<花子とアン116 歩「ボクがお母ちゃまを見つけた」、そして高熱で倒れる>
本日放送分の「花子とアン」第116話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(116話)のおさらい】
梶原から“大至急10日で!”で依頼された翻訳案件を引き受けた
花子は大忙しです。
歩と海水浴に行くことを約束した次の日曜もこの10日の中にあり
ます。
花子は歩を悲しませないためにもと、せっせと作業に打ち込むので
した。
☆★_ ☆★_
一方の歩は次の日曜日が待ち遠しくてたまらないようでした。
この日も浜辺で遊ぶ親子三人の絵を書いては花子に見せ、自分がど
んなに海水浴を楽しみにしているかを、彼なりにアピールするので
した。
さすがに花子は仕事に集中しなくてはならないので、歩にはあまり
かまってはやれません。
☆★_ ☆★_
夜になっても花子は作業を続けています。
歩と英治は布団の用意をしながら、歩が作ったという「こっちがマ
マのダーリン…」ではじまるいつもの歌を歌っています。
花子は寝る間を惜しんで孤独な作業を続けながらも、我が子の歌声
を聞いて嬉しそうな表情を浮かべています。
☆★_ ☆★_
そして日曜の朝が来ます。
一番に目を覚ました歩は天気が晴れていることを確認すると、子ど
もらしくワクワク気分でハイテンションになっています。
さて、花子の翻訳は完成したのでしょうか?
花子は部屋で翻訳作業の途中で寝てしまい完成させることはできず、
締め切りまでに仕上げることを考えると、歩との海水浴は断念せざ
るを得ませんでした。
「ごめんね。歩ちゃん」と謝る花子。
歩は「お母ちゃまの嘘つき!」とふくれっ面になっています。
じゃあ、男衆三人だけで海へ行こう!と平祐爺ちゃんは言うのです
が、歩は「お母ちゃまと一緒じゃなきゃイヤだ」「ヤダ!ヤダ!ヤ
ダ!」と聞き分けがなくなり、向こうへドタドタと走っていくので
した。
☆★_ ☆★_
歩は花子が作業している部屋の片隅でお絵かきをすることにしたよ
うでした。
花子は「爺ちゃんたちと行かなくて本当にいいの?」と聞きますが
歩は答えません。
花子は翻訳に集中していましたが、ふと歩のことが気になり視線を
本から外すと、歩が大切な辞書のページにクレヨンで落書きを始め
ています。
花子
「やめて!やめなさい!」
花子の大声に英治が飛んできます。
花子
「どうしてこんなことするの?これはお父ちゃんから
もらった大切なご本なのよ。歩、ごめんなさいは?」
歩は謝ろうとはしませんでした。
歩
「お母ちゃま、お仕事しないで!海に行くって約束したのに!」
あまりの聞き分けのない我が子に「お尻ぺんぺんですよ!」という
花子の言葉は、なぜか歩の心にはまったく届いていないようでした。
☆★_ ☆★_
いつの間にか、村岡家を訪ねていた吉太郎がここで歩に「よっ、歩」
と声をかけます。
歩はこれ幸いとばかりに「吉太郎!」と大好きな吉太郎おじさんに
抱きつくのでした。
(吉太郎は花子に「できん約束はするな!」と言うのですが、それ
が海水浴のことを指しているのか、日程のタイトな翻訳案件のこと
を指しているのかは分かりませんでした。)
花子は、一連の展開に不満そうな顔をしていますが、とりあえず歩
は吉太郎に任せて、翻訳作業に集中することにします。
☆★_ ☆★_
吉太郎は鉱石ラジオの組み立てキットを持ってきて歩と一緒に作り
始めます。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
そんな折、亜矢子が村岡家を訪ねてきます。
亜矢子はかよから花子が忙しくしていることを聞き、手伝いに来た
ようでした。
吉太郎も来ていることを知った亜矢子は、やけに嬉しそうな顔をす
るのでした。
亜矢子
「…吉太郎さんて見かけによらず子供好きなのね。」
☆★_ ☆★_
ラジオの工作を一緒にする吉太郎と歩。
吉太郎は花子が子供のころから本をこよなく愛していたことを歩に
優しく教えています。
吉太郎
「…歩は仕事なんかしなんで、一緒に遊んでくれるお母の方がよか
ったけ?誰にも言いつけんから、本当の言っていいだぞ。」
すると、歩はある意味、突拍子もない発言をして吉太郎や、彼らの
会話を後ろで聴いていた亜矢子らをびっくりさせます。
歩
「僕がお母ちゃまを見つけたんだ。神様と雲の上から見てたんだ。
そしたらお母ちゃまが見えたの。お母ちゃま、英語のご本を読んだ
り、紙にお話を書いたり忙しそうだったよ。でも楽しそうだった。
だから神様に頼んだの。ボクはあの女の人のところに行きたいです
って。だけど今日はアタマに来ちゃったよ!」
歩の話しに驚く亜矢子に英治は、歩が母親に似て「想像の翼」が大
きいと解説するのでした。
亜矢子
「私は信じますわ。素敵なお話ですもの。」
☆★_ ☆★_
この日、亜矢子はみんなのお弁当を作って持ってきていたようです。
村岡家の人たちは亜矢子のお弁当を絶賛し、吉太郎も「信じられん
くらいうまい!」というような表情を一瞬します。
弁当を作ってくれた亜矢子と、歩の面倒を見てくれた吉太郎に礼を
言う花子。
歩はできたばかりの鉱石ラジオを聞きながら上機嫌のようでした。
亜矢子
「ラジオを作ってしまうなんて、吉太郎さんて機械にお強いんです
ね。」
そういう亜矢子は吉太郎に熱い視線を送るのでした。
☆★_ ☆★_
そんな展開があった後、吉太郎は「お母に言うことあるズラ」と歩
を促します。
歩
「お母ちゃま、大切なご本にお絵かきしてごめんなさい」
花子は息子を抱きしめこういうのでした。
花子
「歩ちゃん、お母ちゃまも約束破ってごめんなさい。いまやってる
仕事が終わったら今度こそ絶対に絶対に海に行こうね。歩ちゃんは
お母ちゃんのダーリング・ボーイ!」
☆★_ ☆★_
花子は翻訳作業を続けています。
歩はラジオが相当気にいったとみえて毎日「ラジオごっこ」をして
いるようでした。
「ラジオごっこ」でも歩はいつもの歌をうたい、翻訳作業をしなが
ら横で聞いている花子はそれに合わせて、楽しげに歌詞を口ずさん
でいます。
☆★_ ☆★_
夕方、翻訳完成の目途もついてきたところで、いったん花子はデス
クを離れて台所仕事をしています。
そこへ歩がやって来て体調不良を訴えるのでした。
高熱を発している歩はその場で花子にもたれかかるように意識を失
います。
<次回へ続く>
【次回第117回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
「熱があるかも」と言い出した歩(横山歩)が、ほんとうに高い熱を出していることに驚く花子(吉高由里子)と英治(鈴木亮平)。花子は急いで歩を布団に寝かせ、つきっきりで看病を始める。歩はぐったりしながらも花子に「痛いお注射する?」などと問いかけ、花子は元気になったら今度こそ海に行こうね、と言葉をかける。やがて英治に呼ばれた医師と看護師が到着。歩を診察した医師は、花子と英治に所見を伝える…
【感想】
生まれる前に雲の上から親を見定めて生まれてきた云々、というの
は、いわゆるスピ系の本やテレビ番組でよく見かけるような話ですね。
まあここは、母親に似て想像力がたくましいお子ちゃまだった、と
いうくらいに考えておきたいと思います。
☆★_ ☆★_
亜矢子は吉太郎に熱い視線を送っていましたが、いつから吉太郎の
ことを意識し始めたのでしょうか。
着ている服はいつもより派手だったし、弁当も手が込んでいたこと
を考えると、彼女が村岡家を訪ねてきたのは吉太郎が来ていること
を見越してのことだったのでしょうか。
来週くらいには結婚したりして。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):はなの妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友、宮本の妻
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本浪子(角替和枝):龍一の母
村岡平祐(中原丈雄):英治の実父
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
村岡歩(横山歩):村岡家長男
宮本純平(岡田佳大):宮本家長男
安東吉平(伊原剛志):花子の父
安東ふじ(室井滋):花子の母
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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