<花子とアン97 「絶縁状」騒動、広がる波紋 / 石炭王、反撃の決意!>
本日放送分の「花子とアン」第97話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(97話)のおさらい】
伝助への絶縁状が新聞に報道されたことは大きな波紋を呼んでいた
ようでした。
しかし蓮子も宮本もまさか伝助へ宛てた手紙が新聞記事になってい
ようとはこの時点では思いもよらなかったようです。
呑気に焼き芋をほおばる二人。
新聞には当日の蓮子の行動(友人と会うと偽って出かけたことなど)
も詳しく書かれています。
☆★_ ☆★_
しかし、この件で怒りに震えているのは夫の嘉納伝助だけではあり
ませんでした。
葉山伯爵家では、新聞記事を見ながら伯爵夫妻もワナワナと怒りに
震えています。
伯爵はコワモテの執事(?)を呼び寄せ、蓮子を必ず連れ戻すよう
に言いつけます。
☆★_ ☆★_
やがて、宮本の友達二人が喜色満面な感じで宮本の部屋へノックも
せずに乗り込んできます。
友人
「今朝の新聞見たか?してやったりだ!!」
ここではじめて、蓮子も宮本も手紙が新聞記事になっていることを
知りたまげるのでした。
宮本は蓮子に「愛の証し」として手紙を託されたのにもかかわらず、
自分では投函せず友人に投函を依頼したようでした。
手紙の中身を友人が知っていたということは宮本はその仲間に内容
も伝えていたものと思われます。
宮本の仲間は、蓮子の「絶縁状」が公表されるということが、「持
たざる者」が「持つ者」から奪うという、一種の「革命」の図式に
つながるものと考え投函はせずに新聞社へ手紙を持って行ったので
した。
友人
「女房から夫に絶縁状を出すなんて前代未聞のことだ。どうせやる
なら世間に衝撃を与えるやり方の方がいい。そうだろ?」
宮本は信じていた仲間に裏切られた気分になり、「ふざけんな!」
と掴みかかります。
宮本
「ふざけんな!俺は革命のために蓮子を連れ出したんじゃない。
ただ、彼女を自由にしてやりたかっただけだ!」
蓮子は混乱してやや取り乱しているようでした。
☆★_ ☆★_
甲府の安東家でも蓮子の「絶縁状」のことが話題になっています。
花子を心配する朝市。
☆★_ ☆★_
以後、この話題は新聞各社がこぞって取り上げることとなり、蓮子
の関係者には新聞記者が取材攻勢をかけるようになります。
花子の家にも新聞記者が取材にやって来て、しつこく食い下がり花
子を困らせています。
しかし、蓮子の絶縁状騒ぎで花子のことが心配になり村岡家を訪ね
てきた憲兵の吉太郎が記者陣を一喝して去らせます。
花子は吉太郎が任務柄、宮本の動向調査をしていることにうすうす
気づいているのか「もし知っているのなら宮本と蓮子の場所を教え
てくれ」と頼むのでした。
吉太郎は蓮子の居場所を知ってはいましたが、危険思想の人物と目
されている宮本に花子が近づく危険を考えたのか、教えようとはし
ませんでした。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
カフェ・ドミンゴにも取材陣が押しかけ、あれこれと取材をしてい
ます。
カフェを仕事場にしている宇田川も取材をかけられています。
しかし、宇田川はまるで取材を待っていたかのように、いつも以上
にめかしこんで得意げにコメントを残しています。
宇田川
「新聞を私物化するなど、良識を疑います。そもそも彼女はわがま
まな駄々っ子としか思えません。贅沢な暮らしがしたくて石炭王に
嫁いだのに、今度は愛が欲しくなったから駆け落ちだなんて。女と
してどうこうではなく、人としていかがなものでしょうか。」
☆★_ ☆★_
絶縁状騒ぎはどんどん波紋を広げ、毎日のように新聞記事にあるこ
とないことを書き立てられています。
宮本は蓮子に謝るしかありませんでした。
どこか知らない土地でひっそり暮らそうと宮本は考えていたようで
すが、ここまで蓮子の顔写真も世間に広く出回ってしまってはもう
それもできそうにありません。
また、蓮子を世間の目に必要以上にさらしてしまい、傷つけてしまっ
たことが宮本には耐えられなく感じているようでした。
蓮子
「あなたの傍にいられるのなら、石を投げられたって、どんな恥だ
って私は耐え忍びます。あなたの傍で生きてけるのならそれだけで
いいの。龍一さん、私、今すごく幸せよ。」
宮本
「約束します。必ずあなたを守る。何があっても二人で一緒に生き
よう。」
抱き合う二人。
☆★_ ☆★_
一方、嘉納伝助は酒をビン飲みしながら、しばし思いつめた表情で
考えた後、とうとう蓮子に反撃する決意を固め、女中タミに「新聞
記者を呼べ」と命じます。
伝助
「今すぐ記者を呼べ!こっちも、あの女に反論するたい!」
<次回へ続く>
【次回第98回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
“絶縁状”に激こうした伝助(吉田鋼太郎)は、東西日報の下山(木下ほうか)にそそのかされ、蓮子(仲間由紀恵)への反論文を新聞に掲載しようとするが、黒沢(木村彰吾)に「そのような行動はあなたらしくない」と諭され、撤回する。しかし、腹の虫がおさまらないタミ(筒井真理子)は、掲載されるよう一策を案じる。新聞に載った反論文を見た花子(吉高由里子)と醍醐(高梨臨)は、心ないことが書かれた記事に憤慨する…
【感想】
宮本は仲間に蓮子の手紙を託してしまったのですね。
恋人から「愛の証し」なんて手渡されたものなら、たとえ投函する
だけでも自分ですべきだったような気もします。
その友達も「良かれ」と思ってやったのかもしれませんが、ちょっ
とやりすぎでしょうね。(他人の手紙を勝手に公開するなんて、訴え
られても文句は言えないでしょう。)
そして蓮子への反撃を決意した伝助は一体、どのような記事で反論
しようと考えているのでしょうか。
☆★_ ☆★_
宇田川が「待ってました」とばかりに得意満面に取材に答えていた
のが面白かったですね。
宇田川が蓮子にはじめて会った時には、蓮子の方が一枚上手な感じ
は否めませんでしたが、宇田川はここでああいうコメントをするこ
とで世間的には少し優位に立てるかもしれません。
今日はいつもよりも眉が細かったですね。そしてあのド派手な髪飾
りが…。
☆★_ ☆★_
しかし、いつもいつも不思議なのはカフェ・ドミンゴの店長やオー
ナーが一度も顔を見せないということでしょう。
店の中であんなに大勢の記者がうろうろしていても野放し状態!
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
村岡香澄(中村ゆり):英治の妻
村岡郁弥(町田啓太):英治弟
梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長
宮本龍一(中島歩):演劇学生
宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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