<花子とアン103 蓮さま断髪!赤ちゃんの名は「純平」 / 伝助の終結宣言>
本日放送分の「花子とアン」第103話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしてくださるこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(103話)のおさらい】
兄・晶貴伯爵によって甲府の安東家から半ば強制的に連れ戻されて
しまった蓮子。
伯爵家に帰った蓮子は、背中から腰のあたりまであろうかというく
らいの長い髪の毛を伯爵夫人にバッサリ切られてしまいます。
生まれてくる子を守るためなら、どんな艱難辛苦をも耐えてみせる、
そのように蓮子は決意していたのでした。
☆★_ ☆★_
季節は流れ、いつの間にか夏になっています。
花子は蓮子を案じ何通も手紙を伯爵家へ送っているようでした。
宮本は、その年の弁護士試験を受かることを前提に、何とかお母さ
んの勘当を解いてもらい実家に戻っているようでした。
その宮本も伯爵家に毎日のように通っていますが、門前払いを食ら
うだけで一向に蓮子に会える気配はないようでした。
そこへ亜矢子が急遽、訪ねてきます。
村岡家に宮本が来ていることを知った亜矢子は、やや慌てた様子で
蓮子が出産したことを告げ、「おめでとうございます!」とお祝い
の言葉を述べるのでした。
亜矢子
「蓮子さま、無事に男の子を出産なさったんです。」
亜矢子もまた、蓮子の取材のために伯爵家に足しげく通い門前払い
を食らっていたのですが、亜矢子のあまりの熱心さに負けた伯爵家
の運転手が事情を教えてくれたのでした。
赤ちゃんは伯爵家で産婆が取り上げたのでした。
亜矢子
「母子ともにお健やかですって!」
亜矢子の知らせに、宮本は安堵の表情を浮かべ、それから考えた名
前の紙を懐から取り出します。
宮本は生まれてくる子が女の子なら「愛子」、男の子なら「純平」
と決めていたようです。
「純平」という名前を蓮子に伝える方法を考える一同でしたが、亜
矢子は伯爵家の運転手ならきっと便宜を図ってくれそうだと、どこ
か自信たっぷりに言うのでした。
☆★_ ☆★_
その頃、晶貴伯爵は福岡の嘉納邸を訪ねてきています。
嘉納家では伝助の知己の者たちや会社の人間が、伝助より早く伯爵
の前に現れ、伝助の顔に泥を塗った蓮子のことで伯爵に怒りをぶつ
けています。
やがて、おっとり刀で現れる伝助は、「やめんか!」と皆を一喝
しソファにどっかりと座ります。
伯爵は伝助の姿を見るなり、直立不動となり蓮子を連れ戻したこと
を報告したかと思いきや、今度は土下座して一心不乱に「まことに
申し訳ありません」と詫びるのでした。
晶貴は、伝助と蓮子の結婚がダメになってしまった事で、本来なら
莫大な結納金を返納すべきところなのに、お金が払えないというこ
とを伝助に伝えます。
「せめてものお詫びに」と晶貴が伝助に差し出したのは、蓮子の髪
の毛でした。
晶貴
「蓮子は尼寺へ行かせます。あの男とは二度と会せません!」
そう言って晶貴はまた土下座をするのでした。
伝助は黙って蓮子の髪を晶貴の方へ差し戻し、静かな口調で赤ちゃ
んが生まれたことを確認します。
蓮子の出産を聞きつけた伝助の家の者たちは、またまた伯爵に掴み
かかります。
伝助はしばし考えた後、終結宣言をするのでした。
伝助
「いいかあ!蓮子のこつはこれで終いにする。
あいつは、この嘉納伝助が一度は惚れて嫁にした女
やき。手出しする奴がおったら俺がただじゃおかん
ぞ!末代まで一言の弁明も無用!!」
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
その頃、花子は運転手を上手く丸め込んで伯爵家に上り込んできま
す。
花子は伯爵夫人に自分の名を名乗ってから蓮子に一目でいいから会
わせろ、と頼みます。
運転手は、花子の要求を断ると屋敷の外で騒ぎ始めるのでは?と伯
爵夫人に言うのでした。
伯爵夫人は、単に運転手ではない他の家人に花子を警察に連れて行
ってもらえばよかったのかもしれませんが、なぜか蓮子に花子を会
わせるのでした。
こうして再会する蓮子と花子。
花子は蓮子の髪が短くなっていることに少し驚きますが、出産のお
祝いを述べるのでした。
すでに宮本も蓮子の男子出産については知っている、と花子は蓮子
に報告します。
しかし、花子が部屋を見回してみると赤ちゃんはどこにも見当たり
ません。
赤ちゃんは出産以来、乳母が面倒を見ていて、蓮子ですら会わせて
もらっていなかったのです。
花子は赤ちゃんに会わせてももらえない蓮子について伯爵夫人に抗
議していると、屋敷のどこからか赤ちゃんの泣き声が聞こえてきま
す。
花子
「蓮さま、私が連れて来るわ」
花子は、他人の家の事情など考えもしない傍若無人な振る舞いで、
伯爵夫人を振り切り、赤ちゃんを無理やり連れてこようとするので
した。
伯爵夫人は、さすがに勝手すぎる花子の暴挙は止めますが、赤ちゃ
ん連れてくることには同意します。
赤ちゃんが来るまでの間に、花子は「純平」と宮本が命名した紙を
蓮子に渡します。
蓮子
「純平、この名前を龍一さんが…」
それから、蓮子は赤ちゃんと対面を果たします。
赤ちゃんを抱きしめ、幸せなひとときをかみしめる蓮子。
蓮子
「…坊や!」
「純平。お父様がつけてくださったのよ。
素敵な名前ね。よろしくね。純平。」
<次回へ続く>
【次回第104回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
花子(吉高由里子)の尽力で、出産後初めて息子との対面を果たした蓮子(仲間由紀恵)。涙ながらに我が子を抱く蓮子だが、園子(村岡希美)によってすぐに乳母の元へ戻されてしまう。その仕打ちに花子は怒り、蓮子に「親子三人で暮らす日を諦めないで」と励まし、葉山家を後にする。花子の報告を聞いた龍一(中島歩)は、妻子と再会できた時のため、英治(鈴木亮平)から父親としてのある手ほどきを受けることに…
【感想】
花子の行動は、何かとても強引な感じがしましたが、結果的には母
子が無事に対面できたので良かったのだと思います。
しかし伯爵夫人ともあろうものが、初対面の花子に言いなりになり
すぎだったような気もしますね。
それにしても、蓮子を尼寺にやるつもりだったという伯爵ですが、
尼さんになるにはちょっと髪の毛が長すぎるような気もします。
(一気に坊主というのはさすがに気が引けたのでしょうか?あるい
は、そういう体裁だけを整えたというだけでしょうか?)
☆★_ ☆★_
宮本は、やれ革命だのと一時は騒いでいましたが、蓮子という愛す
る人ができて赤ちゃんも生まれてしまったので、そっちの方面は
「もうやめた」ということなのでしょう。
憲兵さんは夜も昼も宮本を尾行してきましたが、「危険思想」主義者
としての宮本は結局、それほどの人物ではなかったということにな
りそうです。
で、宮本は司法試験さえクリアできれば、晴れて弁護士先生ですか
らね…。(革命弁護士?)
あとは、伯爵家からのOKが出れば、宮本と蓮子は万事うまく行き
そうですね。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長
宮本龍一(中島歩):演劇学生、蓮子と駆け落ち
宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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