<花子とアン118 深い悲しみの中で花子は… / 歩への手紙 / …そして失踪?>
本日放送分の「花子とアン」第118話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(118話)のおさらい】
村岡家での歩のお別れの会には、甲府から吉平夫婦と朝市も顔を見
せています。
遺影の傍には十字架があるころから、式はキリスト教の様式で行わ
れたようでした。
英治は、最愛の息子を失ったことがあまりにも突然で今でも信じら
れないと述べ、「みなさん、どうか花子を支えてやってください」
という言葉であいさつを締めくくるのでした。
花子は深い悲しみからうつろな表情を浮かべています。
☆★_ ☆★_
吉太郎は歩に作ってやった鉱石ラジオを手に取り、自分を「吉太郎、
吉太郎」と慕ってくれた甥のことを思い出し泣き崩れます。
亜矢子は彼にハンカチを差し出し「吉太郎さんは歩ちゃんの親友で
いらっしゃいましたものね」と優しく声をかけるのでした。
☆★_ ☆★_
家に帰り純平を抱きしめる蓮子。
祖母・浪子から歩のことを聞いた純平は蓮子に、自分がいなくなっ
たら寂しいかと聞きます。
蓮子は「純平がいなくなったらお母さま、とても生きていけない」
と再び我が子を強く抱きしめるのでした。
☆★_ ☆★_
花子はしばらくうつろな表情のまま歩の遺影を眺めていましたが、
やがておもむろに立ちあがり自分の部屋に行きます。
花子を心配する吉平ははなに「大丈夫け?」と声をかけていました。
☆★_ ☆★_
翌日、蓮子は再び花子を訪ね、「こんなことしかできないけれど…」
と数枚の短冊に認めた歌をプレゼントするのでした。
蓮子の歌は、息子を失った母親の深い悲しみを文学的に表現するも
のでした。
花子は瞳を閉じて歌の内容をジッと噛みしめるように味わい、それ
からおもむろにやり残した翻訳の仕事を再開するのでした。
☆★_ ☆★_
この日もやって来た吉太郎は、あれからまだ数日しか立っていない
のにもう花子が翻訳の仕事を再開していると聞き、驚きの表情を見
せています。
吉太郎は、作業部屋でせっせと作業に取りかかっている花子を見る
や怒りが込み上げて来て「よく仕事なんできるじゃんけ!」と吐き
捨てるのでした。
花子は動きは止まり、思いつめた表情になります。
怒りの収まらな様子の吉太郎は、思い出の鉱石ラジオを持って出て
行ってしまいます。
何とも言えないような複雑な表情で仕事を再開する花子。
☆★_ ☆★_
吉太郎はその足でかよの店に行き、花子への不満をこぼしています。
吉太郎
「はなのやつこんな時に仕事なんか。母親が仕事してるせいで歩が
どんだけ寂しい思いをしてたか、はなちっともわかっちゃいん!」
かよは郁弥の時のことを思い出し、寂しさを紛らわすためにはそう
でもするしかない、と説明します。
かよ
「…体、動かしていんと、苦しくて寂しくて生きてるのが怖かった。
ふんだから昼も夜もがむしゃらに働いてたさ。お姉やんにとっちゃ
きっとそれが物語作ったり翻訳することなんだよ」
吉太郎はかよの話をじっと聞いています。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
花子は徹夜で翻訳を仕上げたようでした。
英治は花子を気遣い自分が梶原に原稿を渡すからと言いますが、花
子はもうちょっとやることがあるといい、何やらまた作業を始めて
しまうのでした。
(英治だまって退場。)
☆★_ ☆★_
翌朝、英治は梶原を呼びつけ、原稿を渡しています。
原稿をチェックする梶原は、あるところで「申し訳ないことをした
かもしれないな」と言いながら原稿の一枚を英治に戻します。
その原稿は花子が歩に宛てた手紙だったのです。
「…こんなに早く天国に行ってしまうなら仕事ばかりしてないであ
なたのそばにずっといればよかった。雨が降ってきました。お母ち
ゃまの心にも雨が降っています。かわいいお宝の歩ちゃん。お母ち
ゃまの命はあなたの命と一緒にこの世から離れてしまったような気
がします。」
英治は花子の手紙を読みあふれる涙を止めることができませんでし
た。
(梶原だまって退場。)
☆★_ ☆★_
やがて、花子の姿がどこにも見当たらないぞ、と平祐が心配そうに
探しているのをみた英治は「もしやまさか!」と思ったかどうかは
わかりませんが、花子を探しに外へ飛び出していくのでした。
<次回へ続く>
【次回第119回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
花子(吉高由里子)の姿が見えなくなり、英治(鈴木亮平)は心当たりのある場所を片っ端から探し始める。宮本家を訪れた英治から事情を聞いた蓮子(仲間由紀恵)は、浪子(角替和枝)の言葉に背中を押され、英治とともに花子を探す。探しあぐねた二人が家に戻って来たところへ、子どもたちに囲まれた花子が戻って来る。花子は、英治より先に目が覚めて散歩に出かけていたと話す。その様子を見ていた平祐(中原丈雄)は…
【感想】
歩にあてた手紙は梶原に渡す原稿の中に入っていたのですが、どう
いう意図で翻訳原稿にそれを忍ばせたのでしょうか。
手紙を書くまでの今日の流れは大体こんな感じでした。
蓮子の歌 → 悲しみを紛らわすために仕事再開 → 吉太郎に怒られる
→ やっぱり虚しい → 手紙
蓮子の歌→仕事再開の部分は、蓮子の歌に触発されて仕事再開?と
も思ったのですが、息子を失った今はそんな気持ちの余裕もないで
しょうね。
やはりそこは、かよの言うとおり「悲しみを紛らわすため」なので
しょう。
しかし息子を失ってから数日で、そう簡単に立ち直れるわけもなく
あの手紙になったのだと思います。
どうにもできない悲しみを文章にして誰かに読んでもらいたかった
のかもしれませんね。
しかし仕事をくれて葬式にも参列してくれた梶原にあれを読ませる
のはちょっと酷な気もしました。
☆★_ ☆★_
甲府組からはなぜか朝市も参列していたのにはちょっとびっくりで
したね。(彼は心配そうな顔だけ数秒見せて帰った模様。)
☆★_ ☆★_
式での蓮子のポジション(花子の隣)からすれば、花子にとっての
蓮子の存在は親・兄弟よりも重要な位置づけのようですね。
☆★_ ☆★_
亜矢子は婚活宣言をしてから、吉太郎に接近したのでしょうか?
それとも、前々から秘かに狙っていたのでしょうかね。
(どっちでもかまいませんが。)
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):はなの妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
宮本浪子(角替和枝):龍一の母
村岡平祐(中原丈雄):英治の実父
醍醐亜矢子(高梨臨):花子の親友
宮本純平(岡田佳大):宮本家長男
安東吉平(伊原剛志):花子の父
安東ふじ(室井滋):花子の母
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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