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<花子とアン98 石炭王反論文公表!蓮さまは動ぜず / 亜矢子泣!>

本日放送分の「花子とアン」第98話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】

この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしてくださいね

 

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(98話)のおさらい】

地元有力紙「東西日報」の記者を呼びつけ駆け落ちした蓮子への怒
りの心情を吐露する伝助。

 

いつもなら伝助番をしている黒沢が真っ先に飛んできそうですが、
彼は別の取材があったので後からインタビューに同席する形となり
ました。(インタビューはすでに先輩記者が始めている。)

 

伝助

「蓮子、お前には何不自由ない暮らしを与えちゃり、勉強もさせち
ゃって、小遣いでん欲しいだけくれちゃった。(中略)…お前みた
いなわが
ままなお姫様を、受け入れようと努力したとは嘉納家の人
間た
い!!」

 

伝助はどんっ!と机をたたきます。

 

先輩記者

「嘉納さん、この反論を手記として連載しましょか?」

 

蓮子が自ら絶縁状を公表したということさえ怪しいと感じている
は、いたずらに反論文を公表することは伝助の名を貶めることに
なるのではないかと心配し、好評を思いとどまるよう伝助を説得す
るのでした。

 

黒沢

「嘉納さん、反論文を公表するなどあなたらしくない。考え直して
ください。」

 

結局、伝助は考え直して反論文を公表するのをやめることにして部
屋を出て行きます。

 

最高のスクープが水泡と帰してしまい、黒沢をなじる先輩記者。

 

しかし、黒沢は「我々にはもっと書くべきことがあるはずです!」
と突っぱねるのでした。

 

黒沢と入れ替わりに入ってきた女中のタミは、怒りの表情で先輩記
者に伝助の反論を公表するように頼み込みます。

 

タミ

「あのお姫様に言われっぱなしじゃ腹の虫がおさまらんばい。やら
れっぱなしじゃ。筑豊の男たちの気もおさまらんとですよ。旦那様
にはウチから報告しちょりますき。」

 

さらにタミは「ウチも取材に協力するき」などと言いながら怪しく
笑うのでした。

 

☆★_ ☆★_

<翌早朝の村岡家>

 

英治の父親・平祐が朝っぱらから慌てた様子で息子夫妻の家にやっ
て来ます。

 

無言でドタドタと家にあがる平祐。

 

平祐は伝助の反論文が載せられた新聞を持ってきたのでした。

 

☆★_ ☆★_

renko2

 

一方、宮本と蓮子も部屋で伝助の反論を読んでいます。

 

「お前に人の妻としての資格がないことは紛れもない真実だ」とま
で書かれている記事に宮本は怒りの表情を見せています。

 

しかし蓮子は動揺もせず、「世間にどう思われていようと覚悟の上」
などと言って余裕を見せています。

 

☆★_ ☆★_

ayako2

 

村岡家には、いつの間にか亜矢子もやって来たようです。

 

伝助の反論を花子と二人で読む亜矢子。

 

伝助の反論が「金」の事ばかり書かれているので、花子も亜矢子も
「許せない」とばかりの嫌悪の表情を見せています。

 

しかし、蓮子が「家の犠牲」として嫁に出されたいきさつなども新
聞には詳細に書かれていて、蓮子の悲しい境遇を今更ながらに知り
得た亜矢子は、彼女に同情し、女学生時代にもっと暖かく接してや
ればよかった、などと泣きながら言うのでした。

 

亜矢子は女学校時代に、花子と仲良くする蓮子に焼きもちを焼いて
いたこともあり、どちらかというと冷たく接していたのでした。

 

亜矢子

「今頃になってやっと分かったわ。はなさんはあの方の孤独や哀し
みを放っておけなかったのね。はなさんと蓮子さまはやっぱり腹心
の友よ。」

 

亜矢子も自分にとっては大親友だったと励ます花子。

 

花子

「醍醐さんのことも私、本当に大切な友だちだと思ってるわ。醍醐
さん、最初に会った時からいつも私を助けてくれたじゃない。本当
にありがとう。」

 

亜矢子

「そんな、お礼を言うのは私の方だわ。はなさんにはいつも勇気と
元気をもらってるんだから。」

 

わずかな時間に怒り、泣き、次の瞬間には笑っている女性二人をみ
て、傍で歩をあやしているお爺ちゃんの平祐は「女学校の友達とい
うのは謎だなぁ」
などと呆れています。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

いつの間にか兄の吉太郎もやって来ていました。

 

彼は花子がまた記者たちに取材攻勢を受けてはいないだろうか心配
になってやって来たと言っています。

 

亜矢子は帰り際に、蓮子が不倫相手と駆け落ちしていることについ
「蓮子さまは幸せなのかしら」と口にします。

 

花子は蓮子が女学校時代に、一番してみたいことは本気で恋をする
ことだと答えていたことを亜矢子に教えます。

 

蓮子のことを心配する花子と亜矢子。

 

吉太郎は帰り際、蓮子の居場所を書き記したメモをそれとなく窓際
に残して帰るのでした。

 

☆★_ ☆★_

<福岡、嘉納邸>

 

伝助は新聞記事にはしないはずの自分の言葉が新聞に載っているこ
とを確認しています。

 

傍では記者の黒沢が新聞社の話題性ばかり求める方針に愛想をつか
して辞職する決意であると伝助に伝えるのでした。

 

新聞社は伝助本人が記事は取りやめと言ったのにもかかわらず、タ
ミの口添えがあったからとはいっても無断で掲載してしまったので
す。

 

黒沢

「記事の掲載を抑えることができず本当に申し訳ありませんでし
た。」

 

しかし、伝助は今回の反論文が掲載されたことで、結果として、蓮
子の絶縁状が公表されて逆上していた彼の知り合いたちも、「少し
は気が済んだごとある」と言い結果オーライな感じでした。

 

伝助

「まあ、これでよかったのかも知れんばい」

 

黒沢

「・・・」

 

☆★_ ☆★_

そこへ、葉山伯爵が伝助を訪ねてやって来ます。

 

葉山伯爵はなりふり構わず土下座をして「申し訳ありません!」
蓮子の件について詫びるのでした。

 

葉山伯爵

「…必ずや蓮子を探し出し、あなた様の前に連れてきます。あれの
処遇はすべてお任せします。ですからどうか、どうか、今しばらく
ご容赦願いたく!」

 

即ち、葉山伯爵は伝助からの資金援助の件を打ち切られたくないと
いうことで頭がいっぱいのようでした。

 

☆★_ ☆★_

蓮子を心配する花子。

 

仕事から帰宅した英治は吉太郎のメモを見つけ、花子に見せます。

 

花子

「兄やんの字…。ここに蓮さまが…」

 

<次回へ続く>

 

【次回第99回のあらすじ】

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)の居場所を知った花子(吉高由里子)は、夜にもかかわらずさっそく訪ねようとするが、英治(鈴木亮平)は「巻き込まれては大変だから」と止める。花子は耳を貸さず、二人は初めて夫婦げんかをしてしまう。翌日、英治に呼ばれてやってきたかよ(黒木華)に長男・歩の子守りを任せ、花子と英治は龍一(中島歩)の下宿へと向かう。だが花子が訪ねて来たことに気づいた蓮子は、思わぬ行動に…

 

【感想】

「反論しちゃる」という伝助に「待った」をかけたのは、いつもの
新聞記者の黒沢でした。

黒沢は伝助の名誉を重んじ、反論掲載を反対し、伝助を納得させた
にもかかわらず結局、記事は掲載されてしまい「ふざけんな!」と
いう感じで退社の決意を固めたのに、あにはからんや、伝助は「ま
あ、あれはあれで良かったんちゃうか?」みたいな感じになってい
て、ちょっとかわいそうでしたね。

記者だったからこそ、伝助や蓮子とも近づきになれたことを考える
ともったいない気もします。

☆★_ ☆★_

育児休業という制度は当時はなかったと思うので花子は出版社を「寿」
退社ということになっているのでしょう。

また、出版社社員として給料をもらっていたと思いますが、翻訳連
載のギャランティーは別だったのでしょうかね。

そして今は翻訳の方のギャラだけの収入になったということでしょう。

それとも編集者の給料で在宅翻訳者をしているのでしょうか。

☆★_ ☆★_

それにしても、蓮子と花子の再会が楽しみですね。

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

村岡香澄(中村ゆり):英治の妻

村岡郁弥(町田啓太):英治弟

梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長

宮本龍一(中島歩):演劇学生

宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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