<花子とアン76 伝助がカフェにやって来た!蓮さまは? / 英治の挿絵>
本日放送分の「花子とアン」第76話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(76話)のおさらい】
かよの勤めるカフェにふらりとあらわれた吉太郎。
彼は憲兵の任務で帝大生の宮本の動向に目を光らせているようで
した。
宮本はいつものように演劇仲間と話をしています。
蓮子に演劇の脚本を頼むことになったことを仲間に説明すると、仲
間たちは猛反発しています。
しかし蓮子の本に感動し、実際に会ってみて宮本は蓮子の持つ高い
文学性に心を惹かれたようでした。
宮本
「あの人は不思議な人だ。強さと弱さが共存している。その落差に
よって彼女の文学は光を増しているんだ」
とにかく蓮子の書く脚本を読めば納得する、と彼は仲間に言うので
した。
吉太郎は彼らのやり取りを黙って聞いています。
☆★_ ☆★_
翌朝、かよとはなが吉太郎の噂をしていると、憲兵服を着た吉太郎
が訪ねてきます。
この時の吉太郎は昔の「兄やん」に戻っていました。
家にあがり再会を喜ぶ兄妹3人。
吉太郎はかよがカフェで働いているのがちょっと意外だったよう
ですが、これ幸いと宮本についての情報をかよから聞きだそうとし
ます。
ただ、吉太郎はそれが憲兵の任務ということは言わず、「かよにち
ょっかい出していないか気になっただけじゃん」とごまかすのでし
た。(任務は極秘のようです。)
「何かあったらいつでも頼って来い」と吉太郎は妹たちに言うと、
わりとすぐに帰ってしまうのでした。
頼もしくなった兄を送る妹たち。
☆★_ ☆★_
<村岡印刷>
夕方、英治は会社に残ってはなの翻訳連載ページの挿絵の作成をは
じめます。
挿絵の完成には一晩中かかってしまったようでした。
英治の翻訳連載への思い入れは相当熱いものがありましたが、翌朝
になって、英治は弟の郁弥に聡文堂の担当を引き継ぐのでした。
英治には、弟に早く仕事で一本立ちしてほしいという願いもあるよ
うでしたが、本音を言えば、こじれた関係になってしまったはなに
合わせる顔がないということもあるようでした。
郁弥は兄から気持ちよく仕事を引き継ぎさっそく一人で聡文堂へ向
かうのでした。
☆★_ ☆★_
聡文堂に到着した郁弥は、自分が英治から担当を引き継いだことを
説明し「よろしくお願いします」と挨拶をします。
はなと亜矢子は英治が担当から外れたことを知ってショックを隠
せないようでした。
☆★_ ☆★_
英治の挿絵入りの「割り付け」サンプルを披露する郁弥。
素晴らしい挿絵を見て、梶原編集長はもちろん、はなも大喜び。
(この時点では、挿絵を英治が書いたことをはなは知りません。)
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
<夕方>
かよが女給姿のまま聡文堂にやって来て、カフェで「髭を生やした
おっかねえおじさんが待っている」とはなに伝えます。
かよはその男から大枚のチップをはずんでもらい、あわててはなを
呼びに来たのでした。
カフェで待つ男とは嘉納伝助でした。
しかし、はなは伝助には面識がなく、恐る恐る伝助の前に行き挨拶
をすると、伝助ははなをにらみながらこう言います。
伝助
「あんたが、はなちゃん?」
はな
「はい。はなちゃんです」
伝助
「何でん好きなもん頼みんしゃい」
はな
「いいえ、見ず知らずの人にごちそうになるわけには…」
そんなやり取りの後、伝助は「嘉納伝助です」と自分の名を名乗り、
初めてはなはこの男が蓮子の旦那であると認識するのでした。
伝助は、はなに先日、蓮子を一晩泊めてもらったお礼をします。
「あげん機嫌のよか蓮子は初めて見たき」などと伝助はどちらかと
いうと、気さくな感じではなに話しかけるのでした。
伝助によると、この日も蓮子はこのカフェではなと待ち合わせをし
ているとのことでした。
(この日、たまたま東京へ来る用事があった伝助はカフェに顔を出
したようでした。)
しかし、はなはそんな約束した覚えがなく、何と答えていいのか混
乱します。
☆★_ ☆★_
その頃、蓮子は屋台で宮本と日本酒を飲み交わしています。
そして、背後には宮本をつけている吉太郎の姿が…。
<次回へ続く>
【次回第77回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
カフェーに来た伝助(吉田鋼太郎)に「きょう蓮子(仲間由紀恵)と会う約束ではないのか」と聞かれ、はな(吉高由里子)は苦し紛れにそうだと答え、必死に取りつくろう。伝助の目に射すくめられるはなだが、伝助は意外にも気さくにはなに話しかけ、「蓮子をよろしく」と去ってゆく。そのころ蓮子は龍一(中島歩)と会っていた。初めて屋台に行った蓮子は注文も不慣れで、龍一が注文する様子に素直に感動する。龍一はそんな蓮子に…
【感想】
憲兵になった吉太郎。
たしか軍隊に入隊したのは山梨連隊だったと思いますが、今では東
京でも仕事をするようになったようですね。
そして尾行している宮本の愛人が、初恋の人・蓮子だったという、
これはちょっと複雑な展開ですね。
☆★_ ☆★_
英治は絵心もあるようですね。
(印刷屋さんは挿絵なども自分で書いたりするのでしょうか?)
☆★_ ☆★_
伝助と初めて会ったはなのやりとりがちょっと面白かったですね。
でん:「あんたが、はなちゃん?」
はな:「はい。はなちゃんです」
そしてはなは身の覚えのない蓮子との約束について、どのように伝
助に答えるかも楽しみですね。
☆★_ ☆★_
蓮子はこのまま宮本と交際を深めていくのでしょうか。
☆★_ ☆★_
郁弥が担当を引き継いだ挨拶をしに聡文堂を訪れた時、亜矢子は英
治の姿がないのであからさまにがっかりしていたし、はなは郁弥に
挨拶もしませんでした。(ちょっとかわいそうな郁弥。)
がんばれ郁弥!
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(城戸愛莉):伝助の妾腹の子
嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長
宮本龍一(中島歩):演劇学生
三田悠介(本田大輔):聡文堂社員
宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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