<花子とアン58 ももの告白と決心!「絶対、幸せんなる!」 / そして朝市は?>
本日放送分の「花子とアン」第58話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(58話)のおさらい】
教会の本の部屋ではなの寝顔をじっと見つめる朝市。
その光景を目撃してしまったももは、朝市の心の中にいるのは自分
ではなく姉のはなであるということを知ってしまい、ショックのあ
まり、あてどもなく彷徨ったあと、重い足取りでやっと家に帰って
きます。
家の戸を開ける前に、一瞬目を閉じ悲しすぎる思いを心の中に封じ
込めるようにハーッとため息をつき、それから表情を作って、努め
て明るく「ただいま!」と言う、けなげなもも。
この時、はなはすでに教会から帰宅していました。
もも
「教会の本の部屋行ったけんど、お姉やんと会えなんで、ほれで学
校の方も見に行ってたさ」
ももは悲しすぎる嘘を言うのでした。
「おらグーグー寝ててももが来てくれたのちっとも気づかなかった
さ」
と申し訳なさそうに言うはな。
(朝市がいたのは知ってたのでしょうかね。)
周造は「嫁入り前の娘がそんなの人に見られたらどうするだ」と笑
います。
「けど、朝市にはしっかり見られてたし…」ももはそんな顔をして
います。
☆★_ ☆★_
夜、ももは小屋の外で「朝市さんとお姉やんならお似合いじゃん」
とにっこり笑ってまんまるお月様に語りかけるのでした。
ももは晴れがましい笑顔を見せ、ナレーションは彼女が重大な決意
をしたと語ります。
☆★_ ☆★_
翌朝。安東家の朝食。
ももは思い立ったように茶碗をカタッとおきます。
もも
「お父、オラ、あの縁談受けようと思う。オラ、北海道行って森田
さんって人と幸せになる…。」
一同はももの発言に驚きを隠せませんでした。
でもももは「もう決めたさ。オラはお父が選んでくれた人と結婚す
る」とにこやかに言います。
はなはももの発言に納得がいかない様子でしたが、ふじは「ももが
自分で考えて決めたことさ」と、はなを制止するのでした。
ふじはももの北海道行きに賛成のようでした。
☆★_ ☆★_
<学校で>
はなはなぜ急にももが吉平の持ってきた縁談を受けるといいだした
のか納得がいかないようです。
はなは、
朝市→<ラブ>→はな、
もも→<ラブ>→朝市、
はな→<目下、恋愛対象なし>=朝市とももをくっつけようとする、
という救いのない図式に気付く様子も見せず、ただ、ももの突然の
翻意の原因が朝市の「ふがいなさ」にあると考え、彼に腹を立てて
いるようでした。
しかし、朝市にとってみれば、自分の意中の人がはなであるのにも
かかわらず、そのはなが自分に妹のももを炊きつけようとしている
図式が全く理解できないようでした。
だから、はなから「ももが縁談を受ける」と聞いても「よかったね
~」くらいの反応しかできません。
(尚、朝市は、はなの本意が分かっていてもわからないふりをして
いるのかもしれません。)
自分たちの置かれている関係になぜか気づけない、いや、気づこう
ともしないはなと朝市の話しは全くかみ合うところがありません。
はなは自分のことを棚に上げて「朝市の鈍感!」と朝市を切り捨て
るのでした。
☆★_ ☆★_
家でマキ割りに精を出すももに吉平が声をかけます。
「本当に縁談すすめていいだけ?」
ももの意中の人は朝市であることをはなから聞いている吉平は、
ももの発言になんとも信じられない部分があるようでした。
吉平は思い切って「朝市の事はいいのか?」とももに聞きますが、
ももは「なんで朝市さんが出てくるでえ?」と、とぼけるのでした。
☆★_ ☆★_
どうしても納得のいかないはなは、改まって朝市に「後で教会の本
の部屋に来て」と誘うのでした。
そして、勤めが終わって家に帰ったはなは、まだマキ割りしていて
たももを朝市の待つ教会の本の部屋へ連れて行こうとします。
はな
「縁談の話し受ける前に朝市にももの気持ちこぴっと伝えた方がい
いと思うの。」
「気持ちを伝えないままほかの人と結婚するなんて絶対駄目だよ。
後悔する。」
「ももの気持ちが本物なら勇気だして」
「心に思っていることを伝えないのは思ってないことと同じだよ」
ももは大好きなお姉やん・はなの説得の言葉を聞いて、結果は多分
わかっているけど、半ば無理やり「うん」と言うのでした。
☆★_ ☆★_
吉平とふじは、娘たちの会話を物陰で聞いています。
ふじはももが傷ついて帰ってくるのを見越した複雑な表情をしてい
ます。
吉平はどちらかというと、何も考えずに何となく流れに身を任せた
「おれはどっちでもいいや」というような表情で、見た目だけガク
ッとうなだれるのでした。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
朝市の待つ教会の本の部屋。
ももを連れだって一緒にきたはなでしたが、教会に来るや「仕事が
あるから学校に戻る」と言ってももを突き放すのでした。
ももは震えながらも勇気を振り絞って「オラ、勇気を出して気持ち
をぶつけてくる」などと、いじましい発言をします。
はなはももの手をとって「こぴっとがんばれし」と励まし、なんと
なくその場を去ります。
☆★_ ☆★_
震えながらも気丈に朝市に声をかけるもも。
もも(心臓バクバク状態)
「…朝市さん、…ハァハァ…」
朝市
「あっ、聞いたさ。ももちゃん、縁談決めただって?」
もも
「あっ…、うん。」
もも(改まって)
「あのね、朝市さん」
「ハァ、ハァ…、オラ…、朝市さんが…、…うっ、…好きだ」
朝市
「…ふんだけんど、ももちゃん、北海道にお嫁に行くって」
もも
「ほの前に、ちゃんと言いたかっただよ」
「子供のころからずっと好きだった気持ちをなかったこんにするなんて寂しすぎるら」
「ふんだから、朝市さんにこぴっと気持ち伝えてからお嫁に行くことにしただ。」
「朝市さんもこぴっと伝えんきゃだめだよ!」
「朝市さんはお姉やんが好きずら?」
朝市
「…うん。好きだ。」
もも(笑顔で何度もうなずく)
「ちゃんと言ってくれてありがとう。」
「オラ、これで安心して北海道に行ける。絶対、幸せんなる。」
「お姉やんの事、よろしくお願いします」
朝市は何と言っていいのかわからずの表情に終始。
「さいなら。ふんじゃあね」ももは哀しすぎる笑顔で朝市に別れを
告げその場を去るのでした。
☆★_ ☆★_
その頃、学校にいるはなは、どこか根拠のない自信で二人の良い結果
を確信しているかのようでもありました。
☆★_ ☆★_
ももがトボトボと家に帰ってくると、ふじが待っています。
ふじの顔を見てももの眼には涙があふれ出てくるのでした。
ふじは、まるで何もかもを見越しているかのように暖かく「今夜は
ももの好きなほうとうつくっただよ」と言いももを抱きしめます。
「おかあ~」
ももはふじに抱かれて思い切り泣くのでした。
ふじ
「何も言わんでいいだよ。もも、偉かったじゃんね。」
もも
「えーん…」
<次回へ続く>
【次回第59回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
小学校から帰宅したはな(吉高由里子)は、ふじ(室井滋)の胸で泣き崩れるもも(土屋太鳳)を見て、朝市(窪田正孝)への恋が実らなかったことを知る。いよいよももが北海道へと旅立つ日、もものことが心配なはなや周造(石橋蓮司)、リン(松本明子)はいろいろとせん別を持たせようとする。出発を促す吉平(伊原剛志)を引き留めたももは「忘れ物だ」と言い、姿勢を正すと、大好きな家族たちへこれまでのお礼を伝え始める…
【感想】
「朝市さんとお姉やんならお似合いじゃん」とももは月に語りかけ
ていました。(もも、本当にそれで納得できるの?)
ん~。縁談を持ってきた吉平にとっては、行きずりの森田君という
青年への義理もあるのかもしれませんが、ももの気持ちをよく確か
める必要がありそうです
ももは、朝市への思いを吹っ切ろうとして、その時点での対極にあ
った選択肢の北海道行きをとっさに決めたというような感じもしま
した。
ふじは吉平が最初に縁談話を切り出した時に「なんでまたそんな話
を?」みたいな顔をしていましが、結局、ももの出した結論を尊重し、
縁談にあっさり賛成に転じてしまうのでした。
ももはまだ若くて器量も抜群なのに朝市or森田君の2択しかなかった
というのがちょっとかわいそうな気もしますね。
☆★_ ☆★_
しかしまあ、
森田君とやらは本当はすごい奴なのかもしれないという可能性はあ
ると思います!(まだ一度も登場していないですが)
やっぱりお父・吉平の見る目は正しかったとかね…。
☆★_ ☆★_
ん~。はなは最初にももの気持ちを知った時、きちんとその旨、
朝市に確かめるべきだったようにも思いますね。
(そうすれば違う結果が出ていたかもしれません。)
☆★_ ☆★_
縁談どうこうは別問題として、それでもももが朝市に気持ちを確か
めるのは正いようにも思いました。
(辛くても自分の立ち位置がはっきりするので。)
でも、「大好き」なお姉やんの顔を立てて、ほぼダメってわかって
るのに 朝市に告白するももの姿はちょっと泣けたりしました。
☆★_ ☆★_
もも役の土屋太鳳さんの熱の入った演技に乾杯!
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに。
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄
安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉
安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹
木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):はなの祖父
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長
緑川幾三(相島一之):先輩の先生
小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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