<花子とアン141 吉平、疎開のすすめ / かよ怒る / 亜矢子の恐怖体験は?>
本日放送分の「花子とアン」第141話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(141話)のおさらい】
村岡家を訪ねてきた醍醐亜矢子はどこか思いつめた表情をしていま
す。
亜矢子が取材に行った都市はすでに戦闘が終結していて戦場を目の
当たりにすることはできなかったけれども、別のところでとても危
険な思いをしたようでした。
しかし花子は詳細を聞くことができません。
☆★_ ☆★_
後日、今度は梶原が花子を訪ねてきます。
梶原は聡文堂の経営が立ち行かなくなったので会社をしばらく休業
にすることを花子に報告に来たのでした。
花子は亜矢子の旅先での出来事をもしかしたら梶原が知っているか
もしれないと思い聞いてみると、梶原は事情を知っているようでし
た。(亜矢子の家族から聞いた話と梶原は前置きします。)
シンガポールからの帰る船団が米軍の魚雷攻撃を受けてしまい、海
に放り出された人たちを救うこともできず、彼らを見捨てる形で亜
矢子を乗せる船は帰ってきたのでした。
必死に助けを求める人たち、戦時でなければ助けられる命たちを見
捨てて帰ってきたという事実が亜矢子に暗い影を落としているので
した。
亜矢子は帰国してから部屋に引きこもってしまっているそうです。
☆★_ ☆★_
別の日、花子が呑気に庭に生えている草でおつゆの具になりそうな
ものを物色していると、歳をとった吉平がやって来るのでした。
吉平は白米や味噌の差し入れをいっぱい出して見せ美里を喜ばせま
す。
☆★_ ☆★_
その夜、吉平はかよの店にも顔を出します。
(花子と英治も一緒にやってくる)
ところで、ももは最近はかよの店の手伝いをしているようでした。
吉平の差し入れからかよにも分け前がたっぷり与えられます。
(しかしももにはない。)
吉平は自家製葡萄酒も持参しています。
早速英治といっぱい始めるためにコップを用意させた英治は、その
葡萄酒を軍人には飲ませるな、とかよに言うのでした。
吉平にしてみれば甲府で葡萄酒を軍に召し上げられてしまったこと
がいい気分ではなかったようです。
かよ
「そんなこと。軍人さんに失礼だよ。お国のために働いてくださっ
てるのに」
吉平
「ほりゃあ、俺たちもいっしょじゃん」
かよ
「お父は何もわかってない!」
かよは突然怒りをあらわにするのでした。
吉平は思わぬかよの反抗にあってしまい、驚いているようでした。
周りのみんなはとりあえず両者を引き離し、英治はワインを開けま
す。
ここで、花子は「あ、そうそう」と、取ってつけたかのように吉平
が東京にやって来た理由を説明するのでした。
吉平はみんなで食べ物も豊富にある甲府に疎開しないかと誘います。
花子は美里を疎開に出し、自分と英治は東京に残ることにしたよう
です。(英治が東京で働いている、そして東京に大事な本がある、
というのが理由)
かよは東京に残るとはっきり言います。
自分の店への愛着があるということと、戦争が始まって以来、軍人
さんやラジオを聞きに来る人で店が繁盛しているという実績がある
のだと思います。
そしてなぜか、ももはどうしたいのかの希望は聞かれないまま場面
は過ぎるのでした。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
<甲府>
結局、甲府の家に厄介になるのは美里と、ももの娘の直子でした。
花子は二人を連れて甲府の吉平の家にやって来ます。
キチンと挨拶する子供たちに隣のリンも感心しているようでした。
朝市も顔を出して、美里たちの天候の準備を整えたことを知らせる
のでした。
美里と直子は朝市にも「朝市先生、よろしくお願いします」ときち
んと挨拶をするのでした。
☆★_ ☆★_
そこへ徳丸親子が吉平のワインを供出を強制しにやって来ます。
吉平はワインを隠していることを素直に認めますが、決められた分
は供出したはずだといい徳丸の要求を頑として受け付けません。
徳丸によれば敵の潜水艦を探す機械を作るのに葡萄酒の成分が必要
とのことでした。
吉平
「決められた分は供出してるら。残った分を自分で飲んでどこが悪
いだ。お国のため、お国のためって俺もお国の中の一人じゃん!」
吉平はそう言うと、「ああ、うめえ!」と、これ見よがしにワインを
飲み始めます。
徳丸と吉平のワインを出せ出さないの口論はコミカルな感じでしば
らく続くのでした。
<次回へ続く>
【次回第142回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
二学期が始まり、甲府に疎開してきた美里(三木理紗子)と直子(志村美空)は学校に通い始める。だが美里は新しい環境になじめない様子。吉平(伊原剛志)は孫たちにカタコトの英語を交えて話して花子(吉高由里子)にいさめられるが、吉平は家の中くらい自由にさせろと言って聞かず、ふじ(室井滋)やリン(松本明子)をあきれさせるのだった。花子は美里を心配しながら東京へ戻るが、その晩、原因不明の高熱が花子を襲う…
【感想】
吉平お父は、東京へ出てくる機会が結構あるように思いますが、昔
と違って最近ではなぜか家計が潤っているようです。
お爺やんが生きてた頃は、それこそ極貧という感じで、畑仕事のほ
かにも夜なべして内職わら細工に励んでも一向に腹いっぱい飯が食
えないという状況だったような気もしますが、今回、吉平は差し入
れとして白米や味噌などをいっぱい持ってきていました。
それに、余裕たっぷりに東京の子や孫を疎開させようとしていまし
た。
葡萄酒作りで儲かったのでしょうか?
☆★_ ☆★_
醍醐さんは自分で志願して戦地に赴いて、結果、戦争の現実を知っ
たということなので、「ショックを受けてかわいそう」というよりは、
戦場の生の取材をするという本来の目的を、どんな形であれ果たすこ
とができたではないかと思います。
☆★_ ☆★_
吉平は花子とかよにはお土産を持ってきましたがももには持ってこ
なかったようでした。
直子も疎開に出すことになるのに、その話は触れられることさえあ
りません。(なんで?)
☆★_ ☆★_
かよが吉平お父にブチ切れたのは初めて見ました。
戦争や軍人さんのおかげで店が繁盛しているという現実もあるのか
もしれませんが、それにしても年寄りには少しきつすぎる言葉だっ
たようにも感じました。
(吉平は悲しそうな顔をしていました。)
吉平の「俺もお国の一人じゃん」という主張は珍しくまっとうなも
のに感じられました。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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