<花子とアン70 蓮さまとの再会の日 / 宇田川執筆の条件 / セイロン・ティー
はどこ?>
本日放送分の「花子とアン」第70話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(70話)のおさらい】
はなは久々に蓮子の声を聞いて大興奮しているようでした。
蓮子はお久しぶりの挨拶を嬉しそうに済ませ、東京へ行く用事が出
来たのでその時に落ち合おうとはなに提案します。
はなはもちろん大賛成です。
電話であるにもかかわらずふり付きで「ごきげんよう」と挨拶する
両者。
最近はふさぎ込みっぱなしだった蓮子の上機嫌な電話姿をみて伝
助もちょっとびっくりしてるようでした。
はなの方はといえば、10年ぶりに蓮子と再会できる嬉しさに、どこ
か子供じみた感じで喜びを表現するのでした。
☆★_ ☆★_
嘉納邸をいつものように訪れた新聞記者の黒沢も、蓮子がいつにな
く上機嫌でいるのに少し驚いている様子。
「どんないいことがあったんですか?」という黒沢の質問に蓮子は
本当にうれしそうな表情を浮かべています。
☆★_ ☆★_
蓮子は黒沢を案内しながら屋敷の中を歩いて行くと、とある部屋で
は娘の冬子が婚礼衣装の準備をしているのに気づき立ち止まります。
タミ(冬子の着付けに立ち会っている。蓮子には気が付いていない)
「誰かしゃんは二度も婚礼ば経験しちょるとに。ちったぁ嫁入り支
度ん手伝いしちゃっても、よかろうにね」
冬子
「お母さまはこの結婚にずうっと反対なさっちょるき」
ここでタミは蓮子と黒沢の存在に気づき、「あら~、奥様おんしゃ
ったとですか~?」などと、特に悪びれる様子もなく挨拶をします。
蓮子は「ふん」と鼻で笑い、冬子ら一同を無視して黒沢をつれて行
くのでした。
☆★_ ☆★_
蓮子はそのまま黒沢を、いつもサロンを開いている部屋につれて行
くのでした。
黒沢は冬子の嫁入り支度を女中に任せたままで本当にいいの?
と蓮子に聞きます。
蓮子は、その昔、無理やり結婚させられたことを振り返り、
「(冬子の結婚は)どうしても祝福できない」と答えるのでした。
☆★_ ☆★_
蓮子は話題を変え、黒沢にネクタイをプレゼントしようとします。
蓮子
「気分がいいから黒沢さんに贈り物をしたいの。どれでもいいから
好きなものを選んでね。」
黒沢はプレゼントを受け取りませんでした。
蓮子
「わたくし、じゃぶじゃぶお金を使うことに決めたの。新興成金の
妻らしくね」
蓮子の苦しい状況を理解している黒沢は核心をついた助言をするの
でした。
黒沢
「湯水のようにお金を使ってもあなたの心の空洞は埋まりません
よ」
蓮子は聞かないふりをして「じゃあ、東京のお土産はなにがいい?」
と黒沢を困らせます。
蓮子
「十年ぶりに東京へ帰れるのよ。この幸せを誰かと分かち合いたい
わ。」
黒沢
「心配です。あなたはまるでここから逃げ出そうとしているように
見える。この十年の生活をすべて壊して…。」
蓮子
「…東京で私に許された自由な時間はたった一晩。腹心の友にあっ
て、他愛ないおしゃべりをして…それだけよ。」
「私にはここ以外に戻る場所なんてどこにもないんですもの。」
☆★_ ☆★_
<東京>
はなは相変わらずカフェで執筆する宇田川満代の説得に来ていま
す。
宇田川は面倒くさそうに「じゃあ、私の代わりによその連載小説の
続き書いてくれる?」と冗談を言います。
はなはなぜか冗談を本気で受け止め、目を輝かせながら「承知いた
しました!」などと言ってしまい、宇田川のはなに対する嫌悪感を
いっそう高めてしまうのでした。
カフェの紳士もいつものように宇田川の振る舞いをみて「コーヒー
がまずい」と言うのでした。
☆★_ ☆★_
満月が照らす夜は、はなは縁側に出て月明かりで翻訳を進めていま
す。
☆★_ ☆★_
そして待ちに待った再会の日がやって来ます。
朝から入念におめかしをするはな。
落ち合う場所は、またまたいつものカフェです。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
会社に来ていた英治ははながいつになくおめかし(といっても、髪
に櫛を差しているだけですが)をしているのに気づき、はなが「大
切な人と会う」という情報をほかの社員から聞くのでした。
待ち合わせは午後6時のようでしたが、10分前にはなはいそいそと
仕事を切り上げる準備を始めます。
英治は「これから逢引に行く」というはなの姿を見てどことなく悲
しそうな表情をするのでした。
☆★_ ☆★_
その頃、蓮子は待ち合わせ場所のカフェに到着します。
それが蓮子であるとは知らないままに、かよは蓮子を席に案内し注
文を取ります。
蓮子の注文はセイロン・ティーでしたが、かよを始め店の誰もセイ
ロン・ティーなるものがどのような飲み物か知らないようでした。
かよは仕方なく、常連の演劇学生たちにセイロン・ティーについて
聞くのですが、それを頼んだ蓮子の姿を見て宮本は「ブルジョワか」
とこぼします。
☆★_ ☆★_
はなが退社しようとすると、なぜか宇田川が会社にやって来るので
した。
はなは蓮子との待ち合わせになってしまいましたが、思わぬ宇田川
の来社で足止めを食らってしまうことになります。
宇田川ははなが執拗に執筆依頼をしに来るので苦情を言いに来た
のでしたが、現在、苦戦している他社の恋愛関連の連載小説の題材
を提供してくれるのなら聡文堂への寄稿を考えてもよい、という話
になります。
宇田川とのミーティングの中、はなが「これから逢引」と言うよう
な情報も明かされ、宇田川をびっくりさせるのですが、ミーティン
グはなかなか終わらず、約束の時間から30分くらい経ってしまいま
す。
☆★_ ☆★_
なかなか来ないはなをまつ蓮子はイライラし始めています。
そこへかよが注文の品を持ってくるのですが、それはセイロン・
ティーではなく、コーヒーを水で薄めたものだったのでした。
蓮子は一口飲むや、「なんじゃこりゃ」と言う表情になります。
そこへ、演劇学生の宮本がふらっとやって来て言うのでした。
宮本
「ここには気取った紅茶なんかはありません。新興成金の奥方には
わざとまずいコーヒーでも飲ませて追っ払えと僕が言ったんですよ。」
宮本はすでに蓮子が筑豊の石炭王・伝助の嫁であることをその場で
暴露し、蓮子をじっと睨みつけます。
宮本の話を聞いてかよはこの目の前の女性がはなの腹心の友の蓮子
であることを知るのでした。
蓮子(余裕の笑みで)
「…それで、私に何かご用ですか?」
<次回へ続く>
【次回第71回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
はな(吉高由里子)が聡文堂で宇田川(山田真歩)の足止めを食らっているころ、蓮子(仲間由紀恵)もカフェーで見知らぬ男にからまれていた。帝大生の宮本龍一(中島歩)にブルジョアは帰れと言われた蓮子は、世界で一番大切な友達と会うから帰らないと言い張り、はなのことだと気づいたかよ(黒木華)はうれしくなる。じりじりと時間が過ぎることに耐えられなくなったはなは、宇田川を振り切り聡文堂を飛び出してゆくが…
【感想】
冬子の修和女学校入りの話は結局中止になってしまったのですね。
冬子も楽しみにしていたようなので、ちょっと残念な気もしますね。
☆★_ ☆★_
宇田川ははなに執拗に付きまとわれるのが嫌なら、あのカフェで作
業しなければよいだけのようにも思ったりしました。
そう考えると、宇田川ははなに会って憎まれ口を叩くのが、実は
日々の楽しみだったりするのでしょうか。
☆★_ ☆★_
かよの勤めるカフェの従業員はセイロン・ティーを誰も知らなかっ
たのですが(そんなことあるの?)、それならそれで「セイロン・
ティーはない」って蓮子に伝えるべきだったようにも思いました。
それで「ブルジョワ嫌い」というだけの学生の言いなりになって店
の信用を落とすような行為をするというのが、また何というかね…。
まあ、それを言っちゃうと物語が進まなくなるわけですが。
☆★_ ☆★_
宇田川が来社して、恋愛小説の題材を会社側が提供するとなった時
に、ある社員が「はなはこれから逢引ですから」みたいなことを言
うのですが、なんかそこまでプライベートを暴露するのはちょっと
いただけないような気もしました。(個人的な見解ですけどね。)
☆★_ ☆★_
冬子は、修和女学校入りをボツにして行ったお見合いの相手との結
婚なのでしょうかね。
そして蓮子は自分の忌まわしい過去を思い出して、冬子とは口も利
かなくなっちゃったのでしょうか?
(ちょっと冬子が気の毒なような気もしました。せっかく心を開き
かけていたのに。)
☆★_ ☆★_
蓮子は宮本と運命の出会いを果たすのでした。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(城戸愛莉):伝助の妾腹の子
嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):聡文堂社長、編集長
宮本龍一(中島歩):演劇学生
三田悠介(本田大輔):聡文堂社員
宇田川満代(山田真歩):新進気鋭の女流作家
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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