連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン33 富山先生の「掴み損ねた幸せ」。梶原撃沈!/ 蓮さま見合い
/ はなは珍獣!>

 

本日放送分の「花子とアン」第33話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(33話)のおさらい】

 

伯爵家の経済的危機を救うために、九州の石炭王・嘉納伝助との縁
談を受けるよう兄・晶貴から懇願される蓮子。

 

伯爵家では先代(つまり晶貴の父)がこの世を去って以来、家の経
済状況は見る見るうちに悪化してしまい、晶貴が財政建て直しのた
めに始めた貿易会社への投資も大失敗に終わったようでした。

 

結果、借金は膨れるばかりで伯爵家の経済状態は「火の車」、土地家
屋も手放さなければならない状況もすぐ目の前にある様子。

 

要するに晶貴はこの縁談が上手くいけば、嘉納から資金援助が受け
られると考えたのでした。

 

「お兄様は、私をお金で売るおつもりですか?」そのように反論す
る蓮子に「なんとか見合いだけでも」と晶貴は一心に頭を下げるの
でした。

 

☆★_ ☆★_

翌日、はな「こぴっと頑張ろう」などと張り切りながら、バイト
先の出版社に来ています。

 

そこへ荷物をどっさり抱えて持ってきた英治がやって来てはな
ぶつかってしまいます。

 

ちょっと機嫌を損ねた感じのはな

 

荷物を編集部にドサッとおいた英治は、何かを急に思い出したよう
はなの顔を見ます。

 

英治は、初めて会った時から、はなの顔に見覚えあると不思議に感
じていたようです。

 

英治

「…今やっとわかった!似てるんですね。ナマケモノに!」

 

英治は嬉しそうに珍獣・ナマケモノの生態学的な説明をしながら百
科事典を探します。

 

英治

「その姿からナマケモノと呼ばれていますが、実は泳ぐと、それは
早いという意外な一面も持っています。」

「あなたも、一見のんびりしているように見えて、翻訳をしている
時の集中力は別人のようだ。それにほら、よく見ると外見もちょっ
と…」

 

英治ははなを褒めていたのかもしれませんが、はなは珍獣・ナマケ
モノに似ていると言われ一気に機嫌が悪くなってしまうのでした。

 

☆★_ ☆★_

そんな展開もありましたが、はなのバイトの契約期間の1か月もあ
っという間に過ぎ最後の日を迎えます。

 

ある社員の消し忘れの煙草が原因で、その日に入稿するはずの翻訳
原稿が燃えてしまいます。

 

そこで、はなが急遽、焼けてしまった現行の部分を再度翻訳するこ
とになります。

 

急いで作業に取り掛かるはな

 

しかし、その日は英語の辞書が持ち出されていて編集部にはありま
せん。

 

はなは英治に修和女学校の図書室にある英和辞典を持ってくるよう
頼むのですが…。

 

しばらくたってから女学校は「男子禁制」だったことをはなは思い出す
のでした。

 

☆★_ ☆★_

案の定、女学校へやって来た英治はかをる子「不審者」として絡
め取られていました。

 

ブラックバーン校長も「何事ですか!」と血相を変えてやって来て
います。

 

英治はブラックバーン校長の顔を見て英語単語を並べ立てますが、
直訳すると「あなたに安藤さん辞書をあげます」というようなわけ
のわからないことになっています。

 

英治はそれでも何度もトライしますが、結局ブラックバーン校長に
言いたいことを伝えることができません。

 

そこへ英治を追いかけてきたはなが登場して、ブラックバーン校長
に事情を説明するのでした。

 

かをる子が図書室から辞書を持ってくるのを待つ間、英治は「なに
より通じるところが素晴らしい」
などと、はなの英語力を改めて見
直すのでした。

 

辞書を受け取った二人は会社へ急ぎます。

 

☆★_ ☆★_

その頃、公園では富山先生と梶原がまたしても二人きりで会ってい
ました。

 

梶原は富山先生とじっと見つめ合いプロポーズの言葉を言います。

 

「今度こそあなたを幸せにする。…僕の妻になってください」

 

☆★_ ☆★_

夕方、はなは消失してしまった部分の翻訳を見事に完成させます。

 

そこへ、富山先生へプロポーズしたばかりの梶原が帰ってきます。

 

梶原はその日は一日中外にいたので、事の次第をここで初めて聞い
て、はなの翻訳原稿に目を通すのでした。

 

はなの翻訳は一発OKとなり、どうやら原稿は無事「締め切り」には
間に合うこととなりました。

 

英治ははなに礼を言って急いで会社へ帰っていきました。

 

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☆★_ ☆★_

梶原ははなに1月分の給料を手渡します。

 

はなは初給料をもらってとても嬉しそうでした。

 

「本当にお世話になりました」と、はなは梶原に言うのですが、梶
原は何か暗い表情をしています。

 

はなが心配して「どうかしたのか」と梶原に聞くと、梶原は、富山
先生に求婚をしたけれども、“あっさり”断られたことを、はなに説明
するのでした。

 

☆★_ ☆★_

帰り道、蓮子へのお土産の「金つば」を買って学校へ戻ってきた
は、富山先生と廊下ですれ違います。

 

はなは富山先生に、梶原との関係は終わらせてしまっていいのかと
聞きます。

 

富山先生は、

「掴み損ねた幸せは、もう取り戻せないです。
教職という仕事が、今の私の幸せです。」

 

と答えるのでした。

 

☆★_ ☆★_

その頃、蓮子はお見合いのために晶貴夫妻と高級ホテルのディナ

・ラウンジのようなところにいます。

 

蓮子は、晶貴の熱意に負けてお見合いの場に来たようですが、
やはり気が進まないようすでした。

 

やがて伯爵夫人の叔父に連れられて嘉納伝助がやってきます。

 

嘉納は夫人の叔父に紹介されるや、つかつかと蓮子の目の前まで行
き、至近距離からまるで品定めをするかのように、そしてなめまわ
すかのように蓮子の顔を見つめるのでした。

 

☆★_ ☆★_

はなは蓮子が今置かれている状況など知る由もなく、蓮子がいない
のでお土産の金つばを見ながらつまらなそうにしていました。

 

<次回へ続く>

 

【次回第34回のあらすじ】

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)が見合いした石炭王・伝助(吉田鋼太郎)は親子ほども年の離れた人物で、傍若無人に振る舞って蓮子を戸惑わせる。そんなことはつゆ知らず、はな(吉高由里子)は蓮子の帰りを待ちつづけるのだった。一方、社会運動への厳しい取締りを目の当たりした吉平(伊原剛志)はしばらく身を潜めることにし、久しぶりにはなの元を訪れる。蓮子は悩みつつ女学校へ戻って来るが、はなを見かけると意外なことを提案する…

 

 

【感想】

どうですか。

 

梶原編集長は、残念ながらやっぱりフラれてしまいましたね。

 

富山先生としては、「昔は梶原が大好きだったけど、今では当時ほど
の愛情はなく、仕事の方が大事」
と感じたのでしょうかね。

 

「つかみ損ねた幸せ」「幸せ」は、やっぱり自分の中で感じられ
る愛情の大きさが重要なカギとなるのかもしれません。
(タイミングも重要でしょうけど。)

 

☆★_ ☆★_

蓮子は結局、家を救うために見合いに臨んだようですね。

 

伯爵家(特に晶貴)からさんざん酷い仕打ちを受け、忌み嫌われ続
けていた存在であった蓮子。

 

であるからこそ、逆に、家を救うために自分の存在が必要とされ、
自分の存在を認めてもらえたことが、蓮子の気持ちを動かしたのか
もしれません。(上手く言えないけど、意味わかる?)

 

でも、自分の結婚とかを犠牲にして良いかは、また別の問題のよう
な気もしますね。

 

☆★_ ☆★_

珍獣のナマケモノに似ていると言われてしまったはな

 

そう言われれば確かに似ているかもしれませんね。

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに~。

 

Don’t miss it!!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): 花子のお父

安東ふじ(室井滋): 花子のお母

安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄

木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):花子の祖父

富山タキ(ともさかりえ):英語教師

茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生

ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長

スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

綾小路先生(那須佐代子):国語の先生

葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵

畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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