連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン57 蓮さまお粥をフーフー「あ~ん♡」、石炭王「あっちっち」
/ 張り手合戦!>

本日放送分の「花子とアン」第57話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(57話)のおさらい】

炭鉱の事故を受けて嘉納邸に乗り込んできた3人の怒りの炭鉱労働

 

労働者たちの目的はもちろん社長の伝助に話しを聞いてもらうこと
でしたが、伝助が邸にいないことを知ると奥さんの蓮子に怒りの焦
点を合わせるのでした。

 

「きさん、“白蓮”とかいう名で下らん本ば出しちょるらしいな!」

 

労働者たちは、たっぷりお金をつぎ込んで作った蓮子の出版物に文
句を言い始めます。

 

「お前たちが道楽できるとは、ワシらが命がけで石炭掘りよるおか
げやろうが!!」

 

労働者の一人はそう言って、蓮子の肩をど突くのでした。

 

その場に居合わせた新聞記者の黒沢が制止に入りますが労働者たち
は収まりがつきません。

 

「おまえたちん贅沢んために仲間が命を落としたたい!」

 

蓮子はそれを聞いてとりあえず「心よりお悔み申し上げます」と言
い、けが人の見舞いに行くと言い出しますが、それは労働者たちの
怒りの炎に油を注ぐだけの結果となるのでした。

 

「見舞いやと!ふざけんな!!」男たちは蓮子に飛びかからん勢い
です。

 

その時、廊下の向こう側で「やめんか!!」という大きな声が響く
のでした。

 

声の主はもちろん伝助です。

 

「ワシの留守中に土足で上がりこむとはなんたる無礼か!!」

 

男たちも引き下がりません。

 

事故後の会社側の対応に不満がある労働者たちは伝助に「誠意を見
せろ!」
と詰め寄ります。

 

伝助は男たちの目を睨み付け「わかった。話は聞くけん」と言い、
女中の山元タミに男たちを座敷に案内させます。

 

労働者たちが突然押しかけたことを蓮子に謝る伝助。

 

蓮子は伝助になぜ事情を説明してくれなかったのか、問いただそう
としますが、伝助は「仕事の場におなごはじゃま」と一蹴します。

 

☆★_ ☆★_

<座敷で>

 

伝助は、自らも一炭鉱夫から身を立てたので、彼らの苦労も仲間を
思う気持ちをわかるつもりだ、と男たちに言います。

 

蓮子はふすまの間からやり取りをじっと観察しています。

 

伝助の横にいたタミは“とりあえずこれで”という感じで分厚い札
束の入った封筒を男たちに渡します。

 

男たちが封筒の金を受け取ったのを見計らって、伝助は「近いうち
に話し合いの場を持つから、それまでに要望をまとめてくれ」
とい
うと、男たちは怒りを収めて引き返していくのでした。

 

☆★_ ☆★_

<男たちが去った後>

 

蓮子はタミのところへやって来て言います。

 

蓮子

「私、許せません!」

 

タミ

「はい?」

 

蓮子

「ろくに話し合うこともしないでお金を渡したんじゃ、
何の解決にもならないでしょ!」

 

タミ

「これがこの家の昔からのやり方ですき。」

 

蓮子

「あんな大金を勝手に支払うなんて!」

 

タミ

「うちは旦那様から信用されて預かっちょるとです。
それがなんか?」

 

蓮子

「妻である私にそんな口を聞いていいと思ってるの?」

 

タミ

「妻?妻らしいことやら何一つやらしよらん人は、
人形らしく黙っちょき!!」

 

蓮子

「なんですって!!」

 

 

ビシッ!!!! (蓮子の怒りのビンタ!右上段からたたき下ろす!)

 

 

タミ

「・・・」

 

バシッ!!!! (タミのビンタ返し!右下段からたたき上げる!)

 

蓮子はまさかのタミのビンタ返しに泡を食らった表情ですかさず次
のビンタの体勢に入りますが、ここで「二人ともやめんか~」と伝
助が割って入り蓮子の振り上げられた手を止めます。

 

タミ

「先に奥さんの方が手を出したとですよ!」

 

蓮子(伝助に向かって)

「離しなさい!!」

 

伝助

「…とんでもねえ伯爵家の娘ばい。フワッハッハッハッハ!」

 

蓮子(手を振りほどいて)

「こんな家にいたら私だっておかしくなります」

 

伝助はタミを目を見合わせてから「ハッハッハ…」と笑いながらそ
の場を無言で退散していきます。

 

 

タミも「おー痛か」などとわざとらしく言いながら伝助と一緒に去
っていきます。

 

自分の気持ちを全くと言っていいほど無視されている蓮子は愕然と
するしかありませんでした。

 

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

蓮子は、自分の部屋ではなに、嘉納邸で自分が味わっている孤独や
やるせなさについての手紙を書いています。

 

手紙の途中で、伝助が部屋を訪ねて来ます。

 

伝助は先ほどとは打って変わった真面目な表情で「今日はいろいろ
すまんやったな」
などと詫びを入れるのでした。

 

蓮子

「もう結構です。よくわかりました。私が、この家でいかに軽く見
られているか」

 

炭鉱事故のことを蓮子に何も知らせなかったことについて改めて説
明しようとした伝助でしたが、心労がたたったのかその場で倒れこ
んでしまうのでした。

 

☆★_ ☆★_

伝助の容態は、医者の見立てでは「当分安静が必要」とのことでし
た。

 

医者が帰ったあと、タミが伝助の看病を始めようとしますが、蓮子
はそれを拒絶するのでした。

 

蓮子

「主人に触らないでください。」

「主人の看病は私がします。」

「出てってちょうだい!ほら!早く!!」

 

蓮子は今度はタミの言い分など効く耳は持ちませんでした。

 

☆★_ ☆★_

蓮子のかいがいしい看病のおかけで伝助は翌日は快方に向かってい
たようでした。

 

伝助(起き上がって)

まさかお前が看病しちゃるとはなぁ。倒れてみるもんばい。むふ
ふ」

 

蓮子はお粥をフーフーしながら「あーんして」とばかりに伝助に食
べさせてあげるのでした。

 

(最初のトライでは十分に冷めなくて伝助は「あっちっち」になって
しまう・・・)

 

 

☆★_ ☆★_

その頃、甲府の教会の本の部屋でははなが童話を書こうと張り切っ
てやって来ていました。

 

しかし、いざ執筆を始めようとすると筆が止まるはな

 

いつの間にか眠ってしまうのでした。

 

☆★_ ☆★_

安東家では、ももが縁談を受けるのかどうか吉平がやきもきしてい
るようでしたが、ふじはいぜんとして「ほっといてやれし」と言う
だけで関わろうとはしませんでした。

 

そんな展開があった後、ももはこの日の夕飯ができたことをはなに
知らせに教会へ向かいます。

 

☆★_ ☆★_

ももよりも早く教会に本を返しに来ていた朝市は、机で眠りこけて
いるはなを発見し、はなの寝顔を愛おしそうな表情でじっと眺める
のでした。

 

そこへももがやって来てしまいます。

 

朝市の表情から、朝市の思い人が自分ではなく姉のはなであること
を悟ったももはショックを受けるのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第58回のあらすじ】

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

朝市(窪田正孝)の好きな人がはな(吉高由里子)であると知って、ショックをひきずりながら帰宅したもも(土屋太鳳)。だが、家族たち、とりわけはなの前では、いつも通り明るく振るまうのだった。翌朝、ももは「縁談を受けて北海道へ行く」と宣言し、みんなをびっくりさせる。吉平(伊原剛志)は本当にいいのかとももに問うが、ふじ(室井滋)は「ももが決めたことだから」と賛成する。納得行かないはなは、朝市(窪田正孝)に…

 

 

【感想】

蓮子とタミの確執。

 

嘉納家に給料をもらっている勤め人に過ぎないタミが伝助の奥さん
に手をあげるというビックリな展開に!

 

あれでタミがクビにならずに堂々と今まで通りお屋敷の中で居座り
続けられるのかどうかも、ちょっと注目ですね。

ああなると、蓮子がちょっとかわいそうな気もしましたが、かいが
いしく伝助の看病をしているところを見ると、やはり蓮子は蓮子な
りに嘉納家の一員として上手くやっていこうとしてるのだな、と感
じました。

 

フーフーして伝助に食べさせる蓮子はちょっとかわいかったですね。

 

そして予想通り伝助が「あちち」と言うベタな展開がちょっと面白
かったです。

 

☆★_ ☆★_

はなは意気込んで教会の本の部屋にやって来ましたが、物語を書こ
うと思って書くのはやはり難しいことなのですね。

 

☆★_ ☆★_

ももが「夕飯できた」と教会にはなを呼びに行ったら、大好きな朝
市がはなの寝顔を眺めていたという展開。

 

多少の疑念が生じることはあり得ると思いますが、朝市の思い人が
はなであるという「絶対的確信」を与えるような場面ではなかった
ような気もしました。

 

あの場面を見たというだけで、ももは直接朝市に気持ちを確かめる
こともなく、北海道に行っちゃうのでしょうか。

 

☆★_ ☆★_

夕飯出来たから教会に呼びに行くって、教会ってそんなに近くでは
はなかったような気もしました。

 

☆★_ ☆★_

 

次回もお楽しみに。

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄

安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉

安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹

木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):はなの祖父

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子

本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長

緑川幾三(相島一之):先輩の先生

小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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