<花子とアン46 蓮さまの夢が…! 石炭王、パンに醤油? / 童話「みみずの女王」>
本日放送分の「花子とアン」第46話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(46話)のおさらい】
校長室にやって来たはなは本多校長に「退職願」を差し出し、深々
とお辞儀をして「短い間でしたが、ご迷惑をおかけしてしまって、
本当に申し訳ありませんでした」と詫びを入れます。
沈痛な面持ちで教務室を去ろうとするはなを校長は呼び止め、
「たったの一月で退職願を出す教師がどこにいるだ!」
と一喝するのでした。
「心を入れ替えてこぴっとやれし!」
とはなを許ることにした校長。
(しかし今度問題を起こしたらその時は即クビとくぎを刺すのでした。)
校長は、はなのクラスの生徒たちが「はなをやめさせないでくれ」
と校長の元へ嘆願しに来たことを明かします。
はなはそれを聞いて嬉しそうな表情を浮かべるのでした。
☆★_ ☆★_
翌朝、「今度こそ失敗しないように」と気分引き締めるはな。
出がけに周造は「失敗にも一つだけいいことがある」と、やや緊張
気味のはなに話しかけます。
周造の話はこのような感じです;
一度、失敗すれば再び同じ間違いを起こさなくて済む。
人間がする間違いは限りがあるので、失敗しつくしてしまえばもう
失敗することはない。
「なるほど!!」と、はなは周造の言うことにえらく感心した様子
でいうのでした。
(周造は嬉しそうに「ふっふっふ」笑います。)
「もしかしたらもう失敗しつくしているかも!」とはなは上機嫌に
なるのでした。
☆★_ ☆★_
<学校で>
さらに一か月が経ち、はなの先生らしさもようやく板についてきた
感じです。
そんなある日、はな宛に小山たえからの手紙が届きます。
切手の貼られていない手紙は何日もかかって人伝いにはなの元に届
いたようです。
遠い親戚の家にもらわれていったたえは食べるものには困らなくな
ったものの、孤立してさみしい思いをしている様子が書かれていま
す。
「辛い時、寂しい時には、はなと一緒に行った夜の教会の図書室を
思い出している」というたえは手紙の中で、教会ではなのしてくれ
た「みみずの話」の続きが聞きたいと言っています。
☆★_ ☆★_
はなはかわいい教え子のために何とかして「みみずのお話」を完成
させて読ませてあげたいと考え、教会の図書室で「みみずの女王」
という童話の作成に着手します。
物語はその日の夕方には完成したようでした。
しかし、物語は完成したとはいえ、いかんせんたえの引っ越し先の
住所がわからないという状況…。
はなは図書室に本を返しに来た朝市に事情を話し相談すると、朝市
は雑誌の「児童文学」の懸賞に応募すれば、たえがどこにいようが
読むことができる可能性があるのではないか、とひらめきます。
☆★_ ☆★_
<その頃、福岡・嘉納伝助邸>
夕食のテーブルでは蓮子と冬子がステーキを食しています。
伝助は仕事でまだ帰宅はしていないようでした。
冬子はなんとかフォークとナイフを使えるようになってきたようで
す。
しかし言葉は相変わらず福岡の言葉で話します。
「…塩取っちゃんしゃい」
蓮子はすぐさま「お塩を取っていただけますか」と言い直させ、
冬子もなんとか言い直します。
さらに蓮子はそれを英語で言うように冬子に言うのでした。
冬子は途中までトライしますが、我慢しきれなくなり、怒って席を
立ってしまいます。
蓮子と冬子の一連のやり取りを見ていた蓮子が嫌いな女中は、ここ
ぞとばかりに、そして聞こえよがしに蓮子に嫌味を言うのでした。
女中
「育ち盛りん子にゆっくりごはんも食べさせんで。
はあ~、旦那様も大がい酷い人と結婚したもんやねえ」
蓮子は無視して食事を進めます。
そこへ、伝助が帰ってきます。
伝助は冬子の食べ残しの肉を手で取ってそのままパクつくのでした。
伝助は、この晩の予定は「女学校の打ち合わせを兼ねた宴会」があ
るとのことでした。
「女学校」と聞いてハッとする蓮子。
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☆★_ ☆★_
福岡の名士である伝助は、蓮子との結婚以前から、女学校の創設の
話に関わっているようでした。
蓮子は伝助との結婚にあたって、福岡の地に「理想の女学校」を作
ることに唯一の夢(希望)を見出していたのです。
しかしそんな蓮子の希望の光も翌朝には消し飛んでしまいます。
☆★_ ☆★_
翌朝、伝助から女学校創設については「資金提供」はするけれども、
「教育方針」については一切介入しないということを聞かされる蓮子
は愕然とします。
「それでは約束が違うではありませんか。」
蓮子は冬子の件に引き続き、「また私を騙したんですね!」と怒りを
あらわにし「女学校の事はあきらめませんから」と言うのでした。
伝助は、スープをお椀ごとズルズルと飲み、フランスパンには醤油
をダラダラとらかけながら面倒くさそうに返答します。
「だいたい、こげん田舎に“英語”とか“淑女”とかお前の言うげ
なん女学校やらつくったっちゃ、しかたなかろうが!」
(バンと机をたたきながら)
「そげな上等な女学校は要らん!」
さらに伝助は「ちっ」と舌を鳴らして
「…おなごは勉強やらし過ぎん方がかわいげがあっていい
とたい。」
と捨て台詞を言い席を離れようとします。
蓮子は「それは私に対するあてつけですか!」と喰ってかかります
が、伝助は無言のまま去っていきます。
いじわるな女中も「ほれみろ」という顔をして去っていきます。
たった一つの夢を打ち砕かれた蓮子は呆然と立ち尽くすのでした。
☆★_ ☆★_
一方、はなは出来上がった童話「みみずの女王」を雑誌出版社へ郵
送するための準備をしています。
はなは作者として、蓮子と二人で決めたペンネーム「安東花子」を
使うことにします。
<次回へ続く>
【次回第47回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
はな(吉高由里子)がたえ(伊藤真弓)のために書いた童話『みみずの女王』が、児童文学の賞を受賞し、はなはびっくり。朝市(窪田正孝)や家族は大喜びだが、はなは「花子」と書いたはずの名前が「はな」と印刷されている事に首をかしげる。一方、吉太郎(賀来賢人)は徴兵検査に甲種合格し、ふじ(室井滋)は複雑な思いを抱く。はなの受賞を知った蓮子(仲間由紀恵)は手紙を書こうとするが、自分がはなにした仕打ちを思い出し…
【感想】
結局はなは教師を辞めなくて済むこととなったのでした。
小山たえのお父さんは、学校に怒鳴り込んできてはなに直接謝罪
を求めてきてもよさそうな展開でしたが、普段から自分も家を留
守にしていることもあり、気が引けて穏便に済ましてくれたので
しょうかね。
それにしても「みみずの女王」というお話は、昼間に初めて夕方
には書き終わるくらいのシンプルなストーリーなのでしょうかね。
それでいて、並みいる投稿者を退けて一発で「懸賞」勝ち取って、
雑誌に掲載されると信じているようなところが、これまたすごい
ですね。
☆★_ ☆★_
久しぶりに石炭王が登場しましたね。
蓮子は結婚前に、伝助が着手するという「女学校」について、修和
女学校のような女学校を福岡に創設する夢をおそらくは伝助に語り、
伝助は蓮子にそっぽを向かれないために適当なことを言ってごまか
したということでしょうか。(…かわいそうな蓮子)
嘉納家の夕食はステーキ率が高そうですね。
冬子ちゃんはそれでもナイフとフォークの使い方が少し上達し、言葉づ
かいも“慣れないながらも”トライしているところが偉いですね。
(しかしいつもブチ切れてどこかへ行ってしまいますが。)
石炭王は、パンに醤油をかけて、その上からジャムを塗っているように
も見えました。(大笑いしました。)
☆★_ ☆★_
嘉納家のあの意地悪な女中の山本タミはなかなかいいですね。
役者の筒井真理子さんは美人だし、演技が上手いですね~。
いじわるな感じがすごくよく伝わってきます。
女中頭のようなので伝助とは上手くやっているのでしょうかね。
蓮さまは今は我慢していますがそのうちタミとの直接対決の場面が
あったら面白いんですけどね。
次回もお楽しみに。
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄
安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉
安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹
木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):はなの祖父
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長
緑川幾三(相島一之):先輩の先生
小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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