誰一人としていませんでした。
はなのクラスの騒ぎは3年生の朝市のクラスまで聞こえていました。
はなは、全く授業に興味を示さないクラスのみんなを、校外授業に
連れ出すのでした。
☆★_ ☆★_
次の授業時間になり、緑川先生があわてた様子で校長先生のところに
やって来て、はなと6年生たちが教室から消えたことを報告します。
生徒たちは「グッドモーニング」などの英語の挨拶を校外授業ではな
に教えてもらったらしく、みんなで覚えたての英語を大合唱しながら、
はなと一緒に学校に帰ってきます。
学校の「小遣いさん」に急かされて、急いで教室に戻るみんな。
「小遣いさん」は昔教会で寺男をやっていた人でした。
(はなの脳裏には、子供の頃忍び込んだ夜の教会の場面がフラッシ
ュバックし、一瞬、怯えた表情を見せます。)
☆★_ ☆★_
すぐに校長先生と緑川先生、そして朝市がはなのクラスにやって来
ます。
たえの作文に出てきた「かっぱ」を探しに行ってきたという生徒た
ち。
校長先生は、さすがにご立腹のようでしたが、子供たちははなをか
ばい、みんなで校長先生に向かって覚えたての英語で「アイム・
ソーリー」と謝るのでした。
それがますます校長の怒りに火をつけることとなってしまい、校長
は「うるせ~!」とみんなを一喝、はなに「金輪際、英語と“かっ
ぱ”は禁止!」と言うのでした。
傍にいた朝市ははなを弁護しますが、「教師の自覚が足りない!」と
怒られてしまい、結局、はなと朝市は、先生なのにもかかわらず廊
下に立たされてしまいます。
☆★_ ☆★_
廊下でバケツを持って立っている二人は、子どもの頃にも同じよう
に立たされていたことをなつかしく思い出すのでした。
二人の親しげな様子を生徒たちがのぞいていました。
<次回へ続く>
【次回第44回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
教師なのに初日から廊下に立たされたはな(吉高由里子)の話はさっそくリン(松本明子)から家族に広まり、はなは「先生に向いてないのでは?」と言われ落ち込んでしまう。翌朝、迎えに来た朝市(窪田正孝)に励まされ、心機一転厳しく授業を進めるはな。そんな中、はなは家が貧しく欠席しがちだが、想像力の豊かなたえ(伊藤真弓)という生徒が気になっていた。ある日、お弁当を持たないたえが空を見上げているのを見たはなは…
【感想】
母校である甲府の尋常小学校の代用教員となることができたはな。
クラスの生徒たちの顔触れには、はなの子供時代に見たような顔ぶ
れもいましたね。
(「徳丸武」役の子役さんが今度は「きよし」として登場!)
はなは初日から生徒たちに「なめられて」しまい、あわや学級崩壊
みたいなことになってしまっていましたが、とっさの機転で校外授
業をすることによって、生徒の信頼を得ることができたようです。
ちょっと「型破り」な感じのするはな先生が、今後どのように教師
として成長していくのかも楽しみですね。
学校の用務員のおじさんは、教会のお仕事はやめちゃったのでしょ
うかね。
朝市は学ラン姿はちょっと似合わない気もしましたが、教師として
の姿は格好よかったですね。
次回もお楽しみに。
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): 花子のお父
安東ふじ(室井滋): 花子のお母
安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄
安東かよ(黒木華):花子の妹、ももの姉
安東もも(土屋太鳳):花子・かよの妹
木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):花子の祖父
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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