連続テレビ小説 花子とアン オリジナル・サウンドトラック

 

<花子とアン34 九州の石炭王は恥ずかしがり屋さんだった!困惑の蓮さまは
甲府へ。>

 

本日放送分の「花子とアン」第34話のおさらいを
していきたいと思います。

どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。

 

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【今日(34話)のおさらい】

蓮子のお見合い相手の嘉納伝助なる人物は、日清戦争、日露戦争で
需要が伸びた石炭事業で一財を築いた得た人物です。

 

伝助は見合い中一言もしゃべらず、赤ワインをごくごく飲みながら
片時も蓮子から厳しい視線をそらすことはありませんでした。

 

伯爵夫人は、そのように、やや無礼にも映る伝助のふるまいを目に
しても、「実にご立派な方」「裸一貫で成功なさった方はどこか
が違う」
などと“モノは言いよう”の見本みたいなことを言うのでした。

 

蓮子にはどうしてもその伝助が好きにはなれないようです。

 

晶貴は、その晩は蓮子を無理やり伯爵家に泊まらせることにします。

 

それはもちろん、蓮子を説得して、この縁談について「うん」と言
わせるためです。

 

☆★_ ☆★_

伝助はと言えば、蓮子が気に入らなかったかというと、実はとても
気に入ったようでした。

 

蓮子たちが帰った後のホテルで紹介者の伯爵夫人の叔父に「この世
のもんとは思えんばい」
などと蓮子のことを絶賛しています。

 

ちなみに、一言も口を利かなかったのは九州の言葉でしゃべった場
合、もしかしたらバカにされるのではないかと思ったという、実は
ちょっと恥ずかしがり屋さんであることが露呈した伝助でした。

 

しかし、伝助は「どうせ断られるに決まっちょる。さっさと福岡へ
帰るばい」
と言い、早くもあきらめムードで席を立つのでした。

 

☆★_ ☆★_

夜更けまで蓮子を待っていたはなでしたが、茂木先生から蓮子がそ
の日は伯爵家に泊まることになったと聞くのでした。

 

☆★_ ☆★_

その頃、吉平が久々に東京へやって来ていました。

 

相棒のおじさんも一緒です。

 

二人が向かう先は労民新聞社です。

 

しかし、新聞社の前にはなぜか人だかりができていました。

 

不審に思った吉平とおじさんは人だかりの中から何が起きているの
かを覗き込むと、労民新聞社は警察の「手入れ」に合っているとこ
ろだったのです。

 

社員一同、そして、浅野社長も次々と警察に連行されていきます。

 

当時は社会主義思想は危険思想と見なされ思想家たちは警察に
しょっぴかれる”こともあったようです。

 

吉平とおじさんは、あわててその場を逃げ出すのでした。

 

☆★_ ☆★_

女学校の談話室では、はなと畠山さん、そして大倉さんが本科卒業
後のことについてあれこれ話しています。

 

畠山さんは高等科へ進み、シェイクスピアの戯曲を研究するようで
す。

 

大倉さんは、許嫁と結婚。

 

はなだけが先のことをまだ決めていませんでした。

 

そんな折、はなに吉平から電報が届きます。

 

電報には「今日会いたし」と書かれていました。

 

☆★_ ☆★_

かくして、吉平はその晩、ガス灯の照らすフェンスのところではな
を待ちます。

 

吉平は、飲酒騒動以来、はなには合っていないようでした。

 

久しぶりの父との再会で、はなは、出版社で翻訳のアルバイトをし
たことや、腹心の友・蓮子のことなどを吉平に話します。

 

吉平は、はなの成長ぶりをみてたいそう喜んでいるようでした。

 

吉平ははな「長旅に出るのでしばらくは会えない」と言い、切な
げな表情ではなの手を握って「こぴっと頑張るだよ」と励ますので
した。

 

はなが部屋へ帰る後姿を見ながら「達者でな」とつぶやく吉平。

 

☆★_ ☆★_

伯爵家では、晶貴夫妻が蓮子に縁談をOKするよう説得しています。

 

婦人に席を外させた晶貴は、あらためて蓮子に「どうだろう?」
聞くのでした。

 

蓮子

「お兄様は、本当に私があの方と夫婦になれるとお思いになるんで
すか?」

 

すると、晶貴はまたまた蓮子に頭を下げ、蓮子を必ず説得するとい
うことで先方からすでに結納金を受け取った旨を説明します。

 

困惑する蓮子。

 

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☆★_ ☆★_

翌朝、蓮子が寄宿舎に帰ってくると、はなが駆け寄ってくるのでし
た。

 

蓮子の部屋で「金つば」を食べる二人。

 

はなは、伯爵家に宿泊していた蓮子を心配してたようでしたが、蓮
子は、自分の置かれている状況を敢えてはなに説明しようとはしま
せんでした。

 

蓮子は突然、甲府のはなの実家に行って家族に会ってみたいと言い
出すのでした。

 

はなは少し戸惑いますが、OKします。

 

☆★_ ☆★_

甲府の実家には、その週の土曜日にはなが友達を連れて帰ってくる
ことを知らせる電報が届きます。

 

はなの友だちの「華族のお嬢様」が、おんぼろな我が家にやって来
るということで、ふじや周造、吉太郎たちは大騒ぎになります。

 

☆★_ ☆★_

汽車に乗って甲府へ向かうはなと蓮子。

 

蓮子ははなの家族に会えることをすごく楽しみにしているようでし
た。

 

<次回へ続く>

 

【次回第35回のあらすじ】

NHK連続テレビ小説 花子とアン オリジナル手ぬぐい さくら柄

 

 

<Yahoo! Japan テレビガイドより>

蓮子(仲間由紀恵)たっての希望で、はな(吉高由里子)の故郷・甲府へやって来たふたり。周造(石橋蓮司)はじめ安東家の人々は蓮子の美しさにびっくりするが、やがて打ち解け、ふじ(室井滋)が作ったほうとうに蓮子は舌鼓を打つ。そんな彼女に吉太郎(賀来賢人)は一目ぼれしてしまった様子で、無口になってしまう。楽しいときを過ごすはなたちだったが、ふじは蓮子がなにか悩みを抱えているのではないかと感じ始める…

 

 

【感想】

どうですか。

お兄さんの顔を立てて見合いには来てみたものの、相手のおじさま
は石油王の割には無礼な感じのおじさまだったという。

 

しかし石油王には石油王のプライドがあって、九州言葉が恥ずかし
かったから黙っていたという、ちょっと面白な一面が。

 

石油王は「どうせ断られるに決まっている」と言っていましたが、
そりゃ、あんな感じでお見合いすれば断られないようがオカシイヨ、
と言う気もしました。

 

晶貴は必ず蓮子を説得することを約束して結納金をすでに得た、と
言っていましたが、「どうせ断られるに決まってるから福岡へ帰る」
という石油王の言葉とは若干矛盾が見られますね。

 

「結納金はくれてやる」と言うことなのでしょうか。

 

(そんなわけないよね。)

 

☆★_ ☆★_

はなの後ろ姿を見て「達者でな」という父・吉平はこれからどうす
るつもりなのでしょうか。

 

話しの感じからすると、甲府に戻るということでもないようですね。

 

労民新聞社の手入れを目の当たりにしてしばらく「姿をくらます」
ということなのでしょうかね。

 

それに、甲府の家のことや、奥さんのふじのことは、この際、どう
でもいいのでしょうかね。

 

一見、自由で優しくて良いお父さん風なのですが、ちょっと気にな
るところではありますね。

 

☆★_ ☆★_

次回もお楽しみに~。

 

Don’t miss it!!

 

【主なキャスト】

安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子

安東吉平(伊原剛志): 花子のお父

安東ふじ(室井滋): 花子のお母

安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄

木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染

木場リン(松本明子):朝市の母親

安東周造(石橋蓮司):花子の祖父

富山タキ(ともさかりえ):英語教師

茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子

醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生

白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生

ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長

スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生

葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる

綾小路先生(那須佐代子):国語の先生

葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵

畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート

村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員

梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長

ナレーション(美輪明宏)

原案: 村岡恵理

脚本: 中園ミホ

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡

最後までお読みくださいましてありがとうございした。

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