連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン28 やる気になった蓮子様。ブラックバーン校長檄
「Break a leg!!」>

 

本日放送分の「花子とアン」第28話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(28話)のおさらい】

 

舞台には立つというものの、芝居そのものには関心が全くない様子
の蓮子に、はなは出来上がったばかりの脚本を渡して、「まず脚本を
読んでみてくれ」
と言うのでした。

 

はなが蓮子に脚本を渡すのを見ていた亜矢子は蓮子に嫉妬の炎を燃
やし、はなに自分と蓮子とどちらを取るのかと迫るのでした。

 

返答に困るはな。

 

亜矢子は、「この際、はなにジュリエットをやってほしい」と頼みま
すが、はな「緊張して声が裏返るから」できないと断ります。

 

すると、廊下の向こうから「私がひと肌脱ぎましょう!」という声
が。

 

声の主はなんと白鳥かをる子でした。

 

「ジュリエット役はこの白鳥がお引き受けしてもよろ
しくってよ♡」

 

☆★_ ☆★_

<稽古場で>

 

ジュリエット役に、やる気満々のかをる子は、稽古でも相当気合が
入っていますが、そのド迫力な怪演ぶりに一同はかなり困惑した表
情を浮かべるのでした。

 

そこへ、ドアがガチャッと開いて蓮子がやってきます。

 

蓮子の姿を見るなり、かをる子と亜矢子は拒絶反応を示しますが、
蓮子は、はなの脚本を読んで「えらく感動した」と言い、はなの翻
訳力を絶賛した上で、「これからの稽古にもきちんと参加する」と表
明します。

 

蓮子がやる気になったことで喜ぶはな

 

そして、一連のやり取りを見ていたブラックバーン校長と茂木先生
も顔を出して喜んでいる様子。

 

ブラックバーン

All right, then… Break a leg!!

(それでは、期待しています)

 

☆★_ ☆★_

甲府では、吉太郎が軍の連隊長に入隊を直訴したことを地主から聞
きつけたふじと、朝市の母・リンが血相を変えて小屋に駆け戻って
吉太郎に詰め寄ります。

 

小屋にいた周造と妹のももも、その話は初耳のようで驚きを隠せな
いようでした。

 

吉太郎は、「決していい加減な気持ちで志願したのではない」と前置
きしたうえで、「いつか軍に入って家計を助けたい」と言うのでした。

 

リンは、日清戦争で帰らぬ人となった夫(朝市の父親)も吉太郎と
同様のことを言っていたことを思い出し「あんな思いをするのはオ
ラ一人でたくさんだ!」
と泣き出してしまいます。

 

吉太郎の決心はそれでも揺らぐことはなかったようです。

 

「こんなところでくすぶっていられるか!」という吉太郎の
発言に、ふじは怒っているような表情を見せるのでした。

 

☆★_ ☆★_

稽古場では蓮子と亜矢子が1シーンの稽古をしています。

 

「薔薇は他のどんな名前でも薫りは同じ」というジュリエットのセ
リフについて、自分で翻訳したはなは、なぜか首をかしげています。

 

「もし薔薇がアザミやキャベツという名前だったとしたら、おそら
く、今ある薔薇としてのアイデンティティは感じられないのでは?」

というような印象をはなは述べます。

 

「名は体を表す」的な考えを持論とするはなは、その台詞を変えよ
うとみんなに提案しますが、「そんなことをしている時間はない」と、
進行役の畠山さんにダメ出しをされてしまいます。

 

しかしはなの考えを聞いた蓮子は即興でジュリエットの「薔薇は~」
の台詞を変えて実演するのでした。

 

蓮子

「もし、薔薇がアザミやキャベツという名前だったら同じよ
うに薫らないのではありませんか。やはり名前は大事なもの
です。」

 

結局、台詞を変えた方が良いという結論に一同は達するのでした。

 

亜矢子は、はなと蓮子がますます「いい感じ」になっていることが
気になっている様子でした。(亜矢子くやしい~)

 

☆★_ ☆★_

その日の稽古が一段落し、はなは蓮子にアドリブで台詞を試してく
れた礼を言います。

 

蓮子は「シェイクスピアの台詞にケチをつけるなんて、はなさんも
相当ひねくれてるわね」
などと、先日はなに言われたことを冗談ぽ
く皮肉で返すのでした。

 

長椅子に並んで座る二人。

 

蓮子ははなの両親のなれ初めなどを興味深く聞いていたかと思うと、
すこし表情を曇らせるのでした。

 

はなは、蓮子が嫁がされたという相手は、“まるでジュリエットのよ
うに
”蓮子が望む相手では決してなかったのかもしれない、などと
考えているようでした。

 

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☆★_ ☆★_

その後、はなは学校の中庭を一人でうろうろしながら、ジュリエッ
トの境遇を自分に置き換えてみるのでした。

 

はなの想像の中では、“望まない”結婚相手のイメージはなぜか、地
主の息子のでした。

 

その場面をありありと想像し、おぞましい気分になったはなは、

 

いやぁ~っ!!!

 

と思わず絶叫し、座り込んでしまうのでした。

 

はなが現実に意識を戻すと、叫び声を聞きつけてやってきた茂木先
生、綾小路先生、ブラックバーン校長がはなを心配そうに見ていま
した。

 

☆★_ ☆★_

その頃、蓮子は自室で兄・晶貴宛ての、大文学会への招待状を、和
紙に筆で認(したた)めています。

 

「…兄上様には必ず、必ずおいで下さるべく候。おいで候わ
ば、理由、おわかりと存じ候。かしこ 蓮子」

 

<ここまで>

 

そして次回に続きます。

 

【次回第29回のあらすじ】

 

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

公演を間近に控え、はな(吉高由里子)や蓮子(仲間由紀恵)たちのけいこは熱を帯びて行く。そんな折り、富山(ともさかりえ)が切なげな様子でけいこ場を見つめるのを目撃したはなは、茂木(浅田美代子)から富山がかつてジュリエットを演じたことを聞かされる。一方、蓮子の実家では、兄・晶貴(飯田基祐)が蓮子からの招待状に目をむいていた。いよいよ大文学会当日、緊張で震えが止まらない蓮子に、はなは意外な言葉をかける…

 

 

【感想】

どうですか。

蓮子ははなの脚本を読んで、いたく感動しとうとうやる気になった
のでした。

 

「シェイクスピアがこんなに面白かったなんて」と蓮子は言ってい
ましたね。

 

蓮子は日本の文学にはかなり詳しそうですが、外国の文学にはまだ
慣れ親しんでいなかったのですね。

 

☆★_ ☆★_

亜矢子は、はなを蓮子に「とられてしまったかもしれない」とちょ
っと悔しい思いをしながら、本番を迎えることになるのでしょうか
ね。

 

こちらも気になりますね。

 

そういえば、かをる子はいつの間にか稽古場から消えていましたね。

 

あんなにやる気満々だっただけに、ちょっとかわいそうな気もしま
す。

 

しかしあのジュリエットは…。

 

☆★_ ☆★_

はなの名前へのこだわりがまたでましたね。

 

はなの考えは極論すれば「名前が中身を決めてしまう」ということ
だと思うのですが…。

 

個人的には、表面的な名前がどうあれ「本質」というのは変わらな
いような気もしました。(どうでもいいことですが)

 

☆★_ ☆★_

そして、はなの「想像力の翼」が久しぶりに出ました。

 

「想像力の翼」はこれまでに、ドラマの初回(東京大空襲のシーン
と、鳥になってバケツを落とすシーン)と、熱にうなされてい時、そし
て今回とドラマの中では3回目でした。

 

(女学校ではこの能力は使えないことになってたんでしたっけ?)

 

これまでのところ、「想像力の翼」は物語的にはあまり重要ではなか
ったような気がします。

 

初回の時には、はなにとっては「想像力の翼」は結構重要な能力っ
ぽい説明があったような気がしますが。

(これから重要になるのかな?)

 

☆★_ ☆★_

蓮子の兄・晶貴がどんな顔で大文学会を観にくるのかも楽しみです
ね。

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに~。

 

Don’t miss it!!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): 花子のお父

安東ふじ(室井滋): 花子のお母

安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄

木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):花子の祖父

富山タキ(ともさかりえ):英語教師

茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生

ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長

スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

綾小路先生(那須佐代子):国語の先生

葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵

畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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