<花子とアン130 美里は姉夫婦の養子に / スコット先生再び! / テル徴用>
本日放送分の「花子とアン」第130話のおさらいを
していきたいと思います。
【注: 今さらですが…】
この記事はネタバレを含む簡単なあらすじと、あくまでも個人的な
見解・感想をまとめたものです。「ネタバレは嫌い」「読みたくない」
という方は、今すぐ画面を閉じるか、記事をスルーしていただくこ
とをおすすめします。
それではどうぞごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(130話)のおさらい】
旭が結核のために転地療養に行ってから5年の月日が流れた1938
年(昭和13年)夏。
旭はすっかり快復、青凛社の従業員としても復活、ももも再び村岡
家の家事をしています。
ももと旭には二番目の女の子も生まれています。
長女の美里はナレーションによれば、ももと旭の“たっての願い”
で村岡家の養女になったそうです。
犬のテルも成長し、今では美里の大のお気に入りです。
☆★_ ☆★_
<ラジオ局>
花子先生は「子どもの新聞」で読むニュースを黒沢と一緒にのんび
りと選んでいます。
一方、漆原部長は花子先生が選ぶニュースをイライラしながら待っ
ているようでした。
花子先生は、漆原から依然指摘されたこともすっかり忘れ、相変わら
ず呑気に「動物ネタ」や「珍獣ネタ」などを探しているようでした。
動物ネタは美里のリクエストでもあったようです。
漆原(イライラが限界にくる)
「村岡先生、この時局下において珍獣がどうのこうって
ことは、どうでもいいんです!」
当時の日本は戦時体制になっていてニュースもおしなべて軍国主義
や国民意識を高揚させるようなものばかりとなっているのでした。
☆★_ ☆★_
ラジオが「子どもの新聞」の時間になり、村岡家ではラジオの前に
みんなで座って花子先生のニュースを待っています。
同じように宮本家でも蓮子や富士子、浪子がラジオの前に座ってい
ます。(やがて純平も帰ってくる。)
美里は自分が花子にリクエストした動物の話が聞けることを待ち望
んでいたようでした。
しかし、ニュースは美里が待ち望んでいたものではありませんでし
た。
その日、花子が伝えたのは、外国に住む日本人たちがお金を集めて
軍馬や軍用犬、軍用バトの餌代にしてくれと日本軍に送金したとい
うニュースだったのです。
がっかりする美里ですが、一応動物に関連した話ではあったよと、
英治や旭は説明します。
☆★_ ☆★_
<宮本家>
純平はすっかり軍国少年になっているようでした。
15歳になったらお国のために少年航空兵の入隊試験を受けたいと
言いだす純平に、蓮子は戸惑いを隠せないようでした。
純平の父親である弁護士の龍一は、また昔の仲間と一緒につるんで
反戦活動にやっきになっているようでした。
そういう訳で、息子の志願の件を龍一にも相談できない蓮子は、
しかたなく花子に話を聞いてもらうのでした。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
庭でテルと遊ぶ美里の姿を眺めながら花子がぼんやりしていると、
聡文堂の梶原が、懐かしのスコット先生を連れてやって来ます。
スコット先生は最近では聡文堂の手伝いをしているそうです。
梶原はスコット先生の推薦の本と言って「パレアナ(Pollyanna)」
の翻訳を花子に打診します。
「パレアナ」という物語は花子が大変好きな本の一つだったようで、
目をキラキラさせながら翻訳を引き受けるのでした。
花子はスコット先生に学校の様子を聞くと、先生方の何人かはカナ
ダに帰ったと、スコット先生は寂しそうに答えます。
当局の圧力はミッションスクールにものしかかっていて、スコット
先生は「これから一体どうなっちゃうのかしら」などと心配そうな
表情を見せるのでした。
☆★_ ☆★_
花子は早速「パレアナ」の翻訳に取りかかったようです。
(そうしている間にも戦争が深刻さを増してきているというイメー
ジがしばらく流れる。)
☆★_ ☆★_
そんなある日の事、飼犬を「お国のためにお預かりします」という
婦人会の人たちにテルが差し出されるのでした。
<ナレーション>
ほっそりした柴犬のテルが戦地で勇ましく戦えるはずがありませ
ん。役に立たなければどうなるか、花子も英治も、テルが二度と帰
って来ないことを知っていました。
☆★_ ☆★_
やがて外から帰ってきた美里はテルがいないことに気づき、どこに
行ったのかを聞くと、花子は言葉に詰まってしまうのでした。
英治が花子に代わって「テルはお仕事に行ったんだよ。兵隊さんた
ちを手助けするためのお手伝いに行ったんだ」と美里に説明するの
でした。
美里は自分もテルを見送りたかった、と残念そうです。
花子はテルが目で語った伝言とやらを美里に以下のように伝えます;
「ボク、行ってきます。美里ちゃんにありがとうって…!」
美里
「テルいつ帰って来るの?テル帰って来るんでしょ?」
美里の質問に花子も英治もももも旭もてるが二度と帰って来ない
とは言えず、絶句するのでした。
<次回へ続く>
【次回第131回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
愛犬のテルは戦地からきっと帰って来る、と美里(岩崎未来)にうそをついてしまった花子(吉高由里子)。その言葉を信じて毎日今か今かとテルの帰りを待つ娘の姿に、花子は胸を痛める。テルはいま何をしているだろうと美里に聞かれるたびに、想像の翼を広げてテルの活躍ぶりを話していた花子は、英治(鈴木亮平)とともに、何か美里を元気づける方法はないかと考えていた。そんなある日、吉太郎(賀来賢人)が村岡家を訪れる…
【感想】
ももと旭の“たっての願い”で長女美里は姉夫婦の養女にされたとの
ことでした。
欲を言うなら、“たっての願い”の部分がちょっとわかりにくいと言
うか、正直、そこはもうちょっと詳しくやってほしかったですね。
☆★_ ☆★_
犬のテルは昨日出てきたと思ったら今日はもう「お別れ」なので、
もうちょっと感情移入できる場面とかがあるとよかったんですが。
(…テルごめんね。)
☆★_ ☆★_
スコット先生は相変わらずお美しいですね。
(何十年も経っているのに女学校時代より若く見えたりもします。)
でも、日本語チンプンカンプンの設定は変わらないようですが、聡
文堂のお手伝いって何やっているんでしょうかね。
スコット先生が宇田川先生番の編集者だったら、とか考えると、想像
(妄想)の翼が広がりそうです。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
村岡花子(吉高由里子): 安東はな
村岡栄治(鈴木亮平):花子の夫
安東かよ(黒木華):花子の妹
宮本蓮子(仲間由紀恵):花子の腹心の友
宮本龍一(中島歩):蓮子の夫
安東吉太郎(賀来賢人):花子の兄
黒沢一史(木村彰吾):JOAK社員
漆原光麿(岩松了):JOAK制作部長
益田もも(土屋大鳳):花子の妹
益田旭(金井勇太):画家
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
ナレーション(美輪明宏)
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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