たみ

 

<「花子とアン」嘉納邸の美人女中頭・山元タミと筒井真理子さん
/ 蓮さまとの危うい関係?>

 

今回は「花子とアン」登場人物の山元タミと、演じる筒井真理子さ
んにスポットを当ててみました。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【「花子とアン」嘉納家の女中頭・山元タミ】

 

山元タミと言えば、福岡の嘉納伝助邸に働く女中頭ですね。

 

日本髪がとっても似合う細面の美人のタミ。

 

タミは長年、嘉納家のために働いていて、今では女中頭になってい
るので嘉納家の事なら何でも知っています。

 

伝助の先妻が亡くなってからは、嘉納邸では伝助、冬子に次ぐNO.3
に自分を位置づけて考えていたことでしょう。

 

冬子をお風呂に入れるのもタミの役目です。(47話より)

 

でも、蓮子が後妻として福岡へやって来ることが決まった時、家で
の順位が降格することは当然覚悟していたことでしょう。

 

ドラマの中では蓮子とタミが初めて会ったのは、結婚して間もない
頃に伝助を芸者衆が呼びに来た時の事でした。

 

鼻の下をのばしてウハウハと悪びれもなく芸者遊びに繰り出す伝助
に愕然とする蓮子に、タミは妖しく笑って「旦那様、今夜は帰って
きんしゃりんですばい」
などと言っています。

 

最初の場面では、とくにこの二人の間には特にはバチバチしたもの
はないように感じました。

 

(タミは蓮子の様子をうかがっているような感じ。)

 

【やがて二人は対立関係へ】

やがて時が流れ、蓮子は、彼女なりに石炭王親子となんとか打ち解
けようと頭を悩ませます。

 

蓮子がまず出した答えはマナーや言葉遣いのまるでなっていない石
炭王親子に自分が会わせるのではなく、この親子を教育することで
レベルを引き上げてみようということでした。

 

蓮子の「教育」には彼女の描く理想の家庭像が込められていたとも
いえるかもしれません。

 

かくして、嘉納家の食卓にはこれまでなかったような洋食とミルク、
ナイフとフォークが並べられることになります。(40話より)

 

伝助は、蓮子の気持ちを汲んだのか、何とか蓮子につき合おうとし
ますがやっぱりついて行けず、結局、食事は直接手や口を使って、
じゅる じゅる音を立てて食べ始め、「おえっ」とか「うわっ」など
と、わけのわからない叫び声をあげてしまう始末。

 

 

女中たちは家族の食事を後ろから並んで眺めています。

 

女中たちには、蓮子の考えなど知る由もなく、突然の洋食教育が
「お嬢様のわがまま」としか映らなかったようでした。

 

「あたしの大事なご主人様とお嬢さんをよくもひどい目にあわせた
わね!」
と考えたかどうかはわかりませんが、とにかく、タミはこ
の日を境に蓮子が気にいらなくなり始めたのでした。

 

<食事の後片付けをしているときほかの女中たちと蓮子の陰口を言う>

 

タミ

「ほんなこつ、旦那様もお気の毒じゃ!あげな気取った人とおった
ら息が詰まるしおならもできん!あはははははは」

 

 

「お姫様はなんでん自分の思い通りにせにゃあ気が済まんとやき。」

 

しかしそんなやり取りを蓮子に聞かれてしまうのでした。

 

(女の戦いがはじまった感じ…。恐っ。)

 

☆★_ ☆★_

次も、やっぱり食卓のシーン。(46回より)

 

しばらくたって冬子はフォークとナイフは使えるようになってきま
したがまだ言葉が福岡の言葉のままでした。

 

 

冬子(ちょっとかわいい感じで)

「塩とっちゃんしゃい」

 

するとすぐに蓮子は「お塩を取っていただけますか、でしょ!」と直
させます。

 

さらに進んで英語でそれを言わせようとする蓮子に冬子は、とうと
う我慢の限界を超えてしまい、プイッとどこかへ行ってしまいます。

 

そのやり取りを後ろで見ていたタミは、今度は蓮子にわざと聞こえ
るようにイヤミを言いだします。

 

 

タミ(ほかの女中に)

「ハァーッ。冬子御嬢しゃんのために握り飯ば作っちゃんしゃい。」

 

(蓮子にわざと聞こえるように嫌味を言ってにらむ。)

 

「育ち盛りん子にゆっくりごはんも食べさせんで。あ~。旦那様も
大概ひどい人と結婚したもんやね…。」

 

蓮子「・・・」 悔しそうな顔をしながら黙って食べる。)

 

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☆★_ ☆★_

(同じく46話より)

 

福岡の地での、英語教育や淑女養成を教育方針に盛り込んだ理想の
女学校創設を結婚のための条件としていた蓮子は、伝助にその気が
ないことを後から知って愕然とします。

 

(伝助は学校創設に資金援助だけを行い、教育方針には口を出さな
いという。)

 

伝助は、理想の女学校創設の夢をなかなかあきらめようとしない蓮
子に、「そげな上等な女学校は要らん!」思い切りダメ出しし、

さらに、

 

「…おなごは勉強やらし過ぎん方がかわいげがあっていいと
たい。」

 

と、あまりと言えばあんまりな捨てゼリフを吐いて部屋を出ていく
のですが、そのときに伝助の後について部屋を出ていくタミは勝ち
誇ったような表情で蓮子を見ていました。

 

☆★_ ☆★_

…う~む。女の戦いですな。

 

蓮子は純粋な心を持っていて、嘉納親子を良くしようとしているの
ですがなかなかうまくいきませんね。

 

そして、蓮子の奮闘もむなしく、なんとなく毎回ごはんもろくに食
べられない伝助親子を心配するあまり、蓮子に辛く当たってしまう
タミという図式でしょうかね。

 

伝助は蓮子のことをだんだん面倒くさく感じてきているのでしょう
か。

 

伝助は、いっそのことタミと結婚すればよかったのに!

 

…な~んて思ったりもしました。(そりゃむりか?)

 

蓮子とタミはいつか対決するのでしょうかね。(楽しみ!)

 

…それにしても箸くらい食卓に一緒に出しておけばいいのにって思
ったりもしました。

 

【筒井真理子さんプロフィール】

たみ

 

なまえ: 筒井真理子
読み方: つつい まりこ
生年月日: 1962年10月13日
現年齢: 51歳
出身: 山梨県甲府市
身長: 162cm
血液型: AB型
所属事務所: 茂田オフィス
特技: 日本舞踊、フルート、フィギュアスケート

 

筒井さんの出身地は、甲府です。

 

高校も地元の高校(山梨県立甲府第一高等学校)を卒業していま
すね。

 

「甲府出身の女優さん」としてテレビ番組に出演することもあるよ
うですね。

 

ドラマ「花子とアン」との関連で言えば、主人公・安東はなは甲府
出身なので、甲府にゆかりのある筒井さんの登場となったのかもし
れません。

 

(もっとも、筒井さんの役は福岡の女性ですが。福岡の言葉も全然
違和感ないですね。)

 

地元の高校を出た後、筒井さんは青山学院大学に進学しますが、青
学在学中に、早稲田大学演劇研究会で旗揚げした「第三舞台」の公
演を観て「これだ!」と感じて早稲田大学に入り直して「第三舞台」
に所属したというお方なのでした。

 

青学入るだけでも大変だと思いますが、さらに演劇するために勉強
し直して早大に入るというのですから、優秀な頭脳をお持ちである
ことは間違いないでしょう。

 

「第三舞台」に入団してからは、劇団のほとんどの作品に出演して
いるそうです。(筒井さんの入団は1982年。)

 

「第三舞台」は1981年に結成、2001年から10年間活動休止の後
に、2011年復活。その後に2012年解散)

 

舞台以外にも、映画にテレビに舞台にCMに、と大活躍の筒井さんで
すね。

 

【NHK「朝の連続テレビ小説」出演履歴】

 

ちなみに、NHK朝の連続テレビ小説では「純情きらり」(2006年)、
「瞳」(2008年)に出演していますね。

 

「純情きらり」では第一週に登場し、主人公・桜子の父・源一郎(三
浦友和)のお見合い相手・松井安江役をやっていました。

 

この時は“和服を着た美人”と言う役でピアノ演奏も披露していました。

 

お父さんの再婚を受け入れられない子供時代の桜子に履物にいたず
らをされちゃったりしていました。

(結局お見合いは上手くいかないんですけど。)

 

☆★_ ☆★_

「瞳」では主人公・一本木瞳(榮倉奈々)とダンス・ユニットを組
北川由香(田野アサミ)の母・多佳子役で出演しています。

 

(なつかしいね。)

 

旦那さん(由香の父親)の会社が倒産したとかっていうエピソード
のあたりで出演していましたね。

 

【CM】

 

筒井さんはCMにもたくさん出演していますが、JTBのCMでは、武井
さん、小市慢太郎さんとの3人家族が温泉宿で浴衣に赤の羽織着用
でくつろぐシーンなどがほのぼのとしていて個人的には好きでした。

 

筒井さんと小市さんが夫婦で、娘の武井さんがお母さんの結婚指輪
をみてあれこれ話しているというシーンでした。

 

あんな美人が奥さんとか、お母さんだったらいいですね。

 

【おまけ:結婚は?】

実は結婚はしていないようですね。

(もったいないような気もしますが。)

 

☆★_ ☆★_

「花子とアン」での山元タミと蓮子の危うい関係がどう進展して
いくのか楽しみですね。

 

また、筒井真理子さんのますますのご活躍にも注目したいと思い
ます。

 

☆★_ ☆★_

最後までお読みくださいましてありがとうございます。

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