<花子とアン66 はな再び東京へ!「人生は引き算」 / 朝市無念!>
本日放送分の「花子とアン」第66話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
スポンサーリンク
[ad#ad-1]
【今日(66話)のおさらい】
初雪の日に静かに息を引き取った周造。
位牌に手を合わせる吉平は、行商をやめて百姓をやる決心をしたと
報告するでした。
吉平
「もうどこにも行かん。おまんの傍にいる。ずっとこの家にいる。」
吉平の言葉を聞いてふじは大喜びの様子でしたが「ふんだけんど、
オモテ富士には連れてってくりょう!」などと嬉しそうに念押しを
しています。
吉平も「ああ、わかってる」と言い満足げな表情を浮かべています。
☆★_ ☆★_
吉平はわら仕事の内職もふじに教えてもらいながら始めているよ
うでした。
はなは内職をしている両親の前に改まった格好で座り、「東京行き」
の話を切り出し許可を求めるのでした。
本気で夢を追いかけて本を作る仕事に就きたい、というはな。
周造がいなくなった時分にそんなことを言いだしたことを詫びなが
らはなは、これまで「足し算」だと思っていた人生が、周造の事を
通して実は「引き算」なのかもしれないと感じ、いてもたってもい
られなくなったということでした。
「お願えします。おらのわがままを聞いてくりょう!」と頭を下げ
るはな。
吉平はもとより異存はないようでしたが、ふじもはなの気持ちを聞
いて「はながほうしたいならほうしろし」と励ますのでした。
周造が生きてたらきっと応援していたことだろう、というふじ。
はなは深々と頭を下げて両親に自分の希望を許可してくれたお礼
を言うのでした。
☆★_ ☆★_
1919年(大正8年)3月。
東京行きの身支度をするはなの傍でリンが別れを惜しんでします。
リンは息子の朝市がはなに告白したかどうかをそれとなくはなに
聞きますが、結局告白しなかったことを知りガッカリするのでし
た。
☆★_ ☆★_
学校最後の日、廊下で生徒たちははなに一斉に「さいなら、はな先
生」と挨拶し、一斉に「ごきげんよう」と言いながら、やけにあっ
さり帰っていきます。
はなとの別れを惜しんで涙するような生徒は一人もいませんでし
た。
その後、ひとり教室に戻ってきたはなはしばし物思いにふけってい
ますが、やがて校長を始めほかの先生方が教室にやって来てはなに
別れの挨拶をするのでした。
はながちびはなだった頃から知っている校長は感慨深げに「おまん
はこの小学校の誇りじゃん!」と言います。
それから緑川先生、小遣いさんが「元気で頑張れし!」とはなを励ま
した後に、朝市は子ども時代のはなが修和女学校に転入したときの
ことを思い出しながら、その様子を忠実に再現します。
机の上に正座して、「はなの事は決して忘れない」と言い、「“はな
じゃなくて花子と呼べ”と言うのでしょう」などなど…。
朝市は結局、はなに告白もできず無念の泣き顔になっていました。
☆★_ ☆★_
スポンサーリンク
[ad#ad-1]
☆★_ ☆★_
さて「東京行き」の前夜となりました。
ふじはいつものように特性のほうとうをつくり、親子三人で食べて
います。
はなは改めて東京に行くことについて両親に詫びます。
吉平は、家のことは夫婦水入らずで仲良くやっていくから心配するな、
とはなを励まします。
ふじは、はなが女学校を卒業して甲府へ帰って来てくれたことに心
からの礼を述べるのでした。
はなは両親の愛を感じ、泣きながら「うめえな」と言いほうとうを
食すのでした。
☆★_ ☆★_
翌朝、はなは道中の道祖神にお祈りをしてから故郷の風景を眺め、
それから東京へと旅立っていきます。
<次回へ続く>
【次回第67回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
再び東京へ出てきたはな(吉高由里子)がかよ(黒木華)の働き先を訪ねると、そこは銀座のモダンなカフェーであった。店内ではかよが女給として働いており、はなはびっくり。演劇論を交わしている帝大生の客・宮本(中島歩)にかよが絡まれるのを見たはなは心配になるが、かよは大丈夫だと言う。翌日、新しい職場・聡文堂に初出勤したはなは、梶原(藤本隆宏)や醍醐(高梨臨)らに迎えられ、早速企画会議に参加するが…
【感想】
周造爺ちゃんがはなの手を取って「この手でワシらが作れんものを
作れ」というのも…、
はなが鉛筆を拾ってくれた朝市にプイッと横を向くシーン(昔はチョ
ークでしたが)も…、
朝市がはなを「一生懸命やって勝つことの次に…」と励ますシーンも…、
小学校での最後のシーンも…、
過去の思い出話を再現しているわけですが、そこに隠された意味はあった
のでしょうか。
昔ながらの変わらない村人の「素朴さ」みたいなものを表現してい
るのでしょうか。
☆★_ ☆★_
はなが両親に「東京行き」をお願いし、もとからそうすべきと考え
ていた吉平はともかく、ふじも賛成します。
しかし、考えてみたらふじは最初(女学校に尋ねてきた時)から、
好きなように生きたらいい!と言っていましたね。
吉平も戻って来たし、はなは畑仕事を手伝う感じでもないので、
いまさらNOという理由もないでしょう。
☆★_ ☆★_
はなが教職を辞めると知った生徒たちは、みんな笑顔でいつものよ
うにそれらしいセリフを大合唱していましたが、それに対して、同
僚や上司の先生方がはなとの別れに涙するというのは、何か逆のよ
うな気もしました。
お世話になったはな先生を思って泣くのは、どちらかと言えば生徒
のような気がしますね。
同僚の先生たちは、これといった功績を残すでもなく、それほど交
流があったとも言えないはな先生との別れを惜しんで泣くのは、みん
なはな先生が好きだった、ということでしょうか。
まあ、校長と緑川先生と朝市と小遣いさんを除く、直接関係のない
先生方は何となくその場にいただけのような気もしますが。
小遣いさんは、ちびはなが教会に忍び込んだときの縁はあるにして
も、そんなに涙するほどはなに思い入れることがあったとは思えな
かったりもします。
朝市が昔のことを再現してみせたのは「俺ははなの事だったら何で
も覚えてんだからね」という気持ちをアピールしたかったのでしょ
うかね。
朝市は結局、単にいい人で終わってしまうのでしょうか?(残念!)
☆★_ ☆★_
来週からは東京編ですね。
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): はなのお父
安東ふじ(室井滋): はなのお母
木場朝市(窪田正孝):はなの幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):はなの祖父
嘉納伝助(吉田鋼太郎):蓮子の旦那
嘉納冬子(山岡愛姫):伝助の妾腹の子
嘉納蓮子(仲間由紀恵):はなの腹心の友。伝助の妻
本多正平(マキタスポーツ):はなの勤め先の小学校の校長
緑川幾三(相島一之):先輩の先生
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡 ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ♪彡
最後までお読みくださいましてありがとうございした。
スポンサーリンク
[ad#ad-1]