<花子とアン29 復讐劇の幕は上がった! はな「あなたは空っぽなんかじゃない!」
澄子気合!>
本日放送分の「花子とアン」第29話のおさらいを
していきたいと思います。
どうぞ、ごゆるりとお楽しみくださいませ。
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【今日(29話)のおさらい】
いよいよ大文学会本番の前日となりました。
この頃はみんなそれぞれ衣装を着てリハーサルにいどんでいます。
急遽、小間使い役をやることになっていたクラスメートが風邪で倒
れてしまい、はなは代役として登場することになります。
富山先生は、「ロミオとジュリエット」には反対していましたが、リ
ハーサルの状況をこっそり、しかも熱心にのぞいています。
しかもリハーサルを見ながら、芝居に入り込んでジュリエットの台
詞を台本も見ないでつぶやいています。
たまたま通りかかったはなが、そんな富山先生の姿を発見し、
「富山先生!」と声をかけるのでした。
はなに声をかけられて、ハッと我に返った富山先生は、
「こりゃ、まずいところを見られた!」というようなバツの悪い表情を
して、慌ててその場を去っていきます。
☆★_ ☆★_
リハーサルは3幕1場、ロミオ・亜矢子とティボルト・大倉澄子の
決闘の場面。
ティボルト役の澄子はかなり気合が入っていて、かけ声が響きわ
たっています。
っらああ!!!
うりゃぁ~!!!
一方、客席では台詞について蓮子とはながやけに親密そうに相談し
ています。
(蓮子が台詞の一部を変えることを提案し、それをはなが絶賛。)
そんな二人の様子が気になって仕方がないロミオ亜矢子は、リハに
集中できないようです。
「ロミオ!どこ見てる!」
ティボルト役の澄子は亜矢子を一喝します。
亜矢子は燃え盛る嫉妬に気が散りながらも、半ばやけ気味に剣を突
きまくると、危うく澄子を本当に突きそうになってしまうので
した。
亜矢子の剣の切先は澄子の衣装を切り裂いていました。
ティボルトになりきっていた澄子もさすがにこの時ばかりは、
か弱い女子に戻っていた様子。
☆★_ ☆★_
その日の夜、澄子の破れた衣装(?)をなぜかはなが繕ってい
ます。
はなは、横で一緒に繕いをしている茂木先生に富山先生のことにつ
いて聞くのでした。
茂木先生はなつかしそう顔をして、富山先生が、かつて修和女学校
の生徒だった頃に、ジュリエット役をやったことがある、と説明し
ます。
その頃の富山先生は、今のはなたち同様に明るく、よく笑う感じの
はつらつ女子だった様子。
しかし、そんな富山先生がなぜ、はなたちの「ロミオとジュリエッ
ト」に反対なのかについては、茂木先生からは教えてもらうことが
できませんでした。
☆★_ ☆★_
<葉山家>
その頃、蓮子からの手紙が晶貴の手に届きます。
晶貴と奥さんは蓮子がまさか演劇に出演するのではないかと、心配
になっているようでした。
☆★_ ☆★_
<大文学会当日朝>
控室では本番を直前に控えたロミオ亜矢子とジュリエット蓮子が最
後の台詞合わせをしています。
ジュリエットに自分の境遇を重ね合わせている蓮子は、思わず
「父上が決めた許嫁」のところを「兄が」と言い換えてしまいます。
亜矢子は、まるで瞬間湯沸かし器のようにカッときて「ちがう!!」
と鋭く間違いを指摘します。
☆★_ ☆★_
中庭に一人座り、緊張した面持ちの蓮子。
はなはそんな蓮子に「蓮子さんも人並みに緊張するんですね」と話
しかけます。
自分も緊張していることを蓮子に打ち明けたはなは、頃合いを見て、
「蓮子の家族への復讐」に自分もつき合うと言うのでした。
「どうせやるならとことんやりましょうよ」というはな。
蓮子は、冷静な顔をして、なぜ突然はながそんなことを言いだした
のか理由を聞きます。
「…それは、友達だから」
はなは、力強くそう答えるのでした。
蓮子は眼を見開き黙ったまま、何か思いを巡らせているようです。
☆★_ ☆★_
開場時間が迫り、校長室ではブラックバーン校長が「そろそろ行き
ましょうか」と茂木先生、富山先生に声をかけますが、富山先生は
「仕事がある」と言って、一人どこかへ消えてしまうのでした。
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☆★_ ☆★_
<開場>
ぞろぞろとお客さんが入ってきます。
ステージのソデから客席を覗き込む蓮子とはな。
すると、伯爵・晶貴が妻をつれて、険しい顔をしながら入場してき
ます。
配布されたプログラムを開けるなりジュリエット役を蓮子が務める
ことを知り、晶貴は表情をさらに険しくするのでした。
ブラックバーン校長がやってきて晶貴の隣に座ります。
晶貴は校長に「演目を中止にしませんか?」と持ちかけますが、ブ
ラックバーン校長は「あんた、何を言うてはるんや?」というよう
なあきれ顔で晶貴を見るのでした。
☆★_ ☆★_
<開演直前のベルが鳴る>
舞台のソデで、蓮子ははなに話しかけます。
蓮子は、自分もジュリエット同様に家に縛られて不幸になったから、
ジュリエット役をやろうと思った、と言います。
蓮子は14歳の時に、兄・晶貴が選んできた男と無理やり結婚させ
られ、16歳で子供を産んだのですが、嫁ぎ先は跡取りができると、
母親の蓮子を離縁して放り出したのでした。
蓮子
「今の私は空っぽ。生きていてもしょうがないの。」
蓮子は悲しそうにそう言うのでした。
「はなさんとは住む世界が違うの。友達になんかなれっこ
ないでしょ。…これ以上、私に近づかないで」
と蓮子は続けます。
はなは、泣き顔になりながらバッと蓮子の手を取り、こう言うのでした。
はな
「嫌です、そんなの。なぜだかわからないど、放っておけ
ないんです、蓮子さんのこと。」
「…あなたは、からっぽなんかじゃない」
蓮子ははなの言葉をじっと聞いています。
開演のベルがなり、幕が開き演劇がスタートし、蓮子はステージへ
と向かうのでした。
<ここまで>
そして次回に続きます。
【次回第30回のあらすじ】
<Yahoo! Japan テレビガイドより>
開幕直前、蓮子(仲間由紀恵)から衝撃の過去を告白されたはな(吉高由里子)は、舞台に飛び出して行った蓮子を、祈るようなまなざしで見守る。客席には蓮子の宿敵とも言える兄・晶貴(飯田基祐)の姿があり、蓮子はジュリエットのセリフに思いの丈をのせ、晶貴にぶつけてゆく。物語は進み、はなが急きょ演じることになった小間使いの出番に。しかしはなは緊張のあまり転んでしまい、大事な小道具の薬瓶をほうり投げてしまう…。
【感想】
どうですか。
「なぜジュリエット役をやりたかったのか」をはなに説明する蓮子。
え、ちょっと待って!
蓮子は最初はロミオに立候補したけど、ごちゃごちゃあって、ブラ
ックバーン校長に急遽、ジュリエット役を命ぜられたんじゃなかっ
たでしたっけ?
それに、「芝居はどうでもよくて、自分の存在を外にアピールできれ
ばそれでOK」というような発言も蓮子はしていました。
つまり、総合的には「ま、どっちでもよかったんだけど、ジュリエ
ット役なら、晶貴に向けた自分の心情と台詞をかぶせることができ
るのでちょっとラッキーだった」というあたりでしょうかね。
(と、納得することにしました。)
☆★_ ☆★_
「復讐につきあって下さらない?」と最初に持ちかけたのは蓮子だ
ったように思いますが、はなが「復讐につき合う」と言いだした途
端に拒絶する蓮子はいったい…。
しかしはなに「友達」と言われ、「あなたは空っぽではない」と言わ
れ、すこしジーンときていたようですね。
☆★_ ☆★_
はなは蓮子にハマっている感じですが、はなとは一番の親友だとお
もっていた亜矢子には、少し辛い大文学会になってしまったようです。
修和女学校は女学校なので、ジュリエットをやったことがある、と
いう富山先生の辛い思い出とは「失恋」関係じゃないのでしょうかね。
(もしかして、「歴史は繰り返す」で亜矢子とはなみたいな関係のお
友達が当時の富山先生にはいたとかね…)
☆★_ ☆★_
晶貴の失言に茂木先生がプイって横向いた場面が面白かったですね。
あと、大倉澄子さんの気合の入り方もすごかったですね。
許嫁が来るからと男役は嫌がっていたのに「うりゃ~!!!」とか叫
んでました(笑)
☆★_ ☆★_
次回もお楽しみに~。
Don’t miss it!!
【主なキャスト】
安東はな(吉高由里子): のちの村岡花子
安東吉平(伊原剛志): 花子のお父
安東ふじ(室井滋): 花子のお母
安東吉太郎(賀来賢人): 花子の兄
木場朝市(窪田正孝):花子の幼馴染
木場リン(松本明子):朝市の母親
安東周造(石橋蓮司):花子の祖父
富山タキ(ともさかりえ):英語教師
茂木のり子(浅田美代子):浅田美代子
醍醐亜矢子(高梨臨):はなと同室の同級生
白鳥かをる子(近藤春菜):はなと同室の上級生
ブラックバーン校長(トーディ・クラーク):修和女学院校長
スコット先生(ハンナ・グレース):優しい先生
葉山蓮子(仲間由紀恵):はなの親友となる
綾小路先生(那須佐代子):国語の先生
葉山晶貴(飯田基祐):蓮子の兄。葉山伯爵
畠山鶴子(大西礼芳):はなのクラスメート
ナレーション(美輪明宏)
原案: 村岡恵理
脚本: 中園ミホ
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最後までお読みくださいましてありがとうございした。
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