連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

<花子とアン111 亜矢子のクッキーなひらめき! / 蓮さまと鉢合わせた伝助>

本日放送分の「花子とアン」第111話のおさらいを
していきたいと思います。

【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。

それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(111話)のおさらい】

111

 

伝助

「あいつはどげんしよるとね?蓮子は無事に暮らしちょるか?」

 

石炭王のど迫力に圧倒されて花子は顔がひきつっていましたが、蓮
子が震災後に宮本の実家に落ち着いていることや、舅との関係で
「人並みに」苦労していることなどを伝えるのでした。

 

伝助は、蓮子がともあれ無事に暮らしていることを知り安心したの
か、すぐに村岡家を後にするのでした。

 

☆★_ ☆★_

 

 

その夜、今度は亜矢子が泣きそうな顔で村岡家を訪ねてきます。

 

亜矢子は、勤め先の聡文堂を辞めて蓮子の駆け落ち事件を独自に取
材していることについて、実家の父親とケンカしてしまい家を飛び
出してきたのでした。

 

半ば強引に村岡家に厄介になることにした亜矢子。

 

☆★_ ☆★_

とはいえ亜矢子がしばらく厄介になることについては花子も英治も
歓迎しています。

 

震災前のシャキッとしていたころなら皮肉の一つでも言いそうな平
祐も、今は彼も居候の身なので何一つ文句は言いません。

 

☆★_ ☆★_

このようにして亜矢子はとりあえず村岡家を拠点にして蓮子の取材
を開始します。

 

 

亜矢子の取材の申し込みを受けた蓮子は、それまでにずいぶんとあ
ることないこと新聞記事にされてしまい、いまさら世間体などどう
でも良いと考えているようでした。

 

亜矢子にも好きに記事にしてもらって構わない、と言う蓮子。

 

しかし亜矢子は、それまでの蓮子を扱った新聞記事はただの色恋沙
汰ばかりが強調されていて必ずしも真実が書かれていたとは言えず、
自分は彼女の本当の姿を描いてみたい、と真剣な表情で言うのでし
た。

 

亜矢子

「蓮子様は家や身分に操られる人生を捨てて、自分の人生を生きよ
うとしたのではありませんか?私はあなたの声を聞き、真実を書き
たいんです」

 

 

 

蓮子は亜矢子の真剣な表情に心打たれ、取材の申し込みを受けるの
でした。

 

☆★_ ☆★_

夢中になって取材を進める亜矢子と蓮子。

 

しかし外はいつの間にか雨が降っています。

 

すると姑の浪子がドタドタと廊下をすっ飛んできて、急いで洗濯物
を取り入れるように蓮子に言うのでした。

 

 

せっかちな浪子は、いつものようにイライラしながら「遅い!遅
い!」
と蓮子を急かすだけでなく、その場にいた初対面の亜矢子
にも洗濯物を取り入れるのを手伝わせるのでした。

 

蓮子は慌てた表情で洗濯物を取り入れながらも、どこか優雅に「あ
ぁ!雨ですわ」などと言っています。

 

☆★_ ☆★_

村岡家では、歩と遊ぶ英治のところに花子がやって来て「やっぱり
『王子と乞食』の本を作りましょう」
と言うのでした。

 

花子は伝助に励まされた言葉に力づけられたようでした。

 

 

花子

「…この本ができることで少しでも元気を取り戻してもらえる人
が増えたらいいって。どうかしら?」

 

英治はかよに少し遠慮していた風でしたが、しばし考えて決意し
ます。

 

英治

「そういう本を作ろう。これは僕たちがやらなければいけない仕事
だ」

 

庭で花に水をやっている平祐はじっと二人の会話を聞いています。

 

☆★_ ☆★_

蓮子の家から帰ってきた亜矢子も『王子と乞食』の単行本の出版に
は大賛成のようでした。

 

しかし資金的な問題は未だ解決されていません。

 

そこで、亜矢子はあるアイディアを思いつきます。

 

亜矢子

「いい考えがあるわ。クッキーをたくさん焼きましょう!」

 

 

 

亜矢子のアイディアは、女学校時代の友人たちを呼んでカンパして
もらうことだったのでした。

 

果たして、懐かしの畠山さんや大倉さんをはじめ、4人の旧友たち
が村岡家を訪れてきます。

 

お茶とコゲたクッキーを食べながら昔を懐かしむ一同。

 

オーブンがないかわりに「かまどで焼いた特製よ」というクッキー
はちょとコゲコゲになっているようでした。

 

一同は、震災後の人々の暮らしや街の有様などを話題にしています。

 

修和女学校は建物だけは残っているようでした。

☆★_ ☆★_

 

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☆★_ ☆★_

花子

「…やっぱり女学校の頃が一番楽しかったわね」

 

 

畠山

「はなさん、そんなこと言ったらブラックバーン校長に叱られます
よ」

 

 

 

一同はブラックバーン校長が卒業式の時のスピーチの言葉を思い出
し、口をそろえて暗唱するのでした。

 

一同

「…最上のものは過去にあるのではなく、将来にあります。旅路の
最後まで希望と理想を持ち続け、進んでいくものでありますよう
に!」

 

そんな展開の後、亜矢子はあらかじめ手紙でみんなに知らせておい
た花子へのカンパの件を切り出します。

 

一同はそれぞれ気持ちよくお金の入った封筒を花子に差し出すので
した。

 

花子は「お金はいただけません」と遠慮して固辞しようとします。

 

畠山

「それじゃあ、このお金は未来の本への投資いうのはどうかしら?」

 

 

 

つまり、本が出版されたらカンパした彼女たちに優先的に割引価格
で売る、というものでした。

 

カンパした女性たちはみな畠山のアイディアに大賛成でした。

 

畠山

「こういう時こそ、人々の心を楽しく元気づけるものが必要だと思うの」

 

花子は、ありがたくカンパを頂戴することにします。

 

☆★_ ☆★_

夜、カンパの一件を聞いた英治は花子と一緒に、パーティーを段取りし
てくれた亜矢子に礼を言うのでした。

 

尚、亜矢子は翌日から畠山さんの家の使っていない「離れ」に居候
することしたようでした。

 

三人のやり取りをかよが廊下から暗い表情で窺っています。

 

花子がかよの存在に気づくと、かよは足早にその場を去るのでした。

 

☆★_ ☆★_

数日後、再び村岡家を訪ねてきた伝助。

 

伝助は、手紙を翻訳してくれたお礼として、衣類や洗剤(?)をた
んまりと村岡家に運び込ませるのでした。

 

余ったら近所の人にでも配ったらいい、と言い伝助はあっさり帰っ
ていきます。

 

 

村岡家を後にした伝助は、通りの向こうからやって来る人影に視線
をやると、その人はなんと蓮子。

 

 

まさかこのようなところで出くわそうとは!

 

両者は止まったまま見つめ合っています。

 

<次回へ続く>

 

【次回第112回のあらすじ】

連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

村岡家の前でばったり出くわした蓮子(仲間由紀恵)と伝助(吉田鋼太郎)。あえて通り過ぎようとする伝助に、意外にも蓮子が声をかける。蓮子が伝助を連れて来たのは、かよ(黒木華)の屋台。かよは、あれだけ世間を騒がせて離婚した二人が、なぜ一緒にここへ来たのかと緊張する。離れた席に座り、かつてのことを少しずつ語り始めるふたり。その時、蓮子を探しにやって来た龍一(中島歩)が酒をくみ交わす二人を目撃し…

 

【感想】

『王子と乞食』の単行本もいいですけど、会社再建の目途もたた
ないうちに、単行本出版の話を先行させるのは何か不思議な感じ
がします。

まあ最終的に会社も単行本もどっちもうまく行くと思うので、
どっちが先でもいいのかもしれませんが。

☆★_ ☆★_

宮本の母・浪子は普通の人よりも、やたらせっかちに描かれてい
る気がしますね。

おっとりタイプな蓮子との対比の面白さが狙われているのでしょ
う。

陰湿というよりは、竹を割ったようなサッパリした性格で、ちょ
っとユーモアを感じさせる姑さんのような気がします。

☆★_ ☆★_

それにしても宮本は蓮子と大恋愛の末、駆け落ちしたという割に
はあまり登場しなくなりましたね。

彼は弁護士先生にはまだなっていないような気もしますが、猛勉
強中であまり蓮子にはかまってやれないのでしょうか。

☆★_ ☆★_

懐かしのクラスメートたちも登場しました。

大倉さんは和服よりも洋服の方が似合っていますね。

一同が口をそろえてブラックバーン校長のスピーチを暗唱という
のは「お約束」的な演出なのでしょうね。

…畠山さんはどんな人と結婚したのでしょうね。
(子供もいると言っていました。)

☆★_ ☆★_

しかしまあ、このドラマの中の人たちはよくプチ家出をしますね。

☆★_ ☆★_

思わぬところで鉢合わせた蓮子と伝助。

明日の展開が楽しみですね。

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに!

 

【主なキャスト】

村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):はなの妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友、宮本の妻
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本浪子(角替和枝):龍一の母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の元夫、九州の石炭王

原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ

ナレーション(美輪明宏)

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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