<花子とアン23 蓮子ついにブラックバーン校長にカミングアウト!
はなの退学は?>
本日放送分の「花子とアン」第23話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(23話)のおさらい】
「このまま、自分だけが罪を引っかぶって退学に成るわけには行か
ない」そう思って蓮子の部屋にやってきたはな。
蓮子はやや戸惑った表情を見せますが、とりあえずはなはなを部屋に入
れます。
部屋に入ってみると蓮子の部屋は散らかり放題、荒れ放題でした。
お嬢様育ちの蓮子は部屋の掃除もろくにできない様子で、「部屋が汚
れたのは世話係のはなが謹慎になったせいだ」と言うのでした。
そんな蓮子の「怠け者ぶり」にあきれたはなは、とりあえず蓮子の
部屋を片付けてあげることにします。
はなが蓮子のベッドを整理していると、布団の下から蓮子の片方の
履物が出てきます。(蓮子はこの履物を探していたらしく、片足だけ
足袋のままでした。)
履物が出てきて「あら、そんなところにあったの」といって、蓮子
はななから履物を受け取りますが、一言の礼も言わない蓮子にはな
は文句を言うのでした。
「”あら”ではなく、”ありがとう”ではないでしょうか?」
はなは、礼を口にすることくらい親に躾けられなかったのか?と蓮子に
問います。
「”ありがとう”と言ってほしいんですか?」と逆に質問する蓮子。
続けて、蓮子ははなが蓮子の部屋に来た理由を確認します。
はなが今、蓮子の部屋に来た理由は、ワイン騒動の責任をはな一人の
責任にした発言を蓮子に撤回させ、はなの退学の窮地を救ってもらう
ことです。
しかし、蓮子の答えは「NO」でした。
その理由は、はながワインを2-3杯飲んだところで、蓮子はもうや
めるように忠告したにもかかわらず、はながかってに暴走して飲み
まくって暴れたから、と言うものでした。
よく思い出してみると、確かに蓮子の言っていることは正しいよう
にも思われました。
一番悪いのは調子に乗った自分であることを認めながらも、はなは
「それが酒だと知っていたら飲まなかった」などと言います。
ここで、蓮子ははなに、蓮子も一緒にワインを飲んでいたことをな
ぜ告げ口しないのかを問います。
はなは、自分が退学になるかどうかが一番重要で、他人のことなど
どうでもいいと言い、退学になったら自分を支えてくれた家族に申
し訳が立たないと訴えるのでした。
「自分が退学することで家族の希望を打ち砕くことになること」が
どうしても許せないと涙ながらに訴えるはなに、蓮子は「家族はそ
んなに大切なもの?」と聞き返すのでした。
はなは家族の存在がいかに大切かを訴えますが、蓮子はどこか理解
できないと言った表情でした。
どうやら蓮子は家族の愛を知らずに育ったようでした。
☆★_ ☆★_
その頃、部屋にいなくなったはなを亜矢子が探し回っていました。
「謹慎中」に部屋にいなかったということが発覚したら、はなの立
場はますます追い込まれそうです。
亜矢子はそのような心配をしているのでした。
☆★_ ☆★_
はなの年齢を確かめる蓮子。
はなが「16歳」と答えると、蓮子は「16歳なら退学になってもいく
らでもやり直しがきく」と言い、さらに自分から見ればはなは「自
由で幸福な小鳥」だと言うのでした。
何不自由なく育ってきている蓮子のその発言は、はなが承服できる
ものではとてもありませんでした。
周りの人に守られ、面倒はすべて周りに押し付けて育ってきたよう
な蓮子に「(どうせ)なんも傷ついたことないんでしょ!」とはなは
猛反論。
蓮子は、ひどく辛そうな表情で「私は16の時…」と言いかけますが、
その時に、はなを探しに来た亜矢子が部屋を訪ねてくるのでした。
はなはそれ以上のことは蓮子からは聞けませんでした。
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☆★_ ☆★_
<部屋に戻ったはな>
はなは、心配してくれた亜矢子に謝っています。
そこへかをる子がやって来て、はなが明朝9時に校長室へ呼び出さ
れていることを告げます。
かをる子は、あらたようすではなの前に座り、昔のことなどを振り
返りながら、「こんなことになるなんて愛惜の念に耐えません」など
と感極まりながら言い、退室していきます。
「まだはなの処分が決まったわけではない」と怒ってかをる子に反
論していた亜矢子でしたが、かをる子が去った後、はなに「愛惜の
念」を訴えているようでした。
☆★_ ☆★_
夜、蓮子は思いつめたように外の景色を眺めています。
愛のない冷たい家族を思い出し、兄から手切れ金として渡された「千
円」をくしゃくしゃにします。
☆★_ ☆★_
翌朝、はなは亜矢子たちに見送られ沈痛な面持ちで部屋を後にしま
す。
校長室に入り、朝の挨拶をするはな。
「夕べはよく眠れたか」という校長の質問には正直に「NO」と答え
るのでした。
ブラックバーン高校がはなの処分を言い渡そうとしたまさにその瞬
間、
ガチャ
と言う音とともに扉が開き、ノックもせずに蓮子が入ってきます。
そのまま蓮子は校長の前までつかつかやって来て、飲酒騒動の真相
を校長に告げるのでした。
「私が先に部屋でぶどう酒を飲んでいたのです。そこへはなさんが
きたので”滋養のお薬”だと言ってすすめしました。」
「どうぞ私を退学させてください」
蓮子は冷静な表情でそのように爆弾発言をするのでした。
<ここまで>
そして次回に続きます。
【感想】
どうですか。
よく考えると、はなは酔いが回ってきたときにもそれが「酒」だと
はまったく気がつかなかったのでしょうかね。
一杯で酔っ払ったわけではないので、ちょっと無理があるようにも
思いました。(酒を飲んだのが初めてなので仕方がない…のか?)
☆★_ ☆★_
いまさらなんですが、あの時代の女性は両手をおなかの前あたりに
持ってきた状態で、歩いたり走ったりしていたのでしょうかね。
でも先生方はそのようにして歩いていないような気もしました。
そういえば、子どもの頃の亜矢子もそうやって歩いていましたね。
蓮子が出てきて、亜矢子の出番が少なくなっているような気がして、
ちょっと寂しい感じもします。
☆★_ ☆★_
蓮子は最後に校長の前で真相をカミングアウトしましたが、家族に
愛されていない自分よりも、家族に愛されているはなを救おうと思
ったのでしょうか。
それとも愛のない家族に押し込められた女学校を自ら「退学」にな
ることで、家族に向け何かをアピールしようとしているのでしょうか。
いずれにしてもブラックバーン校長の裁定と今後の展開が楽しみですね。
☆★_ ☆★_
明日もお楽しみに~。
Don’t miss it!!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): 花子のお父
安東ふじ(室井滋): 花子のお母
安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄
木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):花子の祖父
富山タキ(ともさかりえ):英語教師
茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長
スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
綾小路先生(那須佐代子):国語の先生
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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