<花子とアン114 お店を出したかよ / 歩は聞かん坊 / 親子で落書き>
本日放送分の「花子とアン」第114話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(114話)のおさらい】
青凛社設立から2年の月日が流れた大正15年(1926年)の初夏。
もうすぐ5歳になる歩は元気いっぱいすぎる感じで花子の言うこと
は全く聞かないわんぱくなお子様になっているようでした。
この日はかよが開いた小さな喫茶店の開店祝いに一家そろって出
かけるようです。
店には「カフェー・タイム」という名がついています。
かよは相変わらず郁弥の形見の時計を持っていて店の片隅に置い
ているのでした。
郁弥の時計といい、「時」というのがかよにとっての人生のテー
マらしきものになっているようにも感じられます。
☆★_ ☆★_
村岡家の皆はさっそく、よそ行きの服に着替えてかよの店にやっ
て来ます。
平祐は「カフェ・ドミンゴ」時代を懐かしむようにかよにコーヒー
を注文するのでした。
☆★_ ☆★_
しばらく後に宮本家の連中が店にやって来ます。
花子はかよの店の開店祝いに蓮子たちも呼んでいたのでした。
蓮子と宮本の間の第一子・純平もまた、歩と同じくらい大きくなり
遊びたい盛りという感じです。
純平は歩といっしょにかよの店の店内にお絵かきを始めるのでした。
☆★_ ☆★_
宮本家には二人目の子どもも生まれたようでした。
二人目は女の子で、優しい花子の母親にちなんで「フジコ」と名づ
けられていました。
宮本は、どこかむさくるしく感じられるいつものスタイルは、今日
はしておらず、髪型もビシッと決めたスーツ姿です。
蓮子がかよにお祝いの言葉をかけていると、そこへ亜矢子もやって
来ます。
亜矢子もまた、ここに呼び出されていたようです。
☆★_ ☆★_
皆が集まったところでかよは挨拶をします。
かよ
「みなさん、今日はお集りいただき、本当にありがとうございます。
お客さんがお腹いっぱいになって元気になれるような店を目指して
こぴっと頑張りますのでどうぞごひいきに。」
その後、平祐が乾杯の音頭を取ります。
☆★_ ☆★_
そして亜矢子も一連の蓮子への取材が雑誌に掲載され、この度、見
事に単行本化されたことを発表するのでした。
亜矢子の記事は平祐も絶賛するほどの良い出来だったようです。
亜矢子
「…それもこれも蓮子さまと宮本さんが“愛”のために大胆な事件
を起こしてくださったおかげです。お二人の勇気に感謝いたします。」
事件のことで褒められたのは初めてだ、と謙遜する宮本夫妻。
蓮子は亜矢子の記事のおかけで、プロの小説家としてデビューを果
たしたのでした。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
花子はそれぞれに成功を収めた友人たちと改めて乾杯をするのでし
た。
亜矢子は次の目標として、またまた「婚活」と宣言するのでした。
「ご婦人方に負けないように男性陣も頑張れ」と英治たちにはっぱ
をかける平祐でしたが、英治は印刷会社の社長、宮本は弁護士なの
で口に出さずとも成功者であることには変わりがないと言えそうで
す。
花子は自分を含めて仲間がみんな社会的に成功しているので大そう
上機嫌で、3杯目のワインを飲んじゃおうかしら、などと笑えない
冗談を言って周囲を驚かせます。
花子がふと歩に目をやると歩は純平と一緒に店の壁にクレヨンで落
書きをしています。
「かよに謝れ」と花子は歩を叱りますが、歩は謝ろうとはしません。
かよはと言えば「子供のしたことだし別に…」という感じで、怒っ
ている様子はありませでした。
☆★_ ☆★_
家に帰って来てからも花子は歩を叱りますが、歩は全く反省する気
がないようでした。
そのやり取りを見ていた英治は「僕から言って聞かせるから」と歩
を抱いて向こうへ行ってしまいます。
花子は「もう!英治さんは甘いんだから!」とかなりご立腹のよう
です。
☆★_ ☆★_
一方、宮本家でもお腹を空かした姑・浪子がご立腹の様子でした。
ご飯くらい自分で作るのは簡単なはずでしたが、「それは嫁の仕
事!」と強く言い張る浪子。
☆★_ ☆★_
夜、村岡家では花子が翻訳の仕事を進めていると、歩の歌声がとな
り隣の部屋から聞こえてきます。
花子がとなりの部屋に顔を出すと、歩は自分で作った「かわいこちゃ
んの歌」という歌を英治に披露しているのでした。
英治も花子も我が子のあまりの可愛さに嬉しそうな表情を浮かべる
のでした。
☆★_ ☆★_
やがて歩は「王子と乞食」のお話を聞きたいと花子にリクエストします。
実は花子にとって、毎晩、歩にお話を聞かせながら、親子三人が「川」
の字になって過ごす夜のひと時が、とても幸せを感じる時間だった
のでした。
☆★_ ☆★_
お絵かきが好きな歩は、ある日、自分の家の廊下にクレヨンで落書
きを始めるのでした。
彼は「王子と乞食」の絵を廊下に書きあげます。
花子は、最初は歩を叱りますが、どういうわけか、一緒になって落
書きを始めるのでした。
英治が外から帰宅すると、落書きをする二人に驚きますが、結局、
彼も楽しそうに落書きに参加するのでした。
(ちょっぴり親ばかな感じのする二人。)
<次回へ続く>
【次回第115回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
夏のある日。大森の村岡家へ、甲府から吉平(伊原剛志)とふじ(室井滋)がやって来る。花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)が海水浴に誘ったのだ。歩(横山歩)は早くも水着を着て翌日海に行くのを楽しみにしており、吉平とふじは目を細める。だが翌日、外は大雨。海水浴はまた今度にしようと花子(吉高由里子)に言われ、すっかりへそを曲げた歩は泣き出してしまう。花子は歩を元気づけるため、あることを思いつく…
【感想】
かよは店を出し、亜矢子も蓮子も作家デビュー、村岡家は印刷会社
を立ち上げて以来好調な経営を続け、宮本も弁護士先生と、花子に
近しい人たちはすべて社会的な成功者となるのでした。(ふーん。)
…まあもし失敗者がいたら、ああいう場には呼ばれないでしょうけ
どね。
☆★_ ☆★_
子どもをしつける時にも「こぴっと」という言葉を使う花子や、開
店祝いに「こぴっと頑張る」というかよは、今更ですが、よほど
「こぴっと」という言葉に愛着がある人物に描かれているようです。
花子にとっては子どもにもぜひ使ってもらいたい言葉なのでしょう。
☆★_ ☆★_
花子は「落書き」がどうして悪いのか、なぜしちゃいけないかという
疑問をうやむやにせずに、歩にきちんと説明したほうがいいような気
もしました(よけいなお世話でしょうが。)
☆★_ ☆★_
今考えると、『王子と乞食』単行本については、翻訳の苦労とかは
全然描かれませんでしたが、登場人物たちの思い入れが相当感じられ、
ドラマの進行上も“何もそこまで”というくらい重点が置かれていまし
たね。
花子にとっての『赤毛のアン』は『王子と乞食』よりもさらに思い
入れの強い作品となり得るのでしょうか。
(ちょっと楽しみではあります。)
☆★_ ☆★_
来週は、またまたそこかしこで恋愛ドラマが展開される模様です。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):はなの妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友、宮本の妻
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本浪子(角替和枝):龍一の母
村岡平祐(中原丈雄):英治の実父
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
村岡歩(横山歩):村岡家長男
宮本純平(岡田佳大):宮本家長男
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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