<花子とアン49 はなのお見合い!破格の条件にもも・リン大興奮! / 父・吉平帰る>
本日放送分の「花子とアン」第49話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(49話)のおさらい】
久しぶりの東京で行われた童話の受賞祝賀会から帰ってきたはな。
気分も新たに尋常小学校へ出勤してきています。
教務室に入ると、校長先生やほかの先生方が集まって何かの写真を
見ています。
校長ははなの姿を見るや、「こっちこっち、早く!」と、急いではな
を呼び寄せます。
はなは校長から、自分に見合いの話しが来ていることを知らされるの
でした。
先生方がさっき見ていた写真は見合い相手の写真です。
「甲府にこれ以上いい相手はいねえ」と校長が太鼓判を押す男性は、
なんと地主の息子だそうです。
「地主の息子」と聞いて、はなは徳丸武のことを思い出し即座に拒
絶反応を示しますが、今回の見合いの相手は徳丸と肩を並べるよう
な地主の跡取り息子だったのでした。
(吉太郎の話しでは徳丸よりもスケールが大きい地主のようです。)
写真を見ると、顔立ちもなかなかの好青年です。
実はこの見合い話は、徳丸から校長に打診があったという経緯があ
るため、「詳しいことは徳丸家で聞くように」と校長ははなに言うの
でした。
ほかの先生方はからかい半分ではありますが、はなの縁談を喜んで
くれているようです。
はなに好意を寄せている朝市はちょっと不満そうな顔。
☆★_ ☆★_
さっそく徳丸商店を訪れ地主の徳丸に詳細を聞くはな。
お見合いの相手の名前は望月啓太郎と言います。
啓太郎は、童話での受賞や、女学校で英語を身につけていることを
聞き、はなに大きな興味をもったそうです。
はなはあまり気が進まないようでしたが、「とにかく会うだけでも会
ってみろし!」と徳丸。
しかしながら、もしこの縁談がまとまれば安東家の借金は男性の家
が全部肩代わりしてくれるとの条件も付けられているようでした。
徳丸
「ほれ、こんないい縁談ねえら!嫁行ってふじちゃん安心させてや
れし!」
徳丸はこの縁談話を絶賛してはなにすすめるのでした。
☆★_ ☆★_
その頃、安東家では、例によっていち早く情報を仕入れたリンによ
ってはなのお見合い話はすでに詳しく知らされていて、徳丸家から
帰宅したはなの姿を見るや「ああでもない、こうでもない」と大騒
ぎして盛り上がりを見せるのでした。
「よかったじゃん!」
「はな、粗相のねえように、見合いがんばるだよ!」
みんなの勢いに圧倒されてしまい、見合いを断るどころではなくなって
しまったはなは少し困惑しているようでした。
☆★_ ☆★_
<見合い当日>
徳丸は先立たれた奥さんの綺麗な着物をふじとはなに貸しています。
ふじが徳丸に着物のお礼をすると、秘かにふじに好意を寄せてい
る徳丸は、
「わしとふじちゃんの仲で堅苦しいことは言いっこなしだ。良く似
合ってる。わしがふじちゃんとお見合いしてくれえだ」
と冗談交じりにちらっと本音を言うのでした。
☆★_ ☆★_
そんな展開の後、いよいよお見合い相手の望月啓太郎が登場します。
啓太郎は望月家の葡萄酒作りを任されていて、勉強のために短期的
に海外に行くことも視野に入れているようでしたが、将来的には愛
着のある地元甲府に根を下ろして一生を生きていく決心をしている
ようでした。
縁談がまとまった場合は、はなに教師を辞めて家に入ることも条件
として出されました。
(はなは「ええっ!」というような顔をする)
しかし使用人を雇うので家事や育児は一切しないでもOK、何でも
好きなことをやっていいという条件も提示されます。
徳丸は、またまたここで「こんないい話はない!」と縁談を絶賛し
た後、「あとは若い二人で!」と、ふじを連れてその場から消えま
す。
☆★_ ☆★_
部屋に二人きりになったはなと啓太郎はやや緊張気味でしたが、
しばらくして啓太郎ははなの童話を褒めちぎります。
「いいご趣味でごいすね。」
啓太郎の発言に悪意は全くないのですが、「趣味」と言われてはなは
「なんだかな~」と言う顔を一瞬見せます。
啓太郎は、はなの父・吉平が何年も行方知れずであることを知って
いて、縁談をはなが受けるのであれば、安東家の世話を見てもいい
と約束し、さらに希望があれば新しい家も安東家にプレゼントして
もいい、とも言ってくれたようでした。
☆★_ ☆★_
はなは家に帰ってから、見合いでどんな話が出たのかを説明してい
ます。
はなの話を聞いたももは、早くも新しい家に住めることがもう決ま
ったかのように大喜びしています。
そして、なぜか安東家の人たちよりもテンションが高いリンもはな
の話しを聞いて大興奮しているようでした。
しかしはなはどちらかと言うとまだ半信半疑というか、いい話には
違いないけど「何かが違う」と考えているようでした。
ふじもはなの気持ちを感じているようで、あまり騒ぎだてはしない
ようでした。
- 金持ちと結婚すれば、貧乏や借金とは一生おさらばできる。
- しかも眉目秀麗。
- なによりも「よそ者」でなく、地元のしかも有力者
というのがリンのツボのようでした。
「断る理由がねえ!」とリン(ともも)は興奮気味に捲し立てるの
でした。
リンが「地元の人」にこだわるのは、「よそ者」の吉平と結婚して
苦労しているふじの姿を間近で見てきているからでもありました。
(村では吉平はもう帰って来ないというウワサになっている。)
☆★_ ☆★_
夜、月の光が照らす母屋の縁側で考え込むはな。
吉太郎がそこへやって来て、件の縁談について話をするのでした。
はなは、将来的なことや、家族の困窮のことを考えると、今回の
縁談はとてもいい話だと感じていると、自分の考えを述べますが、
いまいち決心しかねているようでした。
吉太郎は、はなが結婚して地元に住んでくれるなら、自分は安心
して兵隊に行けると言い、結婚には大賛成のようでした。
吉太郎
「はな、旦那さんに愛想つかされねえようにつくすだぞ。
オラははなの父親代わりだからな。」
吉太郎はこんな大事な時にいない父・吉平のことを考えているよう
でした。
☆★_ ☆★_
お見合いから数日後の学校。
「修身」の授業では「男子の務と女子の務」という教科書の章を生
徒が読み進めています。
その時、ぼろぼろの服を着た怪しい人影が学校の廊下を歩いてきま
す。
この怪しい人物ははなのクラスのところでとまり、はなを見つめて
いるようでした。
生徒たちはこの人物に気づいて騒ぎ出します。
男はガラガラと窓を開け、「グッド・アフタヌーン、はな」と
ふり付きであいさつをします。
「てえっ!お父!」
男は何年間も姿をくらましていた父・吉平だったのでした。
<次回へ続く>
【次回第50回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
4年ぶりに突然甲府へ帰って来て、はな(吉高由里子)の教室へ現れた吉平(伊原剛志)。家族のもとへ帰っても追い返されないようにしてくれと頼む吉平のために、はなは一計を案じ、一足先に家へ帰る。はなはふじ(室井滋)たちの前でさりげなく吉平の話題を出そうとするが、吉太郎(賀来賢人)は父への反感をあらわにし、うまく行かない。そのころ教員室で待機していた吉平は、本多(マキタスポーツ)からはなの見合い話を聞き…
【感想】
突如として出てきた「お見合い」の話。
いつぞやの華族のお坊ちゃまとはちがって、今回ははなの家の事情
をなどもすべてきちんと把握したうえで、はなのことを本人が気に
入ったという素晴らしい展開でしたね。
しかも安東家の借金はすべてチャラ、家までプレゼントしてくれる
という豪華特典まで”もれなく”ついてきちゃうんです。
そして、見た感じは背がすらっとしていていい男でしたね。
まさに「願ってもない」ような話にも思えますが、はなはどこか浮
かない顔をしていました。
「女性の自立」が人生のテーマの一つであるとも言えるはなにとっ
ては、一見「いいことづくめ」にも思えるこの縁談話の中にも「疑
問」に感じる部分があるのでしょう。
(初めて会った啓太郎の発言の節々にも感じていたようでした。)
☆★_ ☆★_
4年ぶりに帰ってきたという吉平。
吉平は、ある意味では、「またまたおいしいところ」を持っていきそ
うですね。(縁談話をぶち壊してしまうのでしょうか?)
吉太郎との対面もどうなるのか興味が尽きないところですね。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに。
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄
安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉
安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹
木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):はなの祖父
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長
緑川幾三(相島一之):先輩の先生
小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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