<花子とアン61 はなの便りに蓮さま感激♡ / 朝市告白 /
「お父の女」出現!?>
本日放送分の「花子とアン」第61話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(61話)のおさらい】
シーンは、はなの書いた本「たんぽぽの目」の出版が決まってから
少し時間が経ち、1918年(大正7年)10月、秋の景色の甲府・安
東家。
はなが勤め先から帰ってくると、家の戸口の前には村人の人だかり
ができています。
「何事?」とはなが思っていると、人だかりの中にいた隣家のリン
が出てきて、はなに会いに東京から立派な紳士が来ている、と説明
します。
はなが急いで家の中に入ると、東京からやって来ていたのは梶原で
した。
梶原は完成したばかりの「たんぽぽの目」の本をはなにわざわざは
なに届けてくれたのでした。
梶原
「うちの出版社にとっては記念すべき第一冊だからね。」
著者名は今度はきちんと「安東花子」となっていました。
ハード・カバーで立派に仕上がった「たんぽぽの目」。
☆★_ ☆★_
梶原ははなに本を渡した後で、ふじと周造の方に向き直り、かしこ
まった口調で「お嬢様をください」とびっくり発言をします。
突然の結婚宣言とも取れるこの発言に、ふじや周造、野次馬の人た
ちも、そしてはな自身も「ええっ!」となりますが、もちろん梶原
発言の真意は、彼が東京で新たに立ち上げた出版社へのはなのスカ
ウトです。
梶原は、みんなの前で改めて事情を説明してはなに「東京で一緒に
働かないか?」と誘います。
しかし、行商人の吉平を除けば、今やお爺やんとお母しか畑仕事の
働き手がいない安東家の事を思うとはなは二つ返事に「うん」とは
言えず回答を保留にします。
梶原はしばし考えてその場は引き下がることにしたようです。
名刺をはなに渡して「決心がついたらいつでも連絡してくれ」と梶
原。
☆★_ ☆★_
帰り際に小屋から見える綺麗な富士山の姿を見て「山梨から見る富
士山もなかなかいいなあ」と梶原が言うと、
周造
「こっちがオモテでごいす!」
「静岡から見るのがウラ、こっちがオモテ!」
と周造は珍しく怒ったような感じで凄むのでした。
周造には富士山に対する強いこだわりがあるようでした。
梶原は周造に「失礼しました」と詫びを入れて帰っていきます。
☆★_ ☆★_
夜、行商から帰ってきた吉平は「たんぽぽの目」の本を見てたいそ
う喜んでいるようでした。
吉平はふじに「2-3日くらい畑仕事、休めんけ?」と聞いています。
「おまんを連れて行きてえところがあるだ」と吉平。
隣の部屋で夫婦の会話を聞いていたはなも吉平の話には大賛成のよ
うです。
はな
「旅行け?いいじゃんね。たまには二人で行って来いし」
しかし、ただでさえ忙しい収穫の時期に畑を放っぽり投げて旅行な
んかに行けるわけがない!とふじは拒絶するのでした。
残念そうな表情の吉平。
☆★_ ☆★_
皆が寝静まったあと、はなは蓮子への手紙を書き始めます。
「蓮様ごきげんよう。9年間もご無沙汰してしまってごめんなさい
…」
☆★_ ☆★_
数日後、蓮子の手元にはなから送られてきた「たんぽぽの目」と手
紙が到着します。
急いで小包を開封し本と手紙を取出し、ずっと待ち焦がれていたよ
うに手紙を広げる蓮子。
はなの手紙には、こんな感じのことが書かれていました。
甲府で教師をしながらあわただしい毎日を送り、「書くこと」から遠
ざかっていたはなは、蓮子が先般送った歌集を見て「カミナリに打
たれた」ような衝撃を受けて作家魂が覚醒し、新たに物語に着手す
ることができた…。
蓮子はもう一つの包みを開け、はなが書いた「たんぽぽの目」を取
り出します。
表紙をめくると「腹心の友に捧ぐ 花子」と手書きしてありました。
「腹心の友」という文字を見て蓮子の脳裏にはかつての修和女学校
での大文学会での情景がありありとよみがえっていました。
蓮子
「はなちゃん、ついにやったわね!」
感激した蓮子は「安東花子」の名前でついに本を出版したはなへの心から
称賛の言葉を口にします。
☆★_ ☆★_
<嘉納邸・夜の食卓>
炭鉱事故で体調を崩した伝助でしたが、蓮子の献身的な看病のおか
げで快復してきているようでした。
冬子は少し大きくなっていて、地元の学校のもうすぐ卒業するよう
でした。
蓮子は、冬子が卒業したら東京の修和女学校の高等科に進学しては
どうか?と発言します。
蓮子
「娘に最高の教育を受けさせることは親の務めですわ。その点、修
和女学校なら最高の淑女教育をしてくれますから。」
冬子は東京の学校と聞いて、ちょっとびっくりしていましたが蓮子
の説明を聞いて、ちょっと気持ちが動いているようでした。
しかし、伝助は冬子には見合いさせてさっさと嫁に出そうと考えて
いたようです。
(冬子は伝助の話を聞いて、今度はちょっと不安そうな表情をします。)
蓮子
「お見合いなんてまだ早すぎます。入学手続きはこちらですすめま
すから。」
伝助は、「ちょっとまずいことになったな」という感じで女中頭の山
元タミと目を合わせます。
☆★_ ☆★_
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☆★_ ☆★_
<甲府の小学校>
はなが出勤すると、教務室では先生方が「たんぽぽの目」を手にし
て読んでいます。
本多校長はめずらしくはなを褒めるのでした。
緑川先生は素直には褒めてはくれませんでしたが、内心、はなを見
直しているようです。
朝市も「たんぽぽの目」を手にしていましたが、彼はどちらかとい
うと、ももと約束したように、はなにいつ告白するかということば
かりに気を取られていたようです。
☆★_ ☆★_
はなの本が出版されたことでクラスの生徒たちははなが学校をやめ
るのではないかと心配しているようでしたが、「んんん。先生はどこ
にもいかないよ」と生徒たちを安心させています。
朝市ははなと二人きりになったところを見計らって「大事な話があ
る」とはなを放課後、教会の本の部屋に呼び出すのでした。
☆★_ ☆★_
放課後、教会の本の部屋、朝市はいよいよ告白しようと緊張してい
る様子。
はながやって来きます。
はな
「朝市、なんずら、大事な話って?」
朝市
「・・・」
はな
「ん?」
朝市
「あのな…。オラ…、ずっとはなのことが好…」
朝市がそう言いかけたところで、リンのけたたましい「はなちゃー
ん」という呼び声が聞こえてきます。
☆★_ ☆★_
リンは「ふじちゃんが、ふじちゃんが!とにかくてえへんだ。早く
来てくれちゃ」と半ば強引にはなをつれて行ってしまうのでした。
ここぞというまさにその時に告白できなかった朝市はちょっと残念
そうな表情をしています。
☆★_ ☆★_
はなが急いで家に帰ると、見たこともない女性とふじが対面して座
り、ふじは険悪な顔をして女性をにらんでいます。
周造は傍で立ち尽くして困ったような険しい顔をしていました。
はな(周造に)
「お客さん?」
周造
「…そうさな」
はな
「どなた?」
周造
「ムムム・・・」
ふじ
「お父の女じゃん。」
女性はどこか余裕の笑みでふじの表情を眺めています。
<次回へ続く>
【次回第62回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
はな(吉高由里子)がリン(松本明子)に連れられ家に駆けつけると、ふじ(室井滋)が見知らぬ女・サダ(霧島れいか)と対じしていた。サダは、かつて木賃宿で吉平(伊原剛志)と夫婦のように暮らし、一緒になると約束したから迎えに来た、と話す。ふじは「うちの人に限ってそんなことはあるはずない」と反論するが、サダは決定的な“証拠”を指し示す。周造(石橋蓮司)はじめ一同が絶句する中、吉平が帰って来る…
【感想】
梶原はいきなりのびっくり発言「お嬢様をください」をするのでし
た。
さすがに出版業界で長年キャリアを積んでいるような人が、そのよ
うな誤解を招く発言はしないような気もしましたが、ちょっとユー
モアを交えて言ってみたかったというところでしょうかね。
☆★_ ☆★_
吉平は珍しくふじを旅行に誘っていましたが、後半に出てくる謎の
女性とは何か関連があるのでしょうか。
はなはやはり畑仕事はずっとやっていないので、2-3日位ならふじ
が旅行に行っても大丈夫と思ったのかもしれません。
(お爺やんがたいへんだけど。)
夫婦の旅行はさせてあげたいけど、時期的にはちょっと難しいよう
ですね。
☆★_ ☆★_
冬子は少しお姉さんになっていて、蓮子の話をきちんと聞いていま
した。
修和女学校の話にちょっとときめいていた感じでしたね。
伝助はすでに見合いの話を水面下で進めているのでしょうかね。
(タミと見つめ合っていたのが気になるところです。)
☆★_ ☆★_
「お父の女」という謎の女性の出現によって、吉平はピンチを迎え
そうですね。
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
安東吉太郎(賀来賢人): はなの兄
安東かよ(黒木華):はなの妹、ももの姉
安東もも(土屋太鳳):はな・かよの妹
木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):はなの祖父
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
村岡栄治(鈴木亮平):印刷会社社員
梶原聡一郎(藤本隆宏):出版社の編集長
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長
緑川幾三(相島一之):先輩の先生
小山たえ(伊藤真弓):はなの担任のクラスの生徒
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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