連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン53 縁談は白紙撤回!望月がっかり / はなのときめきの相手は?>

 

本日放送分の「花子とアン」第53話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(53話)のおさらい】

夕方、学校の仕事を終え帰ったはなに、ももは地主の徳丸からの伝
言を伝えます。

 

伝言の内容ははなに縁談を受けるか否かの答えを要求する者でした。

 

相手方の望月は結婚に乗り気ではなの返事を待ちくたびれているよ
うです。

 

☆★_ ☆★_

夜、生糸作りに精を出すふじと吉平が夫婦で会話をしています。

 

吉平は、息子の吉太郎が職業軍人になってもう家には戻ってこない
ということをふじは知っていたかを尋ねます。

 

ふじも、実は、この話は宴会で初めて聞いたようでした。

 

吉太郎は誰に相談することもなく、自分一人で職業軍人になること
を決めたのでした。

 

吉太郎は、これまでずっと家族のために頑張ってきたのだから、や
りたいことがあるならその意思を尊重したいとふじは言います。

 

ガクッとうなだれている吉平。

 

吉平が、はなの見合い話には頭ごなしに反対し、吉太郎の話しにも
ショックを受けるのは、実は「寂しいからではないのか」ふじ
吉平に言うのでした。

 

本音をつかれた格好の吉平でしたが、その場をごまかすためにふじ
のために買ってきたという「櫛」をあわてて出してプレゼントしよ
うとします。

 

しかしふじは受け取りません。

 

吉平は自分がずっと留守にしていたことをまだふじが怒っているの
かと心配しますが、実はそうではなく、ふじは昔、吉平と出会った
頃にもらった櫛を今でも大切に持っているので新しい櫛は要らない
ということが判明します。

 

ふじは大切にしていた櫛を出してきてこう言います。

 

「…これはあんたからもらったたった一つの贈りもんじゃん。」

 

吉平は二人が出会ったころの新鮮なトキメキを感じていた二人の姿
を思い出し、当時と同じように櫛をふじの頭につけ、肩を抱き「…
やっぱり、ふじに良く似合う」
と言い、二人はお互いの愛を感じな
がらしばし見つめ合うのでした。

 

☆★_ ☆★_

ふじは新しく吉平が買ってきた櫛を取って、「これははなかももにあ
げてくりょう」
と言います。

 

そこへはなが戸をあけて姿を現し、自分は要らないからももに櫛を
あげるように、と言うのでした。

 

はな

「オラは今の話聞けただけで十分じゃ」

 

実ははなは隣の部屋でずっと起きていて夫婦の話を聞いていたのでした。

 

吉平ははなに夫婦の話を聞かれて照れたのか、決まりの悪そうな顔
をして「疲れたからもう寝る」と言って寝室へ行ってしまいます。

 

☆★_ ☆★_

はなと二人になったふじは、吉平との結婚は、3人の子どももでき
たし、吉平はいないときもあるけれど、自分にとってはとても幸せ
でいいものになったとしみじみと語ります。

 

ふじと吉平の話を聞いていたはなは、「オラもパルピテーションのあ
る結婚がしてえ」
と言うのでした。

 

ふじはパルピテーション(ときめき)という言葉の意味が良くわか
らないようでした。

 

はな

「…お父はお母のパルピテーションだよ!」

 

☆★_ ☆★_

はなは自分のパルピテーションの相手が誰なのかイメージしてい観
ます。

 

見合い相手の望月啓太郎徳丸武朝市村岡英治がはなのイメー
ジに次々と現れては「アイ・ラブ・ユー」を言うのでした。

(朝市は言葉に詰まって言えませんでしたが。)

(英治はまたまた珍獣の絵を持っています。)

 

☆★_ ☆★_

あくる日の教会の本の部屋でもはなは結婚相手についての「想像の
翼」
をはばたかせています。

 

はながなぜ教会の本の部屋に来ていたかと言うと、童話の新作を作
るためのようでした。

 

やがて、夏休みになった子供たちと、朝市がはなに会いに教会へや
って来ます。

 

子どもたちにせがまれて童話の新作「お日さまとつゆ」を発表する
はな

 

☆★_ ☆★_

 

 

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☆★_ ☆★_

そこへ、望月啓太郎が姿を現します。

 

望月ははなの返事を待ちくたびれてしまい、自ら返事を聞きに来た
ようでした。

 

朝市と子供たちははなと望月を二人にしてその場を去ります。

 

(といっても、本の部屋の別の隅っこで聞き耳を立てているのです
が。)

 

望月と結婚したら、自分も家族も幸せになれるし、こんなにいい縁
談を断ったら罰が当たる、とまで言うはなでしたが、「望月にはパ
ルピテーションをまだ感じない」
ということを素直に白状します。

 

だから、今すぐではなくもうちょっとつき合ってみてトキメキを感
じる時が来たらこぴっと結婚を決断する、というはな

 

はな

「そんなわけでもう少し考える時間をくれませんか?」

 

頭のいい望月は、はなの遠回しで微妙なニュアンスを敏感に感じと
り、こういうのでした。

 

望月

「ほれは考えるものではなく感じるものではねえでしょうか。」

 

望月は最初に会った時からはなにトキメキを感じていたのですが、
はながそうではなかったことを知り、「この話は白紙に戻さしてくり
ょうし」
と言うのでした。

 

望月

「残念だけんど、ご縁がなかったようです」

「失礼します」

 

望月はそう言いはなにお辞儀をして去っていきます。

 

☆★_ ☆★_

縁談が壊れたことを知り、ちょっと嬉しそうな朝市はなに「落ち
込むことねえじゃんけ!」
と声をかけます。

 

次いで子供たちが、

 

「はな先生ふられちまった!」

「行き遅れても知らんよ~」

 

と、はなをからかいます。

 

「こらー」と子供たちを追い回すはな

 

こうしてはなと望月の縁談話は終焉するのでした。

 

<次回へ続く>

 

【次回第54回のあらすじ】

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

はな(吉高由里子)と望月(川岡大次郎)の見合い話が壊れたと知って激怒する徳丸(カンニング竹山)の元へ、吉平(伊原剛志)が乗り込む。ののしり合っていたふたりだが、どういう訳か「徳丸の商品を吉平が行商で売りさばき、借金を返して行く」という成り行きとなる。やがて、吉太郎(賀来賢人)入営の日がやってくる。吉平は見送ることなく先に出かけ、吉太郎はふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)たちに見送られて出発するが…

 

 

【感想】

吉平は、自分はしょっちゅう、しかも長期間家を空けているのに、
いざ自分の家族が自立して巣立とうとすると反対する、というちょ
っと矛盾しているというか、不思議な感じのするお父さんですね。

 

しかし、あれで純粋なところもあって、ふじ一筋で来ているところ
に救いがあるようにも思いました。

 

そしてふじも我慢強く夫を信じて帰りを待っているところもすごい
ですね。(浮気とかの心配は全くしないところがすごい!)

 

☆★_ ☆★_

はなふじと二人の場面で、パルピテーションという英語の表現を
する必要があったのでしょうか?

 

ちょっと気取って言ってみた、というくらいなもんでしょうかね。

 

しかし、そのあとの望月との場面でもわざわざ英語で言ってから日
本語で語句の説明している。(なんで?)

 

☆★_ ☆★_

はなのパルピテーションの相手の中にはなぜか徳丸武が出てきまし
たね。

 

大文学会の時の「望まぬ結婚」のイメージにも徳丸武が出てきてい
たことを考えると、実ははなは意識の奥底では徳丸武のことが気に
なっているのではないでしょうかね。

 

☆★_ ☆★_

望月啓太郎の決断は素晴らしかったですね。

 

はなにその気がないことを敏感に察知して、潔く縁談を白紙撤回す
るところがかっこよかったですね。

 

「考えるんじゃない、感じるんだ」ってブルースリー先生みたいで
した。

 

あれでもし騙されてつき合ってたら、きっとグダグダな展開になっ
て結局別れたかもしれません。

 

お互いが傷つかないですむいい形の別れ方だと思いました。

 

でも、良く考えたら望月は「俺に一目ぼれしないのだから破談」
言っているわけであって、まあある意味、プライドの高さもうかが
えたりもしますね。

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに。

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): はなのお父

安東ふじ(室井滋): はなのお母

安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄

安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉

安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹

木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):はなの祖父

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那

嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子

本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長

緑川幾三(相島一之):先輩の先生

小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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