連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン129 ももの赤ちゃん「美里」 / 旭、結核で転地療養 / 子犬テル>

本日放送分の「花子とアン」第129話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(129話)のおさらい】

129

 

<村岡家>

ももの赤ちゃんが生まれ、旭は英治と一緒に子供の名前を考えてい
ます。

 

生まれたのが女の子だというのに旭が考えに考えた末「よしっ!」
という気合とともに選んだ名前は「桃太郎」でした。

 

 

「…ちょっとねぇ」と首をかしげる英治。

 

出産には産婆さんが立ち会ったとは思いますが、テレビに登場する
事はありませんでした。

 

かよは出産後、少し遅れてやって来たようでした。

 

☆★_ ☆★_

misato1

 

結局、生まれてきた赤ちゃんの名前は父親の旭ではなく、英治が
「美里」と命名します。

 

 

ももは美里という名前が気に入ったようですが、旭はそれでもなお
「桃太郎の方が良くないか?」とこだわりを見せていました。

 

☆★_ ☆★_

JOAK

 

それから3ヵ月が過ぎた1933年冬のラジオ局。

 

花子先生は、相変わらず一度放送許可を得た原稿を赤ペン修正して
います。

 

花子先生のラジオ放送は大人気を博していて素晴らしい結果を残し
てはいるのですが、制作部長の漆原としては、ある意味、やりたい
放題の花子先生の仕事ぶりをあまり快くは思ってはいないようでし
た。

 

この日、敢えて漆原部長は放送直前になって花子先生に新しい原稿
を読むように指示を与えます。

 

漆原

「…でも先生の担当なさる週は呑気な話題が多すぎるのでは
ない
でしょうかね~?

ご自分の人気取りのために面白おかしい話ばかりを取り上げ
るのは如何なものかと…。

今日は、こっちのニュースにしてください!

 

 

 

花子先生は、いつぞやの自分の事は棚に上げ、困惑し切った表情で、
こう反論します。

 

花子

「この内容なら明日でもいいんじゃないですか?時間もない
ことですし」

 

漆原

「手直しせずにそのまま読めばいいじゃないですか。」

 

漆原部長はそう言うと退室しますが、花子先生は「これじゃ子ども
には伝わらない」
などと言い、口をとんがらせて、やはり原稿に赤
ペン修正を加えるのでした。

 

花子先生の放送本番で、新たに渡した原稿がやはり修正されている
のを知った漆原は怒り心頭の表情を見せています。

 

 

☆★_ ☆★_

kekkaku

 

ラジオ局から帰った花子は、ももの旦那の旭が結核にかかったこと
を知らされます。

 

旭は仕事中に倒れ、病院で診てもらった結果、結核と診断されたと
のことでした。

 

しばらく旭は入院加療が必要になるため、ももは花子に美里を預け
病院に向かいます。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

teru

 

翌日、花子が翻訳の作業をしていると美里が鳴き声をあげます。

 

花子が美里を抱き上げてあやしていると、出先から帰ってきた英治
が美里に友達を連れてきた、と言って子犬を懐から出すのでした。

 

 

子犬はいつの間にか英治の後をついてきたようです。

 

村岡夫妻は即座にこの犬を自分の家で買うことにするのでした。

(元の飼い主の事は考えなかったようです)

 

名前は「テル」と花子がつけます。

 

 

小犬の登場で美里が泣き止んだ様をテルテル坊主に例えて
「テル」です。

 

早速、犬小屋の作成に取りかかる英治。

 

☆★_ ☆★_

tenti

 

花子は美里をおんぶしながら、旭とももを心配する甲府の両親から
の手紙を読んでいると、ももが訪ねてきます。

 

ももの説明では、旭は2年ほど転地療養する必要があるとのことで
した。

 

赤ちゃんに結核が伝染る危険性を考慮した場合に、病が治るまで旭
は美里と一緒にいるべきではないという考えもあり、ももとしては
悩むところもあったのでしょうが、もしかしたら二度と会えなくな
る可能性もある夫と一緒にいることを選択し、「旭が治るまで」
いう条件で頭を下げて、娘の美里を姉夫婦に預けることにするので
した。

 

花子と英治はもものお願いを快く引き受けます。

 

☆★_ ☆★_

ももは、花子と英治の暖かい対応に心を打たれたのか、この場で改
まって、東京にやって来た当初、花子に「ひどいことを言ってしま
った」
ことを心から謝るのでした。

 

それまで何の苦労もせずに「ずっと日の当たるところ」にいると思
っていた姉の花子も実は人知れず苦労して涙をいっぱい流している
ということがわかったと言うもも

 

心の雪解けをもたらしたのは花子がラジオ番組で祈りを込めて話し
「ごきげんよう」の言葉だったとも、ももはつけ加えます。

 

北海道から逃げてきた当初は自分が惨めにも思えたももでしたが…、

旭に出会えたこと、
みんなに祝福されながら彼と結婚し子供もできたこと、
病気になった夫をきちんとした施設に入れて診てもらえること、
子どもを気持ちよく預かってもらい夫を看病できる十分な時間を得
られたこと…

 

などなど、今は「本当に幸せ!」ももは言い、それもこれも
「お姉やんのおかげだよ」と続けるのでした。

 

 

花子は嬉しそうにしています。

 

英治は優しく美里のことは自分たちにまかせて、旭の看病をしっか
りやれ、と励ますのでした。

 

花子

「もも、大丈夫よ。きっと、旭さん元気になるから」

 

ももはコクっと頷き、「ありがとう」と言います。

 

こうしてももは美里を姉夫婦に託し旭の療養先に向かうのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第130回のあらすじ】

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

5年がたった1938年(昭和13年)。もも(土屋太鳳)と旭(金井勇太)の間にもう一人女の子が生まれた。美里(岩崎未来)は、花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)の養女となっていた。美里から「動物のニュースを読んでほしい」と頼まれた花子はラジオ局へ向かうが、記事は日中戦争や軍隊に関するものばかり。花子は漆原(岩松了)に相談するが、「この戦時下において動物の話などどうでもよい」と一蹴されてしまう…

 

【感想】

しかし女の子に「桃太郎」という名前はちょっとね…。

まあ冗談なんでしょうけど。

名前の候補には「も旭」なんて言うのもありました。

なんて読むのでしょうか?

「もあさひ?」「もあきら?」「もきょく?」…。

金太郎、力太郎なんていうのもありました。(なぜだ。)

☆★_ ☆★_

花子先生ラジオ編は相変わらずですね。

放送原稿を毎回毎回わざわざ赤ペン修正してゴリ押しという展開は、
ある意味、視聴者のヒートを買う「仕掛け」になっているのだと思
います。

(私もまんまと引っかかったわけですが。)

そして、そういう視聴者の意見を代弁するかのように漆原部長やア
ナウンサー有馬が花子に苦言を呈する、という図式です。

かよの店での吉太郎とももが花子と父親に向けてモノ申した場面
も、どことなくこれと同じような匂いがします。

単に視聴者を引き込むための手法の一つなのかもしれませんが、も
しかしたら、そこに何か意味やメッセージが隠されているのかな~
なんて呑気に考えたりもしています。

☆★_ ☆★_

ももの旦那の旭は結核になってしまったという。

転地療養が必要とのこと、やっぱり現実的な心配はお金でしょう。

そして、お金は村岡家が出していると思われます。

青凛社がそんなに儲かっているようには決して見えませんが、英治
や花子の余裕たっぷりの表情からすれば、おそらく潤沢な資金があ
るのでしょう。(花子先生の稼ぎかもしれません。)

ももが結婚して村岡家の近くに家を借りた(買った?)ことができ
たのも、よく考えたら村岡家の資金があったからでしょう。

☆★_ ☆★_

小犬は確かにかわいいですが、もしかしたら飼い主が探しているか
もしれません…。

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
有馬次郎(堀部圭亮):JOAK東京放送局の看板アナウンサー
黒沢一史(木村彰吾):JOAKラヂオ組制作部社員
漆原光麿(岩松了):JOAKラヂオ制作部長
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):ももの旦那

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ

ナレーション(美輪明宏)

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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