連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン24 ブラックバーン校長裁定!退学or残留!? 蓮子の知られざる過去>

本日放送分の「花子とアン」第24話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(24話)のおさらい】

ブラックバーン(蓮子に向かって)

Do you really understand what you have done?

(自分が何をしているのかわかっているの?)

 

そう言うブラックバーン校長に「どうぞ、私を退学にしてください」
という蓮子

 

自分自身で規則を破っただけでなく、何も知らない級友(はな)を巻き
添えにしたことを確かめるブラックバーン校長。

 

You yourself broke a rule of this school,
you had an innocent classmate take the blame.

(あなた自身が校則を破っただけでなく、クラスメートにぬれ衣を
きせたのですね。)

 

前回の事情聴取の時には「はなが勝手にワインを飲んだ」と言って
いた蓮子の証言との食い違いを茂木先生は指摘し、その理由を蓮子
に聞くのでした。

 

「どうせ退学になるなら」と言い、蓮子は理由の説明を拒否します。

 

蓮子の態度に富山先生は我慢の限界を超えてしまい「あなた何なん
ですかその態度は!」
などとぶちキレてしまうのでした。

 

<さて、ブラックバーン校長の裁定は!>

 

ブラックバーン

As for your punishments, Ando Hana, Hayama Renko,
neither of
you will be expelled.

(二人の処分ですが、安東はな、葉山蓮子、二人とも退学にはしま
せん。)

 

驚くはな、二人とも退学にはならないと蓮子に伝え、すぐさまブラ
ックバーン校長に頭を下げます。

 

富山先生は、「はなはともかく蓮子も退学を免れるのはおかしい!」
と校長に訴え、蓮子が伯爵令嬢だからそのように処分を甘くするの
かと聞きます。

 

ブラックバーン

NO!  ABSOLUTELY NOT!!

(いいえ!断じて違います)

 

はなは、英語が聞き取れない蓮子に、今の富山先生と校長のやりと
りを解説します。

 

ブラックバーン

“Repent ye therefore, and be converted, so that your
sins may be
blotted out, and you will be refreshed by
the presence of the
Lord.”

(いかなる罪深き人たちも、悔い改めるなら神は許したもう)

 

ブラックバーン校長は聖書の一節を引用します。

 

はなはすかさず蓮子に通訳。

 

 

ブラックバーン

Therefore, to save a student like her is
Shuwa Jogakkou’s
mission!!

(それゆえ、蓮子のような生徒を救うのが修和女学校の使命であるの
です。)

 

However, there is one condition, if you want to stay.

(ただし、ここに居たいのならひとつだけ条件があるの。)

 

Do you promise to follow the rules of the dormitory?

(寄宿舎の規則に従うことをを約束できますか?)

 

From now on, you will be no exception, you will have
to do
everything you need to do for yourself!

(これからは、あなたは”特別な人”ではなく、自分の必要なことは全部自分
でやらなくてはならないの。)

 

As a student, you have to work very hard.

(一生徒として一生懸命勉強のしなくてはならないの。)

 

From now on, you’ll take all of your meals with
the other
students in the dining room.

(これからは、毎食ほかの生徒と一緒に食堂でとるのよ。)

 

You must leave behind these bad habits of yours
and be reborn!

(これまでの悪い習慣はすべて捨て去り、生まれ変わりなさい!)

 

I’m trusting you. (あなたを信じています。)

I know you can change! (あなたなら変われるはずだわ。)

 

蓮子は瞬きをすることもなく、じっと校長の言葉と、はなの通訳を
聞いていました。

 

こうして二人はブラックバーン校長によって退学の危機から救われた
のでした。

 

☆★_ ☆★_

校長室を後にした茂木先生はほっとした表情で富山先生にはなの通訳
はどうだったかと聞いています。

 

富山先生はちょっと悔しそうに「完璧ではなかったが意味は通じた」
などといっています。

 

☆★_ ☆★_

一方、はなは部屋へ変える途中の廊下で蓮子に、自分を救ってくれ
た礼を言うのでした。

 

蓮子はなの英語力を褒めますが、校長室で真相を告白した理由は
はなを救うためなどでは決してはなく、自分をこの学校の寄宿舎に
「厄介払い」した家族への復讐するために「自ら退学」になろうと
決心したからだ、と説明します。

 

蓮子

「あの人たちの思い通りになってたまるかと、つまり、復讐
してやろうかと思ったんです。…あなたのためなんかじゃあ
りません。」

 

そう言うと蓮子は一人で部屋のほうへ去るのでした。

 

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☆★_ ☆★_

はなが部屋へ戻ってくると、亜矢子をはじめ沢山の友達がはなを心
配して集まっていました。

 

はなが退学にならなかったことを聞き、みんなは大喜びします。

 

蓮子が事情を説明してくれたおかげだ、と説明するはな。

 

はなの無事を喜んでいた亜矢子ですが、「蓮子」という名前を聞いて、
表情を曇らせるのでした。

 

実は亜矢子は、得意の情報収集力で、蓮子が過去に嫁ぎ先で問題を
起こして「出戻り」になっていることをすでにリサーチしていたの
です。

 

はな「蓮子とはあまり関係を持たないほうが良い」という亜矢子。

 

☆★_ ☆★_

その頃、校庭の中庭で、富山先生と綾小路先生も蓮子の過去につい
て話しています。

 

綾小路先生がうわさで聞いたところによると、蓮子はいったんは嫁
いだものの離縁され、自暴自棄になって酒狂い、男狂いの生活をし
ていたということでした。

 

二人の先生の話を、実は遠くで蓮子が聞き耳を立てていて、さみし
そうな表情をしています。

 

☆★_ ☆★_

夕食の時間、はな蓮子を呼びに行きますが、蓮子は返事をせず、
はなは一人で食堂へ行きます。

 

神に祈りをささげ、「いただきます」をする女学生たち。

 

しかし、そこには蓮子の姿はやはりありません。

 

はな蓮子が先日、部屋で「私が16の時…」の後に何を言おうと
していたのか、ぼんやりと考えています。

 

食事の時間が始まってしばらくしてから「ドガガガッ」と食堂の
戸を開ける音がして、蓮子が入ってきます。

 

亜矢子たちはちょっと冷たい感じでしたが、はな蓮子に優しく自
分の隣の席へ案内しようとします。

 

しかし蓮子はなを無視して、遠くの席にぽつんと座ります。

 

お膳を持ってきた茂木先生にバトンタッチする形でかをる子がお膳
蓮子のところへ持っていくのでした。

 

食堂のみんなは蓮子かをる子の緊張感あふれる挙動をじっと見守っ
ています。

 

蓮子のまえに料理を並べてから、蓮子の顔をじっとにらむかをる子

 

蓮子は、いままで他人には口にしたことがない「ありがとう」をや
っとのことで口にします。

 

はな蓮子「ありがとう」というお礼の言葉を口にしたことで、
少し内面が変わってきていることを感じ、うれしそうな顔をします。

 

かをる子「”ありがとう”ではなく”ありがとうございます”でしょうが!」
などといつものように小言をまくし立て始めています。

 

蓮子かをる子の小言は無視していますが、やがて茂木先生が「ま
あまあ」
という感じで、かをる子を引っ込めるのでした。

 

収まりがつかないかをる子はまたしてもはなに八つ当たりをします
が、はなはうれしそうな表情を浮かべています。

 

☆★_ ☆★_

甲府の街には、大規模な軍隊が甲府連隊としてやってきています。

 

地主の徳丸はこれで景気がよくなるとほくそ笑んでいるようです。

 

はなの兄の吉太郎は軍隊をみて何か衝撃を受けるのでした。

 

<ここまで>

そして次回に続きます。

 

【感想】

どうですか。

 

ブラックバーン校長の暖かみを感じさせる裁定はいつもすばらしい
ですね。はなは何回救われたことでしょうか。

 

キリスト教の精神に基づき、「悔い改めるなら」という条件を出すあ
たり、はなが子どもの頃に「英文手紙」の件で出した処分とどこか
共通するようなものを感じました。

 

(あの時は「英語をきちんとまなぶなら」という条件でしたが。)

 

要するに、「心を入れ替えて一生懸命やるなら見捨てたりはしない」
というすばらしい考えを校長はお持ちなのでした。

 

富山先生は立派な先生だけど、まだまだブラックバーン校長から学
ぶところが沢山あるようですね。

 

☆★_ ☆★_

しかし、そう考えていくと、はなの前に在籍していて退学に
給費生というのは、どんな人だったのでしょうかね。

 

たしか、「落第点をとって退学になった」とかだったと思いますが、
あの校長もそれを承認したということは、いろいろな意味ですごい
生徒さんだったのでしょうかね。

 

☆★_ ☆★_

蓮子様がはじめて「ありがとう」を言ったのがはなではなく、かを
る子だったところがちょっと面白かったですね。

 

亜矢子たちと蓮子の関係がちょっと危うい感じになっていますね。

 

どうなっちゃうのでしょうかね。

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに~。

Don’t miss it!!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): 花子のお父

安東ふじ(室井滋): 花子のお母

安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄

木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):花子の祖父

富山タキ(ともさかりえ):英語教師

茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生

ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長

スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

綾小路先生(那須佐代子):国語の先生

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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